夢見月すぐる 2023/01/26 15:27

夢見月研究所 第8回 人間関係の平定・浮世絵と統合整備

まず人間関係の話から。
電子辞書で調べて、こうなんじゃないかという考察と推測がこれまでの記事でやってきた
ことでした。それを通して、ここまで絵を描くことが難しいもので、常人は手を出してはいけないものとされているのは、人間関係が深く関わっているからだと推測します。
そのため、作品を完成させるのは、人間関係の平定をしなければなりません。

趣味は定年してから楽しむもので、仕事に専念して一生をすごすものという考えはどこから来たのか?

調べた所、日本地図を作った人が生きたあたりの江戸時代とのことでした。
逆に、趣味と仕事を両立することで、充実した人生と仕事の成果が生まれるという考えは、明治時代とのことでした。当時の資料で確認してきました。

なぜ江戸時代の考えを現代に通そうとする人がいるのか

そうしたほうが、都合が良い事情が何かあるのでしょう。
詮索はしないほうがいいです。

成功と失敗。結果の関係

体育の跳び箱で考えて見ましょう。跳び箱を跳ぶための動作や姿勢を覚えて、体力作りをすることは、仮定で、跳び箱を跳ぶことが出来たのなら、成功ですが、
5段飛ぶことが目標ならば、失敗ということになります。

その時、目標を設定していない当事者は成功であって、失敗ではないわけです。
ですが、周囲の人が失敗だといえば、失敗となります。
ですがそれらは、ひとつの結果を別の見方で解釈しただけなのです。
これを、洞窟の比喩の見方で解釈すると

まず洞窟内を照らす松明(灯り)があり

論理構成→跳び箱を跳ぶための条件を揃えて飛んだ→ひとつの結果
構造化分析→跳び箱 ジャンプ台 マット これらを構成して、人間がひとり、それを飛び越えた 

投影として見る→跳び箱は何段なのか?跳んだ人はだれなのか?などを見る

このとき、投影のみを見て判断すると、見誤ることになったり、意見のすれ違いが起きます。

大体の場合、投影のみを見ていることによる問題が起こる場合が多いです。

となります。

この解釈が非常に重要で、これから先もずっと続きます。
人間関係の話はここまでで、次の話に行きましょう。

前回までの話をまとめると、まず漫画とイラストは浮世絵であり、
浮世絵は洞窟の壁画の理論、投影に対し、記憶が曖昧で描けない部分は埴輪で補うという
考えから、それらを簡単な図形に置き換えて組み合わせて配置したものを浮世絵と定義する、という話でした。

これは学校の学科でいくとどれなのか?

学校の授業は論理的思考を主軸としています。それに対して、浮世絵はそこに構造化分析を使って論理構成されています。つまり非常に難しいということです。

構造化分析を主軸とした学科は、家庭科ではないか、と見ています。

美術や図工ではないのか?

美術は洞窟の壁画の理論をそのまま使った考え方で、図工は何かと何かを組み合わせるという考え方で、双方とも論理構成で考えられているので、構造化分析ではないと見ています。

統合整備計画

詳しくは後ほどするとして、何をすればよいのか、という点に絞って話をします。
論理的思考で絵を描くと、どこか一カ所でも間違えると、修正が難しく何度も描き直しになるため、絵を描くのに適していないので、構造化分析で考えるべきだといえます。

すると、例えば一カ所間違っても後で修正することが出来ます。


イメージとして、論理的思考はクシ団子がたくさん並んでいて、そこから情報を取り出して運用している状態です。この方法には問題点があり、串団子のうち一カ所に不具合があった場合、その串団子は使えず、新たに串団子を作り直すことになります。そうすると、膨大な時間がかかってしまうのです。

一方、構造化分析は網目状になって全て連結されているので、一カ所に不具合があっても、他の部分で補ってそのまま運用することが可能です。
これは料理をするときに材料が一つたりなくても他の材料で代用したり、材料を減らしても料理を完成させられる理屈と似ていますね。

料理の理屈をそのまま応用する

人物をロボットとして見て、例えば敵と戦って手や足が損壊した場合、各部位ごとにスペアパーツがたくさん用意することで対応しています。このとき、パーツが合わないと交換することが出来ず、
ひとつひとつ作らなければなりません。整備の仕方もバラバラだと、作業が困難になります。これらを改善して全ての整備に互換性を持たせて、パーツを流用出来ることを、「統合整備」といいます。

料理で例えると2S(整理・整頓)と呼ばれています

キャラクターは一種の兵器で、統合整備が必要



キャラクターはただ描いただけでは運用できません。そのため、統合整備する必要があります。これを一般にキャラデザとよばれています。

キャラクターの三面図の作成

詳しくは次回やりますが、正面、側面、背面の三種類の作成が必要です。
動かすためには、単純な図形の組み合わせのポーズ人形に置き換える操作をします。
難しく考えなくてよく、会社の会議で発表するわけでも、誰かに見せるわけでもないので
とりあえずやってみるという姿勢でいきましょう。

背景は基本形に置き換えて組み合わせる

描いた背景は、基本形に置き換えて組み合わせて見ましょう。

漫画はまずコマ割りから。投影を描いて準備
区画整理みたいなものです。事前準備で小説を書くこと推奨。

どこか数カ所出来ていなくても、作品は完成する
統合整備をすることで、数カ所失敗しても作品を完成させることができます。

次回は漫画と浮世絵の関係をもっと詳しく考察します。

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