POTGAMES 2023/02/16 23:10

ギミックを作る

こんにちは!POTGAMESのとくれせんです!

いつもゲーム制作中に睡魔に襲われ、進捗報告が放置気味になりがちな自分ですが、今日は絶対更新するぞ!という強い意志のもと記事を書きました。
毎日更新とか動きがある人は本当にスゴいと思う。

さて、今回のゲーム制作小話ですが、
今日は作成中ゲームのギミックについてお話していきたいと思います。


 今回のゲームは「たこ焼き」を「作る」を題材にしたので、題材に沿った絵とギミックを作ってみました。

「たこ焼きを作る」をゲームに落とし込むにはどうしたらいいのか?

色々な方法が思いつくかと思いますが、単に決まったボタンに触れるだけで「たこ焼き」が出来ていくのも面白くないので、今回は「材料」を集めて、「焼き穴」に入れていくという過程を表現したいと思いました。

 たこ焼きの材料は「ダシ」、「粉」、「タコ」がメインです。ここであまり材料を分けてしまうと煩雑なシステムとなってしまうので、ダシと粉は「生地」というアイテムにまとめました。

 特にアクションゲームは、ルールが複雑だと良作でもプレイヤーにとって取っつきにくいものとなってしまうので、今作はできる限りギミックの見える化と、少ないボタン操作で分かるように作成したいと思っています。

 次に「生地」を取った状態で「焼き穴」に触れるとたこ焼きの「生地が入り」、再び触ると「タコが入る」というギミックを作りました。
 このまま続けて触ることで、生地がひっくり返るようにしてもいいのですが、同じアクションでは飽きてくると思ったので「火を点ける」というアクションをここで追加しました。点火ボタンは左右にあり、ボタンにボールが触れることで点火する仕組みになっています。

 この辺りからギミックとバックの絵が融合してきて脳が混乱するような視差効果が出てきてしまいましたが、まぁ自分はデザインのプロじゃないし、なんか面白いからこのままで行こうとなりました。

 火を付けた状態で焼き穴に触ると生地が入り⇒ひっくり返るアニメーションが再生されます。あとはソースとか仕上げの演出をもう一回加えてやることで、やっと「たこ焼き」が完成する仕組みが出来上がりました。ひっくり返る時などにたこ焼きを少し拡大してやることで、視覚的にもたこ焼きが躍動的にジャンプしているようで分かりやすく、割と面白いギミックになったと思います。(それにアニメーションをいちいち作らなくても良い!ソフト側の拡縮処理は演出面で見栄えを簡単に良くすることができるのでオススメです。)


文字量にすると複雑だが、実際にプレイすると手塩にかけた料理の如く意識しない間に消化されるギミックたち。料理とゲームは似てますね…。


「間」をスイッチに触れた時に入れることでギミックを押したことが一目で分かるようにした。ゲーム画像を一瞬止めるのなんか楽しい。スロットの演出はこれから考察予定。揃った時にキャラクターごとのカットインなんか入っても面白いなぁと考えています。

 ギミックについては「シナリオ」や「音楽」を作る時と同様に、思いつくものは全部作っていき、そこから削っていくやり方をしています。効率的ではないですが、作り手としてはアイディアを出し切った方がやりきった感は高いのでオススメです。(効率はくっそ悪いよ!笑)

【おまけ】
今回実装したスロットの「JACKPOT」はパチンコのチューリップみたいな物を意識していましたが、やっぱりパチンコとピンボールは別物なんだなー!と思わせる事象が起きてしまいました。
それは、下から打ち上げた玉がチューリップにぶち当たって即死すること…!
パチンコは上からの一方通行だが、ピンボールは行ったり来たりの往復だということをすっかり忘れていて、実装してから気がつきました。


救済措置として下から打った時はすり抜けるようにしてみたけど、なんだか手の込んだギミックになってしまったなぁ…。

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