夢見月すぐる 2023/01/20 15:15

【かぐや姫と鏡の国】軍師として見て、SNSの口コミはどう映っているの?



CV:さとうささら(CeVIO)

この話を触れるのは普通に難しいですね。

仮に自分がお花を摘んでいる最中に目の前の壁に色々な口コミが浮かんできたら、
いいから黙っていてくれ!としか感想は出てこないんですよね。

それ以外の解釈はないし、あったとしたらパラレルワールドに引き込まれてしまっているのではないのでしょうか。

かぐや姫の話なのか?今自分の身に起こっていることの確認と復唱なのか?

状況確認。
まず、SNSはその人が今自分の身に起こっていることの確認のための口コミに、似た体験をしているひとが集まって反応している。つまり確認と復唱の話が多いです。

これは、ホラー映画にありがちな、憔悴しきった主人公が薄暗い洗面所で顔を洗って、
鏡に映った自分の顔を見つめる場面とおなじ状況ですね。自分の顔を見ることで、自分がそこにいると確認して、自我を保とうとしているのです。

そんな心境で、色々な口コミがたくさん溢れているというのは、現実には存在せず、鏡に映りこんだ知らない人が突然しゃべり出して、鏡に映った自分と突然対話をはじめるようなもので、当事者はパニックになるし、そりゃ揉めるよね、って事です。

いいから黙っていてくれ!という反応になります。

かぐや姫の話とよく似たやりとり

他によく見るやりとりは、武士とかぐや姫の関係みたいだな、と思います。
かぐや姫が月に帰るのをやめさせて、何とかして結婚したい。困ったので無理難題を
提示する。すると、無茶な要求だと揉める。それから、どんどん人が集まってきて
にぎやかになる。収拾がつかなくなり、武士とかぐや姫が反省文を書かされる。

今回の騒動でだれが悪いのか?と犯人捜しがはじまって、竹取の翁が悪くなる。

うん、そうだねという姿勢。うん、でもねはNG

SNSでやりとりするときは、うん、そうだね、という姿勢が最適解で、
うん、でもねと自分の考えを述べたりするのは、完全にNGです。

こんな感じですね。軍師の進言としては。

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