新井健史&進行豹 2019/11/20 23:31

『オクターブガールズ』キャスティング!(オファーをお出しする前段階のお話です) /進行豹

こんばんわです! 進行豹でございます!!!

https://ci-en.net/creator/4364/article/121297

の企画案によって動き始めた、
「音楽をつくる音を聞かせるバイノーラルコンテンツ」である『オクターブガールズ』


コア・アイディアを、

///

・ボーカル曲+バイノーラルボイスドラマ

・「音作りの音」をバイノーラル/ASMRで、物語をからめて聞いていただき。
 その積み重ねとして、完成したボーカル曲をお聴きいただくことで、
 「一曲ができあがるまでのドラマ」を包括的にお楽しみいただく

・1作品で1ジャンルを扱い、60年台~2000年台の音楽史をドラマとともに学べる構成とし、知的満足感をお感じいたただく(職業もの要素)

///

と定めましたので、まずは「どの音楽ジャンル」を第一作の題材とするかを、わたくし、あらけんさんにご相談申し上げました。

すると、あらけんさんはこうアドバイスをくださいました

「誰が歌うかを決定して、その方の歌声が一番生きそうなジャンルをはめた方がいいのでは?」


――なるほどです!!!!!!!

これはまさしくそのとおりとしか思えないので、それに先立ち、ボーカリストさんの選定を、ということとなりました。


そうなりますと次に考えるべきは

A:声の似ている声優さんとボーカリストさんの組み合わせを探し、
 「ドラマパートは声優さん」「ボーカルはボーカリストさん」とするのか。

それとも

B:「歌える声優さん」ないし「お芝居のできるボーカリストさん」に、ドラマもお芝居もおまかせするのか。

という点です。


A案の方が『うまくはまれば』クオリティをあげられそうな気もしないことはありません。

しかし

1:「まず演者さんにお芝居を収録いただき。そこでできあがった『キャラクターの声』をベースに、ボーカリストさんを選定しなくてはいけない」
2:「候補のボーカリストさんに断られ続けると、『あんまりあってないけど』という妥協をせざるを得なくなる可能性が発生してくる」

という点から、『B案の方が、我々のプロジェクトには好適だろう』と結論づくにいたりました。


――どのような方にお芝居とご歌唱とをお引き受けいただきたいか?

あらけんさんのご希望は、わたくしの解釈では「歌えること」という一点に尽きるように思えました。
他方、わたくしの希望は「素晴らしい台本解釈をくださり、その解釈を表現できる方」――というように、整頓できるように思われました。

台本を「正しく解釈する」ということの意味は、脚本家、あるいはレコーディングディレクターそれぞれ異なってくる部分かとも存じますが、
わたくしの場合には
「リスナーさんが、予測/期待するどおりのお芝居をする」ということであるかと感じております。

例えば

「あなたが悪いのよ」 というセリフをヒロインが発するとき

そこまでのヒロインの言動によって、「あ、どなられそう」とか、「刺されそう」とか、「見捨てられそう」とか、
そういう『なんとなくの予想』を、無意識にリスナーさんは(収録時にお立ち会いするわたくしも)たてていて。
その予測の範囲にあるお芝居をいただけますと、引っかかるところなくお芝居を聞き続けることができ、物語世界に安心して浸り続けられるのではないかなぁ――
と、わたくしは考えております。

で。

予測の範囲外のお芝居がきてしまうと 「ん????」 となって、お芝居の世界から現実に引き戻されてしまったりもいたしますよね。
それは「台本の解釈を間違っている」とか「解釈を表現する力がなかった」とか、脚本そのものが成立してないか」等の原因によって起きてしまう、大変悲しい事態です。
そうした事態が起きてしまうと聞いている側は。そこでサメてしまい、お芝居にもう、元のようにはハマれなくなってしまいかねません。

これだけ考えると「予想の範囲外に飛び出すお芝居はよろしくない」と、お感じになられてしまうかもしれません。


しかしながら、実際には。
予想の範囲外にあるのだけれど、「おおおおお!」「こうくるのか!!!」というお芝居をいただけることもございますのです!!!

「なるほど、このキャラクターにはこういう一面があるのか」ということを! 声で、お芝居で表現していただき!
結果、キャラクターのみならず、そのキャラクターが活きる世界まるごとが、より深みを得る。今展開されている物語世界に、さらにググっと引き込んでいただける
――そうした体験を、ひとりのリスナーとしても、あるいはシナリオライターとしても、幾度も重ねさせていただきました。

そのようなお芝居の源となる台本解釈を、わたくしは、『正しい台本解釈を超えた、素晴らしい台本解釈』であると感じるものでございます。


そうして極めて幸いでありがたいことに。
わたくしはいままで大変に恵まれた環境での作劇を重ねていただくことができ。
そのような『素晴らしい台本解釈』ができるかたたちにも、たくさん出会わせていただいております。


ならば、そこからは簡単です。

その方たちの中で、あらけんさんが「歌える」とご評価くださり。
かつ、この作品コンセプトにご理解をしめしてくださり、一緒に作品を作ってくださる方――
に、オファーして。そのオファーをご受諾いただけばよいだけのお話です!!

「いや!? 全然簡単ではなくない!!!?」
とわたくし恐れおののきました。


しかし! なんと!! すばらしく幸運なことに!!!!!

まさしくそれらの条件にどんぴしゃり!! の理想的な方に!!! オファーを!!! お引き受けいただけたのでございます!!!!!!


その方がどなたでいらっしゃるか! は、早ければ月内にもご紹介させていただけることかと現時点では思っております!

ので、どうぞご期待の上、ご予測などもいただけましたら幸いです!!
 

どうぞ、今しばらくお待ちください!!!!!

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