私の自作FPSがシリアスサムっぽい理由【ゲーム開発裏話】
こんばんは!
今回はゲーム開発の裏話的な内容で、タイトルの通り
私が作るFPSがシリアスサムっぽい理由
について詳しく書いてみようと思います。なんでそんなことを書こうと思ったのかというと
の3作について、SteamのレビューやYouTube・Ci-enのコメント等で
なんかシリアスサムっぽいよね
って散々言われまくっているのでこの点について一言書いておきたくなったからです。
…といっても別にそう言われて腹が立ったとかではなく「似てしまったのは偶然でしかもちゃんとした理由がある」という点を知って頂けたらいいなと思いました。
そこでここではなんで私のFPSはシリアスサムに似てしまうのか?という点について詳しくお話しますね。
結論:高度な敵AIを作れないからシリアスサムに似たゲームになった
まず結論なんですけど、私のゲームがシリアスサムに似てしまう一番の理由は
高度な敵AIを作れないから
です。
私は独学素人ゲーム開発者ゆえに高度な敵AIは作れません。なので
単純な敵AIしか作れなくても、敵をたくさん出せば動きを誤魔化せるだろう
と思って敵がいっぱい出るFPSを作りました。そしたら結果としてシリアスサムに似てしまったというわけです。
シリアスサムのことはコメントで「似てる」と言われるまで知らなかった
実は私はシリアスサムのことはコメントで言われるまで全然知らなくて、何回か言われた後に確認したところ「あー、確かに私のFPSはこのゲームっぽいな」と納得しました。
しかし割と最近になってシリサムをプレイしたら私のゲームとは感触が全然違うではありませんか。シリサムのほうは流石に面白いなぁとしみじみ思いました。やっぱシリーズを重ねているだけあって「シリアスサムというジャンル」として洗練されている気がします。
そういう点では私のゲームはまだまだだなーという感じなので、意図的ではないとはいえ「シリサムっぽい」ゲームを作っているからには自作ゲームがもうちょっと面白くなるように精進したいですね。
今後はシリサムっぽさを残しつつ自分なりのFPSを作りたい
ちなみに今後はシリサムっぽさを残しつつも自分なりに進化させたFPSを作りたいです。具体的には
- 撃ちまくれる(リロードや弾薬探しが必要ない)
- 大量の敵が襲い掛かってくる
という2点が最重要ポイントになると思います。
まず私はYouTubeで銃のリロードモーションを一日中眺めていられるほどリロードが好きなのですが、自作ゲームにおいてはテンポが悪くなるという理由から今後もリロードなしのFPSを作ることになると思います。
あと私は弾薬探しが大嫌いなので、弾薬探しが必要なく(=所持弾数無限)敵の大群を撃ちまくれるFPSを今後も継続して作ろうと思っています。
敵AI作りと自作FPSの変遷
さて話が逸れましたが、ここまで「高度な敵AIを作れなかったために自作FPSがシリサムっぽくなった」というようなお話でした。
それにしてもFPSでは敵AIが割と重要になるものの、私は未だにきちんとした敵AIを自作できていません。FPS用の敵AI作りは難しく、これまで5年ほど取り組んでもまだまだ道半ばです。
振り返ると最初にFPSを作ったのが2019年頃で、そのときは敵の移動処理すらわからず動くキューブを撃つだけのFPSでした。
2作目のFPS(下の動画)でようやく動く敵を実装できましたが、このときは行動パターンをスクリプトに直書きするなどかなり素人っぽい実装になっており、敵のバリエーションを増やせずやはり動くキューブを撃つのがメインになってます。
3作目のFPS(2021年)でようやく実用的な敵AIを実装でき、そこそこ面白いと言ってもらえるようになりました。
https://youtu.be/gDas9jQvTAs
4作目の1本も売れなかったFPSでは動画に「シリアスサムっぽい!」というコメントが初めてつきました。でもこのときはたまたま機嫌が悪く、「○○っぽい」というのが癪に障ったのでコメントを消しました。
https://youtu.be/-Mt1bK0l2X4
最後に、前作「アリスとガトリング」と新作「ミオと灼熱の夏」はまあなんていうかシリサムっぽさ全開のゲームになっております。敵AIはどちらも相変わらず単純ですが、新作のほうは多少マシになっておりある程度複雑な行動をとらせることもできるようになりました。
https://youtu.be/e1JANePF8KM
https://youtu.be/UdcOmRc4Ko8
おわりに
以上、「私のFPSがシリサムっぽい理由」や私の自作FPSの変遷に関する裏話でした。ご覧いただきありがとうございました。
ついでにお知らせなんですけど、新作FPS「ミオと灼熱の夏」は7月中旬ごろにリリースする可能性が濃厚になってきました。もうゲームは完成しているのにお待たせするような形になってしまい申し訳ないのですが、具体的な日付が決まったらまたお知らせしますので楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
ではまた何かありましたら投稿します。