#1「ニートフレンズ」制作記 ～企画編～

あけおめです。
今年は大吉のはしづめです。

今回よりゲームの製作記として記事にしてまとめていきます。
更新頻度としては月1くらいを目標にしています。
たぶん、そのうちネタ切れになります。

＃1「ニートフレンズ」制作記 ～企画編～

ということでタイトルに若干ネタバレが含まれていますが、今回は企画について書いて行きます。
やり方を指南する記事じゃないんで大分適当な感じです。

企画概要

テーマ：ニート
コンセプト：ニートでも強く生きる
仮タイトル：ニートフレンズ
ターゲット：ニート、就活経験者、人

レーティング：R18
ヒロイン数：4
価格：未定

はい、ざっとまとめるとこんな感じ。

ニートニート書いてますがその通り、題材がニートです。
主人公もヒロインも、あり方は違えど全員ニートです。
ワンチャン炎上しそうな危うさもあるんですけど、その辺にかなり気を使いながら考えていきます。

何故ニートなのか

なんで普通の学園物とかにしないでニートなのか、これには色々理由があります。

学園物はシナリオが難しい

王道ではあるんですけど、ただ楽しく過ごしてエッチして終了ってわけにもいかないし、よく考えないと出来事がありきたりすぎるんですよね。
それに登場人物も多くなるし、場所も多くなるし、シナリオ的にも予算的にもきついです。
「学園物」というだけだとふわふわしてますけど、今回で言う「ニート」とか、何か一本筋が通ったテーマがあると作りやすいですよね。

重い話が書きたい

私はしづめ、重い話が大好きです。
主人公やヒロインを辛い目に会わせてあげたいのです。

個人的に「リアル」に近づけば近づくほどシリアス感は高くなるし重くなると思っていて、「リアル」であるには社会的なとこを盛り込むとやりやすい気がしてます。
前回は盛り上がりとしての重さでしたが、今回は雰囲気(？)としての重さでいこうかなと、思っています。
といっても通常時は普通に楽しい感じです。

伝えたいものがある

この「ニート」というテーマでしか表現できないものというか、伝えたいメッセージみたいなのがあります。
一応コンセプトの「ニートでも強く生きる」がその一つです。
（ゲームというよりシナリオのコンセプト）

世間から思われているニートの在り方と実際のニートの在り方、それに加えてお話の中だからこそ出来ることで、「なんかいい感じ」のストーリーを書いて行けたらなと思います。

価格とかその辺について

前回はヒロイン2人でしたが今回は4人でやってみようと思います。
その代わりサブキャラクターとかそういう他の登場人物の人数を少なく調整して負担を軽減しようって感じです。

ヒロイン4人なんで規模的にはフルプライスなんですけど、いかんせん同人だし前回は価格設定でやらかしてるんでかなり慎重になってます。
まあ結局、出来次第ってことになっちゃうかもしれないですね。

あ、あと今回はCFの誓約も無く、R18なんでヒロインと主人公がエッチします。
絶対にエッチさせます。

登場人物とか

〇主人公
23歳、大卒、新卒1年退社ニート。
利益の為なら何だってする空気に耐えられず1年で退職。
その後就活はしているがなかなか決まらない。

〇ヒロイン1
20歳、専門中退、就活準備中ニート。
イラスト系の専門学校に入学するが、価値観が合わず一年で退学。
退学後は就職にむけてポートフォリオを制作している。

〇ヒロイン2
23歳、高卒、元限界社畜ニート。
ブラック企業で心身ともにボロボロとなり、何とか退職。
その後療養も兼ねてニートに。

〇ヒロイン3
20歳、高卒、パチカスネオニート。
アフィリエイトとパチスロの収入だけで生活している。
生活保護を受けられるが、やり取りをするのがだるいため受けない。

〇ヒロイン4
20歳、高卒、親ガチャ成功お嬢様ニート。
仕事をする気が無くても親が金持ちなため無問題。
毎日怠惰な生活をおくっている。

主人公が退職するところから物語は始まり、ヒロインとはネトゲで知り合う。
その後さまざまな交流を経て関係を深めていく。

登場人物は大体こんな感じ。
それぞれ形の違ったニートにしてストーリー性を出していきます。
一応もっと細かく設定があるんですけど、先の展開が読める内容なので省略してます。

さっきも言ってた「炎上しそう」っていうのはキャラのあれもあって、ヒロイン2とか見るからにめちゃくちゃセンシティブなあれじゃないですか。
それにヒロイン4はいそうではあるけどニートという枠組みに入れるには若干違和感あるし、ヒロイン3は生活保護受けろよって感じだし設定にちょっと無理を言わせてるとこはあります。

あと、この話においてヒロイン4と生活保護がすごく厄介なんですよね。
「お金」っていうダイレクトに問題を解決できる存在が身近にあるので、それをさせないようにシナリオを考えていかないといけません。
単純にヒロイン4の親の支援で皆幸せとか、みんな生活保護受けたので金銭面は大丈夫ってなってもゲームとして何も面白くないんですよ。（ヒロイン4は当初没キャラ候補）

かと言って「生活保護にはなりたくない」っていう思想をキャラに持たせてしまうとそれはそれで火種になるので、偏り過ぎないように、やり過ぎないように考えないといけません。
「ニート」について書きたいけど、その実フィクションも多分に盛り込まないと作品として成り立たないというのが難しいところです。

とまあ、今回はこんな感じで。
まだまだ色んな問題がある「ニートフレンズ」（仮）ですが、ちまちまと作っていきたいと思います。

次回はキャラデザ編ですかね。
キャラの名前とかはもう決まってるので、それもその時に一緒に出したいと思ってます。
それではまた。

はしづめ