コンフィグ設定【TRP_SkitMZマニュアル】

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TRP_SkitMZの設定用プラグイン「TRP_SkitMZ_Config」には設定パラメータがたくさんありますが、だいたいの項目は各コマンドの解説ページや、スタートアップ説明ページで紹介しています。

ここでは、他の記事で紹介できていない項目に絞って解説していきます。


【必須設定】

立ち絵キャラクター設定

キャラクター名について

入力キャラクター名は主に、文章表示で発言中のキャラクターを判別するために設定します。

「ネームボックス使用」がON/trueの場合にはネームボックスに設定された名前のキャラクター。「ネームボックス使用」がOFF/falseの場合には「文章表示の1行目の先頭部分に入力キャラクター名がある場合」 に、そのキャラクターが発言したセリフと判別されて、オートフォーカスや制御文字コマンドでの動作対象となります。

また、キャラクター名は、実際にゲーム画面で表示される名称です。(入力キャラクター名で判別され、キャラクター名に置き換えられます。)

以下、シズというキャラクターを例に、いくつかのパターンを説明します。
例)「【キャラ名】」と入力してそのまま表示
キャラクター名:「【シズ】」
入力キャラクター名:「【シズ】」

例)「キャラ名:」と入力して、そのまま表示
キャラクター名:「シズ:」
入力キャラクター名:「シズ:」

例)「【キャラ名】」と入力して発言者を特定し、メッセージウィンドウへの名前表示は省略
キャラクター名:「」(なし)
入力キャラクター名:「【シズ】」


なお、複数のキャラでキャラクターのフォルダ名を共有することはできません。たとえば、「シズ」というキャラを一時的に「???」という名前で表示させたい場合などは、name/名前コマンドを使用して表示名を一時的に変更してください。

(※入力キャラクター名から表示キャラクター名に正しく変換されない場合には、入力キャラクター名がキャラクター名よりも短くなるように調整してください。基本的には入力キャラクター名はキャラクター名表示や付加する制御文字の記述を省略したり、他のキャラと名前の一部かぶる場合に判別できるように区別するためのものです。)

キャラクター名に制御文字を使う場合

また、入力キャラクター制御文字を使用する場合は、バックスラッシュ「\」が2つ必要となりますのでご注意ください。
例)
キャラクター名:「>シズ」
入力キャラクター名:「\>シズ」

ただ、基本的には入力キャラクター名には制御文字を使用しない方がシンプルにかけるため推奨します。
例)
キャラクター名:「>シズ」
入力キャラクター名:「\>シズ」


ポーズ差分設定

ポーズごとに「表示位置」や「アニメーション表示位置」の調整を行うことができます。
(Y方向の位置調整は↓方向が正、↑方向がマイナスなので注意)


【表示位置の一般設定】

立ち絵の重なり順

通常のピクチャはピクチャ番号が大きいほど上に重ねて表示されますが、立ち絵用のピクチャは他の一般ピクチャに対して上に表示するか下に表示するかを指定することができます。

立ち絵の表示位置

立ち絵の表示位置をメッセージウィンドウの上端に合わせるか、画面の下端に合わせてメッセージウィンドウと被せるかを指定できます。

立ち絵のy座標調整

立ち絵の表示位置のy座標を調整できます。

ポジションの略称設定

各コマンドの位置パラメータに使用する数値を名前をつけて登録できます。

マニュアル内の各コマンドの例で使用しているleft,左といった位置名もこの略称設定項目にプリセットで登録された位置名です。


モブキャラの登録

立ち絵は無いけど、会話相手として登場するキャラクターの名前を登録しておけます。

登録しておくと、メッセージの発言キャラに合わせた立ち絵の自動アンフォーカス機能が働きます。

mob(モブ)コマンドで一時的に登録することもできます。



【自動モード設定】

登場コマンド

自動モードON時に文章表示で発言キャラが登場する際に使用する登場コマンドを指定します。

独自の登場マクロコマンドを使用する場合は上部の「テキスト」タブを選択し、入力フォームにマクロ名を入力してください。

また、自動モードでの退出コマンドは【退出系コマンド】カテゴリの「デフォルトの退出コマンド」項目で指定可能です。

表示位置の優先度

設定した順の位置にキャラクターが表示されます。

[左,右]の順に設定すると、始めに画面左、次のキャラは画面右に表示されます。

[左]の場合は常に左に1キャラだけ表示され、次のキャラを表示する際は始めに表示したキャラは自動で退出します。

また、[左,右]と設定した場合、登場コマンドで「右」に手動で表示すると、次のキャラは空いている「左」側に表示されます。(手動で「左」に表示した場合は、次のキャラは「右」)


自動表示時のウェイト

メッセージで立ち絵の自動表示時にウェイトをはさみメッセージの表示を遅らせるせっていです。
0でウェイトなし、-1で表示完了まで待機、1以上で任意のフレームだけ待機させられます。




【多層レイヤー使用の設定】

多層レイヤーモード使用に関する設定です。
詳しくは多層レイヤー表示を使用を参照してください。



【詳細/上級設定】

表情先読み無効化

立ち絵を表示時に、登場コマンドの直後に登場させたキャラのメッセージ、かつテキストの先頭に表情・ポーズ変更制御文字(\SEまたは\SP)が指定されている場合、その評定とポーズを先読みして変更した状態で立ち絵キャラが登場します。

「表情先読み無効化」をOFFにすることで、この機能を無効化します。


【出現系コマンド】

出現ポジション(デフォ値)

出現系コマンドなどで位置パラメータを省略した際のデフォルト値を指定します。(初期デフォ値はleft)

プッシュイン間隔

キャラの出現位置の周りにすでにキャラが居た場合に押しのけ(プッシュイン)ますが、どれくらいの距離までのキャラを押しのけるかを指定します。

プッシュインスピード

プッシュインで押しのけられるキャラの移動スピードを指定します。


【動作系コマンド】

移動スピードの略称設定

移動スピードの値に名前をつけて登録できます。


【演出系コマンド】

《アニメーション》の設定 > アニメーションの登録

アニメーションIDに名前を付けて登録できます。
登録したアニメーションはデプロイメント時の未使用ファイルの除外の対象になりません。



上記以外の設定については、他ののページで説明しているか、各コマンドのデフォルト値の設定項目となりますので各ページを参照してみてください。

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