フロントビューバトルとサイドビューバトル
戦闘ビューについて
唐突ですが、制作中のRPG、
『時を診る猫』の戦闘画面はフロントビューバトルです。
これって適当に決めたわけではなく、ちゃんと理由があります。決して横向きのキャラを作るのが面倒だったというわけではない
それは、時を診る猫は主人公の名前を自分で決めることが出来ますが、
これは誰かの物語ではなく、あなたの物語、という体だからです。
フロントビューバトルはいわばFPSであり、
サイドビューバトルはTPSですよね。
これ気付いた時ハッとなったんですが、
ドラクエはフロントビューバトルで、
FFはサイドビューバトル……
ドラクエは自分が主人公の物語であり、
(主人公の名前を自由に決められる、主人公が喋らない、等…)
FFは誰かの物語……
(主人公はセシルやバッツなど、誰か)
ちゃんと意識したのかどうか、
それにあつらえたかのような戦闘ビュー設定になっている。
名作はさすがだな、と思いました。
自分の作る物語は、誰かの物語を見るのではなく、
自分自身が体験しているかのように
感情移入が出来て没入出来ることを大事にしているので、
自ずと「あなたの物語」形式になるんですが、
そうなると戦闘ビューはフロントビューバトル一択になります。
作によってはイレギュラーで
サイドビューになることもあるかもしれませんが、
そういう思いを持ってビュー設定をしています。