夢見月すぐる 2024/08/24 00:53

夢見月研究所 第29回 旋盤と埴輪 紙の上でろくろが回るということ【正弦・余弦・正接】

平面でろくろを回す?

以前、作画は円筒形に見立てて描くことで成立する、という話をしたことがある。
平面になるとどういった操作になるのか?という点を最近まとまったのでそのあたりを
記録に残す

方向のベクトルと旋盤

まず、方向のベクトルの話から。
特殊相対性理論E=mc^2の応用となる。

埴輪はろくろを回すことによって、物質を任意のエネルギー体に変える装置、
と解釈することが出来る。光速は月の光が反射して戻ってくる早さが基になっているので、
ベクトル方向はそのまま光の方向として考える事が出来る。
以上のことから、
ベクトルを輪にすることでエネルギーをその場に保存、つまり、円筒形に見立てて
考えることにより、様々な形を作ることが出来る。

これを平面上で再現すればどうすればよいのか?
使う公式は三平方の定理、乗法公式、タレスの定理を応用することが適切である。

平面上でろくろを回すための基本原理は取り尽くし法。

円を平面で表現するには、手の形状の関係から、
正弦・余弦・正接に線を分けて考える必要がある。
すなわち、三平方の定理で全体を描き、取り尽くし法で細かいところを調整。
乗法公式により大きさの調整、タレスの定理で位置合わせ。



どうやっておもいついたの?
正直、洞窟の壁画と埴輪から考察して手詰まりで研究を後世に任せて打ち切りにしようと
思っていたのだけど(漫画や小説が書けなくなるため)最近、アインシュタイン博士の
「物理学」の話の論文とシュレーディンガー博士の論文の「量子論」の話を読み、ユークリッド幾何学の原論を読み返してから、
レオナルドダヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」を見てなるほどなぁとなって。
一度でも読んだ本の内容はだいたい覚えているのだけれど、あまりにも複雑過ぎて
覚えることが出来ない内容は、もう一度読み返さないと分からなくて、最近まで気付けな
かった。次回、洞窟の壁画の話の掘り下げをもう一度。

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