【雑談】「10本売れるか分からないゲーム」を丁寧に作る。
こんばんは。相変わらず公開できる進捗が何もないのでまた雑談でも書こうと思います。
今回はゲーム開発中の心境に関する話題で、
10本売れるかどうかさえ怪しいゲームを丁寧に作っている自分に驚くばかり
というちょっとした話です。
ここでは
- 今作っているゲームがマジで売れる気がしない
- でも適当に作る気も全くない
といった点について書いてみますね。
開発中のゲームが売れる気が全くしない
まずはじめに正直なことを言うと、今作っているゲームが売れる気が全くしないです。
そう思う理由は色々あるのですが、大きなものを3つ挙げると
- 個人開発のFPSなんてまず需要がなさそうだから
- 売れるほどのクオリティ・ボリュームを出せそうにないから(※丁寧に作ってはいるが、自分の実力が売れる水準に届きそうもない)
- 効果的に宣伝できる気がしないから
という感じです。
特に宣伝に関しては貧弱極まりなく、パブリッシャーがついているわけでもないし、Twitterもムカついてやめちゃったし…ということで丸腰そのものです。当然ながら人は知らない製品は買えないのでこれではどんなに丁寧にゲームを作っても売れないでしょう。…なんかいい宣伝方法があればよいのですが。
(ちなみに後でプレスリリースを送りまくるつもりですが、それでも効果的な宣伝になるかどうかは怪しいですし、クオリティの問題で無視される可能性のほうが高いので悪あがきかもしれません。)
…と、こんな気の持ちようなので開発自体は楽しいけどやっぱダメなんじゃないか、という不安がのしかかっているのが辛いところです。なにせ私には売上本数ゼロのトラウマ(※)がありますからね…。開発中は常に「どうせまたダメだよ」「頑張っても報われないかも」といった負のオーラが滲み出ていてヤバいです。冗談抜きでたまにボキッと折れそうになります。
※売上本数ゼロのトラウマ…今年6月に海外サイトでゲームを販売したら1本も売れなくて吐きそうになった、という悲しい出来事。これに関しては原因は明らかで反省点は色々あるのですが、売れなかったのは事実なのでショックでした。
だが手を抜くのは納得いかない
ただこんな心境ではあっても、ゲーム開発の手を抜く気には全くならないのには自分自身驚きました。売れるかどうかも分からんゲームをひたすら丁寧に作る。普通の人だったらまずやらない狂気の沙汰ですね。
これ何でだろうな?と私自身不思議だったのですが、考えてみれば
どうせ作るなら(最低限)自分自身が納得できるゲームを作りたい
というのが根底にあるのだと思います。だから売れなさそうだからといって適当に作るのは確実にモヤモヤするわけです。
たぶん、商売という観点ではこういう姿勢は正しくないのかもしれません。しかし納得いくまで丁寧に作ったほうが自分自身としては楽しいと思うので、その辺はなるべくブレないようにしていきたいです。
おわりに
以上、ごく簡単ではありますが「またゲームが売れなさそうだけど丁寧に作り続けるぞ」というお話でした。ご覧いただきありがとうございました。
とりあえず今回もダメもとでやってみて、本当にダメならまた改善して次に進もうと思っています。ゲームをまともに作って売るのは私にとってはかなり難しいですが、やりがいはあるので粘り強く取り組みたいです。