上顎 2024/02/17 18:00

ロボット少女は夢を見る - 制作記その49- チラシを作る話

ロボット少女は夢を見る の49回目の記事はチラシを作る話です。

以前の記事でTOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2024 という
インディーゲームのイベントへの参加が決まったお話をしました。

そんなインディーゲームのイベントですが
似たイベントの同人誌の即売会と大きな違いがあります。

それは大多数がモノを売ることがメインでは無いということです。

基本的に
 体験版をプレイしてもらう
  →興味を持ってもらってSteamなどで完成版を買ってもらう
上記の流れが主な目的です。

ですが一度遊んだだけでゲームを覚えてもらうのは難しい…
と言うことでチラシを用意するというお話です。


さてチラシと聞くと
「チラシってホントに必要?」「いらないなら無駄な出費じゃない?」
と思う人も多いでしょう。

ですがこのチラシには明確な目的があります。

まずゲームが発売前・発売後どちらであっても
イベント出展の目的は
Steamなどの販売ページにアクセスしてもらう事だと思います。

ですがイベント会場で「このゲームいいなぁ」と思われても
遊び手が帰宅後に自宅のパソコンでそのゲームを検索しなければ
この目的は達成されません。

イベント参加した日は家に帰っても疲れていたり、
一晩寝たらゲームのタイトルを忘れたり…

とにかく帰宅後もずっと遊んだ人に覚えてもらうのはとても大変です。

そこで便利なのがチラシというわけです。

たとえ鞄やポケットに入れてクシャクシャになったとしても
ゲームを思い出すには十分です。


さてそんなチラシ、
内容としては最低限で良いと思います。

・大きめのタイトル名
・メインビジュアルやスクショ画像
・ジャンルやプラットフォーム(WindowsPC など)の情報
これらが載っていれば十分だと思います。

…十分だと思うのですが、
ちょっとでも興味を持ってもらえるように
今回は専用の絵を描いてこんな感じにしました。

ゲーム画面が一切無いですが、漫画風にすることで目を引き
「どんなゲームか見てみたい」と思われると良いなぁ
と思いこんな感じにしました。

これが吉と出るか凶と出るかは…分かりません。

どれくらい効果があったか知りたいですが、
チラシについて「良かった」「悪かった」などの感想を聞く機会は
なかなか無いんですよね。


チラシについての小話がもう1つ
それは「外国語版」をどうするか…?という話です。

インディーゲームのイベントは日本人だけでなく外国の方もいます。

以前、東京ゲームショウのインディーゲームコーナーに行ったときは
日本語がほぼ喋れない英語圏の方が
作り手として参加していたこともありました。

私はそのゲームのキャラクターに
大好きなコーギーという犬が出ているという理由で
「おー…アイ ラブ コーギー!」と片言の英語で話しかけて遊んでました。

また自作のゲームを販売する際、
海外のパブリッシャーさんと協力することで
効果的に宣伝するという可能性だってあります。

そこで外国の方向けに
英語版のチラシを用意する作り手の方も結構います。

でもチラシを2枚用意するのもなぁ…と思うかもしれませんが
そういう方がよく使っている方法として両面印刷があります。

片面は日本語、もう片面は英語にすることで
2つの言語のチラシを1枚に収めることができます。

機能的だなぁと思う反面、大抵の印刷会社が

 両面カラー印刷代金 > 片面カラー印刷代金x2

なので別々に印刷した方が安いのが悩みです。
しかも配るのは日本語版の方が圧倒的に多いですし…


チラシの話、いかがでしたか?

意外と話すことが多くて長くなってしまいましたが
読んだ方のためになれば幸いです。

以前話に出た「東京ゲームダンジョン」では
チラシを置く専用のコーナーがあったりするので
作っておいて損はないです。

また印刷には7~10営業日ほどかかるので
イベントの日から逆算して間に合うように印刷しましょう!

そして私は…
チラシで誘導すべき販売ページがまだ公開できていないので
早く公開してウィッシュリストに登録できるようにしたいと思います。

それでは、また次回!

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