あるぅ 2024/01/22 21:00

東京ゲームダンジョン4出展報告書(開発・準備編)

これまでの開発経緯、および東京ゲームダンジョン4の出展を決めた経緯と準備内容についてまとめていきます。

実際のゲームダンジョン4(ゲムダン4)に出た結果、および感想と、これからの話については、また別記事にしたいと思いますので、ご興味のある方だけ読み進めていただけたらと思います。

おさらい

自分は2DアクションゲームのIL13-Sonya.SA(kari)を制作しています。
SF世界のメカ娘がバッサバッサ敵をなぎ倒していくアクションをベースに、将来的にローグライト化する方向で現在開発・検討しています。

ちなみに、ゲームジャンルは違うのですが、このゲームの世界観的先祖である「IL13-Sonya(イリズリー・ソニア)」というタイトルをウディフェスというイベントに投稿しています。

名前同じじゃね!? ていう感じですが、今作っているタイトル側の名称が全く決まってないので、「.SA」と申し訳程度に違いを出してます…()
そして(kari)というワードをつけて、変える気まんまん感をプチアピール

ちなみにSAは「サイドビューアクション」の略のつもりです。
あとから知ったんですが、2D Platformゲームみたいな表記が正しいっぽいですね…!
まぁPJ名にもしちゃってるので、これで押し通させてください_(:3」∠)_

最終的にIL13-Sonyaの名前は残しつつ、サブタイトル的なものをつけて正式名称にしたいなと考えています。

これまでの開発経緯

記録が残っている限り、最初の画像を探してみると、以下が発掘されました。


SFですらねぇ!
なんか背景が明らかに西洋ファンタジーなんですけどぉ?

実は最初の1ヶ月位はケモミミっ娘ファンタジーアクションにしようと思ってた時期が、僕にもありました(そっちが好みって方は、スマンな…!)

自分は基本ずっと剣と魔法のファンタジーテイストのタイトルを作ってきましたが、今回はSF作品に挑戦です。
さらに、自分をゲーム制作沼に陥れたウディタから卒業し、Unityに初挑戦でもあります。

ウディタは10年以上自分の右腕となってくれた戦友でしたが、自分が好きなキャラアニメーションの作成に利用しているLive2Dとの相性が悪い状態が続いていました。

最終的に、ウディタもVer3.0の大型アップデートが施され、処理性能もアップしたのですが、やはりそれでも厳しいなという判断に至り、現在はUnityを勉強中になります。

4月以降のざっくりな流れ

作業管理として、フリゲ制作サークル時代から愛用しているTrelloを使っているのですが、雑スクショをすると以下のような感じです。

大体真ん中の8月くらいから本格的に今の見た目になっていますね。
実際お盆休みにブーストして制作した時期があって、ローグライト要素をちょっと作ってみたりとか、色々開発が進んだ時期でもあります。

去年の7月にはゲムダン4展示版で登場した今の雑魚とボスは一応動き始め、ちょっとずつ形になっていた時期で、
ちょうどこの頃に東京ゲームダンジョンの存在を知り、これに向けて頑張ろう!と決意して動き始めた時期でもあります。

その後ゲムダン4に向けて、ユーザーに向けたエフェクトやHUD、その他UIやイベント機能の整備を順次進めていき、
12月頭に、ゲムダン4の展示を手伝ってくださったジャッカルDさんに1度目のテストプレイ、1月にも調整したものを再度テストプレイ、そして本番を迎えるという流れで進めました。

ゲムダン4に出ることで、明確な目標ができ、1つのタイトルとして必要な要素をそれぞれ真面目に検討、実装していくことができたので、出展して本当に良かったなと思います。

東京ゲームダンジョン4の出展の流れ

ツイッター(X)で前回イベントのゲムダン3が目に入ったのがきっかけでした。
ちょうど7月くらいのゲームが最低限形になってきた時期にこのイベントの存在を知れたので、これだ!とすぐに次回開催に出ることを決めました。

まずはゲムダン3を視察

TGSなどのイベントには(もちろん見る側として)行ったことがあるのですが、どうやら個人ぽい人が開催しているイベントだったので、どういうものかを見るために、まずは視察を兼ねてゲムダン3に赴きました。

