「オオカミさんは草で釣ることにした。」を作者が読み解く その3
プレイ開始
制作者的な話ですが、
ゲームスタート直後の動きについては、プレイヤーの皆さんにとっては一番
「何すればいいの?」
という状態になりやすいところだと思うので、私のこだわりとしては、
これでもかというほど説明するように作っています。
(あくまで私のやり方です・・・。)
で、今回もいろいろ工夫してみました。
プレイヤーを草まで誘導する
まずナレーションに
「草食動物が好きそうな草を集めてみましょう」 と言わせています。
さらに直後にウルフが
「確かあっち↓の方になんか生えてた気がしたな・・・」 とつぶやきます。
その通りに、下に行くとまたウルフが
「草は・・・南↓のほうに生えてた気がしたな」 と独り言を言います。
そして下に行くと看板があります。
いや、これだけだと分かりませんが・・・。笑
看板を調べた直後にウルフが、
「南↓だ 俺の野生のカンがそういっている」
と言います。念を押して下に行けと合図を送るわけですね。
これだけたくさん言わせてるんですよね。
気づきましたかね?笑
道案内については、特に最初は大事なので、例のごとく、だいたい3回くらい念を押しておくように心がけています・・・。
いや一回いえば分かるよ・・・。という人がほとんどでしょうが、
実は私自身が読み飛ばしやすい性格ですぐ会話中にボーっとしてしまい、
どこへ行ったらいいか分からなくなるので、これは自分に合わせた仕様です。
今回については特に、最初のうちはウルフ1人しかいなくて、
リンクでいうナビィ的な道案内キャラがいるわけでもないし、
移動目的先を常に表示できる機能を搭載してもいないので、
いろいろ「ナレーション」、「独り言」、「看板」で工夫しました。
ちなみに看板は今回の移動目的先を示すとっても重要な役割を担っていると思っていて、
調べると、進行度(ストーリー)に合わせてキャラが方向をコメントするようになっていますよ!
プレイヤー誘導のことばかり話してしまった・・・。
話題を変えます。
とても地味なことですが、移動の時「わんっ」というSEが入ります。(カワイイ)
次の記事では、オオカミさんがお花畑で たんぽぽ をつむところを解説します。
(カワイイ)