夢見月すぐる 2023/05/30 18:45

第17回 夢見月研究所 デッサンが先かクロッキーが先か



CV:さとうささら(CeVIO)
対策と傾向

学校で、特に印象に残っている出来事は、「対策と傾向」でしょう。
国語の入試試験で考えると、例えば漢字の読み書きの問題ですと、
新聞でよく使われる漢字がよく出題されるのが傾向で、
よく使われる漢字が常用漢字として、毎日少しずつ覚えていくのが対策です。

この一連の流れを、「論理構成」と呼び、10年以上掛けて覚えていくことが、
学校から求められる試験内容です。これが、どういったことに活用されていくるのか?
その話を今回はしていきます。

思想と信仰

続いて、思想と信仰について考えていきます。
一番わかりやすい事柄ですと、SNSですね。

とりあえず神社や寺に行こうという考え

日本に限った話ではありますが、何か困ったり、悩んだり、誰かと話したいとき、
まず神社や寺に行くという風習があります。「駆け込み寺」とも言われてますね。
それが図書館になったり、学校だったり、塾だったり。変わることがあっても
本質は同じです。今では個人ブログになることもあります。
ネットで特に多いのがSNSです。
これがざっくり言う日本の思想です。

次は信仰の話です。その人が何を信じているのかを知るのは、
行動する時に重要な手がかりとなります。

誰かにお願いして、それをかなえてくれる。誰も出来ないことは神様に託すという信仰

これが日本の信仰になります。より多くの人が集まる場所にいけばいくほど、
かなえてくれる確率が上がる、という考えで、人が多く集まる場所を本能で好んでいます。ですが、よく映画やドラマでありがちな、人里離れた山地や森の奥深くに仙人が住んでいて尋ねにいく描写がありますが。あれと同じ事をしないと大体解決しないのが
現状です。仙人は出世やお金に興味がないのも本当です。

思想と信仰も、対策と傾向も本質は同じ論理構成

論理構成とは学校で国語の授業で習う作文の書き方みたいなものです。
ですので、国語の授業は割と重いです。

美術の話に戻します。
絵に関して悩んだら、洞窟の壁画と埴輪の造形を意識すると大体解決します。
壁画、埴輪。この2つが、美術における神社にあたります。

これで、前置きの話がつながりましたね。

その中で疑問に感じるのは、デッサンとクロッキーは何なのか、
実を言うと、具体的に説明出来る人は少ないです。今回はその話をしていきます。

投影と造形(対策と傾向 信仰と思想 と同じ解釈)

人の認識は洞窟を照らす灯りから映る投影を見ている、とされています。
まず、投影を描くことが絵を描くだい一歩です。これが洞窟の壁画です。

そこから、造形を行い、円筒形に見立てて形を組み合わせる造形のことを埴輪と
呼んでいます。

デッサンは投影 クロッキーは造形の考え方

となっており、難しく考えなくて大丈夫です。
投影と造形 と言い換えてもよいかもしれません。

総評 
絵を描く時はまず投影(モチーフ。縁日にあったお菓子の型抜き)を意識。
その後造形(円筒形に見立ててモチーフを描くこと)これらを応用して
平面構成の構築。これらが美術の学校で学ぶこと、美術の教科書に書かれているないようです。余裕があったらパースも、無理には覚えない。という現状です。

これからどうするのか

今回の記事で丁度一年となります。実を言うと、ここまでが美術の教科書や参考書に載っている内容で、まだ不十分です。というのも、肝心の漫画の元祖である浮世絵はどうなの?ということに具体的には触れられてなく、それらを踏まえて何をしていくのか?
あなたはどういった手法で絵を描くの?あなたの意見が聞きたいという解答が出ていません。次回で、独学としての自分の絵の描き方、漫画について、の話をして、一端
夢見月研究所はお休みとして、以降本日のイラストなどの記事を作っていく予定です。
ブログでの考察は、漫画にもする予定です。本来、4年から6年かかる美術のノウハウを1年でどうにかしたので、自分としては及第点だと思います。これが自分の限界です。



※詳しくは前記事以降参照 以下復習
デッサンの一例






クロッキーの一例





デッサン、クロッキーの応用。平面構成。いわゆるイラスト

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