この時点でゲムダン4に出る気満々だったので、純粋に面白いゲームを遊んで楽しみつつも、自分が出展する場合には何を気をつけるべきか?という視点でダンジョン探索していました。

モニターにどんなゲームかわかるPVを流そう

まず真っ先に思ったのがこれでした。
タイトル画面の静止画表示が出ているだけのゲームだと、実際は自分が大好物のアクションゲームだったり、気になるカッコ可愛いキャラクターが登場するタイトルだったとしても、これなんのゲームだろう?と思うこともなく歩き去ってしまう事が多かったように思いました。
なので、自分が出すときには絶対モニターにPVを垂れ流そうと思いました。

他にもチラシや名刺を回収して、自分が作るときの参考にしたりなど、ゲムダン4に向けての資料集めをしていました。

印刷物の準備

基本オンライン活動で完結していた自分にとって、印刷物の発注はほぼ初体験でした。
と言いつつ、昔オフ会で遊びで交換するために、一度だけラクスルで発注したことがあったんですが、もう7,8年くらい前なので、データはあっても記憶が皆無です…

今回は価格の関係で2社に分けて発注しました。
チラシと名刺は「東京カラー印刷」さん、
A1(当人比)クソデカポスターは前回名刺でも世話になった「ラクスル」さんで発注しました。

チラシと名刺
https://twitter.com/aruutan/status/1745807241805189611

ポスター
https://twitter.com/aruutan/status/1746003244453867681

東京カラー印刷さんを選んだのは、ゲムダン4関係者が入っているディスコ鯖にておすすめされたやつの中で、自分がタブ固定していたのがこちらだったためです。
最終的に「プリントパック」さんというところが、他の候補としてよく名前を見た気がします。

ポスターは2枚だけ作りたかったんですが、東京カラー印刷さんの部数は10が最低で、当然お値段もお高めなので、ポスターだけ少なく頼めるラクスルさんにお願いしました。

名刺に関してはちょっと裁断でギリギリ感が出てしまったり、(よーーーく見ると)にじみやちょっと荒いところがありましたが、全体としてはいい感じに作れました。

名刺のぷち失敗に関しては、自分のデータが悪かったり、印刷方法との相性が良くなかった可能性があるので、また要チェックですね。
また個人的にはそれとは別に、ラクスルのデータフォーマットの充実感とか、発注前に自分でできるチェックフローなんかは良かった気がしますね。

ただラクスルさんはデータチェックに有料オプションが必要ですが、東京カラー印刷さんは相当やばいのは(納期遅れるけど)ちゃんと止める言ってくれる雰囲気でした。

その他の必要なもの

もう既に結構な文字数かつ時間も使っちゃってて良くない気がするので、ここから駆け足で行きますが、
印刷物以外にも
・PC
・スピーカー
・テーブルクロス
・ポスタースタンド(&ケース)
・アルコール消毒液
・チラシ&名刺置き場
・撮影OKのポップ(申し訳程度)
などを用意しました。

PCは元々持っていたSurfacePro(5)を使おうかと思ったのですが、全然スペックが足りない状態でした。
自宅にゲーミングデスクトップがあるのですが、流石にフルタワーゲーミングデスクトップを持っていくのは、自宅のセットアップも毎回崩す必要があって輸送費用以上に大変なので、今回のためにゲーミングノートPCを購入しました。
実家帰省時にも本拠地レベルで開発ができるようにスペックに余裕をもたせたかったので、BF2042もプレイできるくらいの強強スペックです。

あと、何と言っても大事なのは助っ人!
自分一人でも出展をやってやれないことはない(というか、近隣の半枠ブースはだいたい一人でした)んですが、いるならいたほうが良いじゃん!ってことで、
いつも一緒にゲームして遊んでいるジャッカルDさんを捕縛して、助っ人参戦をお願いしました。

上でも書きましたが、テストプレイなども引き受けてくれたおかげで、初Unityで期間の割に良いデモ版が作れたと思います!ありがとうございます!

さて、めっちゃ長くなってしまったので、準備編はここまでとさせていただければと思います。
多分、あと当日編と、その後反省編ができそうな気がしています。

次の投稿までしばしお待ち下さい!

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