わかり かねる 2023/11/08 15:02

戦闘機ゲーム「コンバットエース」の開発4.5 ミサイル誘導ロジックの進化と詳細解析

皆様、こんにちは!「コンバットエース」の開発日誌、特別編の今回は、ミサイル誘導ロジックの大幅な進化に焦点を当てて、その技術的な深堀りを行います。

以前の誘導ロジックは、目標の将来位置を予測してミサイルを飛ばすというシンプルなアプローチを取っていました。これは、目標が直線的に移動する場合には高い命中率を誇るものの、実際の戦闘では目標機が様々な方向に機動するため、特に敵機の背後からの攻撃時には不利という問題がありました。つまり、プレイヤーが巧妙に敵の後ろを取るという戦術を用いても、その努力が報われないケースが多く見受けられました。

そこで、私たちはミサイルの誘導方式を「比例航法」に基づいたシステムへと移行することに決めました。比例航法は、目標の位置だけでなく、目標との相対速度と相対加速度も考慮に入れることで、よりダイナミックな状況に柔軟に対応することができる誘導方法です。これにより、ミサイルは目標の予測される動きに対して、自身の飛行経路を継続的に調整していくことが可能になります。

実際の実装では、ミサイルが目標との現在の位置ベクトル(LOS: Line of Sight)を計算し、そのLOSが時間とともにどのように変化しているかを検出します。そして、LOSの変化率に基づいてミサイルの飛行経路を修正することで、目標が急激に方向を変えた際でも追従できるようになります。

この新しい誘導ロジックにより、ミサイルは目標の後ろにいる場合でも、目標が突然方向を変えたり速度を変えたりしても、より効果的に追尾し、命中する確率が高まりました。プレイヤーの戦術の選択肢が増え、戦闘がよりリアルで戦略的なものになります。

さらに、この誘導ロジックは、目標が予期しない動きをした場合に、ミサイルがその動きを「見逃す」確率を減少させるため、ミサイルが目標を失うことなく、継続して追尾することができるようになります。これにより、プレイヤーは目標の動きを予測し、戦闘の状況に応じて柔軟に戦術を変更することができるようになります。

この技術的な進歩は、私たちが目指す「ゲームとしての楽しさ」と「リアリズム」のバランスを取るための重要なステップです。プレイヤーにとって、敵機を追尾し撃墜する達成感は、このリアリスティックな誘導システムによって大きく向上しました。

私たちはこれからも、よりリアルで戦略的な戦闘体験を提供できるよう、プログラミングとゲームデザインの両面で革新を続けていく所存です。皆様のご意見をお待ちしておりますので、どんな小さなフィードバックでも構いません、ぜひお寄せください。

それでは、また次回の更新でお会いしましょう。引き続き「コンバットエース」をお楽しみください!


今回もChatGPTに記事を書いてもらいました。今回はミサイルの誘導ロジックの詳細についてです。
シンプルな誘導ロジックに対する比例航法の優位性がよく分からなかったので、備忘録的に記事を書いてもらいました

今回の実装においては、ChatGPTが大活躍でした。ほぼ修正なしでほぼ完璧に動作するプログラムを書いてくれました。すばらしい。
ただ、ロジックが完璧すぎて避けるのが難しいという別の問題が発生してしまいましたが…この部分は人間による泥臭いチューニングが必要ですね。

それでは、また次回の更新でお会いしましょう。引き続き「コンバットエース」をお楽しみください!

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索