ツクール製作Tips第二回 タイル素材をカタログ化
目次
- はじめに
- Tips3 : 入手したタイル素材はひとまずデータベースに登録しよう
- カタログ
- 実際のマップ
- リリース前
- 容量の節約について(こうしておけばよかったかも...)
- まとめ
はじめに
ツクラーの皆さんも、まだそうではない皆さんもこんにちは!
たちやまです('ω')ノ
今回の投稿は、「ツクール製作Tips」の第二回目となります。
ツクール開発で私が実践している小技やルールを、具体例を交えながら1, 2個ずつ紹介していきます('ω')ノ(Tips:ヒント、コツ、テクニックなどの意)
第一回目から時間が経ちましたが、何食わぬ顔でしれっと語って参ります。
最後にイベントの宣伝もあります。
というわけで行ってみよーッ m9っ( 'ω' ) ビシッ
Tips3 入手したタイル素材はひとまずデータベースに登録しよう
手に入れたタイル素材のPNGファイルの整理に困った事はありませんか?
以前の私は、フォーラムや個人サイトにて良さげなフリーのタイル素材を見つけるとひとまず手元に保管し、マップを制作するタイミングでフォルダ内の何百というPNGファイル(現時点で300以上)を漁るという作業を行っていました。大変!
タイル素材は膨大な数になりがち
マップ製作の度に何百というファイルを漁るのは非効率だったため、現在では手に入れたタイル素材はカタログとして登録しています。
カタログ
カタログとはツクールの機能や用語ではなく、たちやまが勝手に命名したものです。
タイル素材を手に入れたら、ゲームフォルダ内のimg/tilesetsにすぐさま放り込みます。その後、ツクールのデータベースを起動、放り込んだタイル素材一式をタイルセットとして登録、これにてカタログの登録完了です('ω')ノ
私は、データベースのタイルセット1~99をカタログとしています。
カタログは素材作者+タイルセット名で登録している。MVやMZのデフォ素材に、ストアで買った素材やフリー素材が続く
実際のマップ製作には使用せず、マップを制作する前に「いいタイルセット無いかな~」と物色する用のタイルセットです。PNGファイルを直接漁っていた頃より、目的のタイルセットを組むまでに掛かる時間が短縮されました。
特殊な素材などは、メモ欄に使い方や入手サイトを残しておくと後日役立ちます。
冒険画材さんの斜め階段は特殊だったため、使い方とURLをめもめも
実際のマップ
タイルセットの100以降は実際のゲーム内マップ用として制作しています。カタログからよさげなタイルセットを大元としてコピーする。その後「Bタイルは現代街にして、CタイルはSFセットから拝借して~」などなど、作りたいマップに沿ったタイルセットに仕上げる。
カタログを見て、複数の出処のタイル素材を組み合わせたタイルセット(CとDが被っている...フム('ω')?)
リリース前
MZの機能である、「未使用ファイルを除外する」をデプロイ時に選択すると、未使用のタイル素材は最終的なゲームから除外される。
1~99のタイルセットはゲーム本編には必要ないので、データベースから削除して、「未使用ファイルを除外する」を選択することで、ゲームのサイズを縮小できる。
「未使用ファイルを除外する」MVやMVTにもあるのかな?
容量の節約について(こうしておけばよかったかも...)
↑のリリース前のやりかただと、1~99のタイルセットがぽっかり空いて気持ち悪い...。
そこで...
1. タイルセットの最大数を十分な数(ここでは500)に設定
2. 1~400を実際のマップ用タイルセット、401~500をカタログ用として開発を進める
3. ゲームのリリースになったら、401~500を削除し、最大数を実際に使ったマップ数に変更する
こっちの方法の方がすっきりするかも。ゲームをある程度制作した段階で思いついた方法なのでまだ試していないけど...。
まとめ
以上、「入手したタイル素材はひとまずデータベースに登録しよう」でした!今回はリハビリという事で1ネタの紹介となります。
一度カタログとして登録してしまえば、次の作品を作る際にもそのプロジェクトフォルダを使いまわすことで、カタログも引き続き使えるのではないか...と考えています。
12月から始まるツクールフォーラムアドベントカレンダー2021 Advent Calendar 2021 に寄稿予定です!
12月1日からクリスマスまで、ツクラーの皆さんが一日一人、ツクールに関する記事を公開するという、そんなビッグなイベントで御座います('ω')ノ
まだ枠が空いておりますので、ネタがありましたら是非とも投稿を!
という訳で、次回は12/5のアドベントカレンダーにて!m9っ( 'ω' )