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2019年 12月の記事 (5)

冬コミお疲れ様でした

冬コミお疲れ様でした。ご来訪いただいたみなさまありがとうございました。
今回は既刊が前回の倍の数売れました! 前回買っていただいた方がまた来られて残りの全部を買っていただいたり、初めてお越しになられた方がご興味のあるものをまとめて買っていただいたりしました!!

でも新刊は94冊余りました。爆死です。

とはいえ今回は本当にたくさんの方々にお越しいただいてご感想など仰っていただいて今まで以上に嬉しかったです!
「これとこれは持ってるので、それ以外全部ください」
え、嘘、まじか……と思った瞬間でした。
自分の作品を気に入っていただいてまた次も買ってくれる。これに勝る喜びがあるでしょうか。

ところでゴッホ展行きました。
ゴッホが当時様々な画家と交流しながら互いに影響を及ぼしあい、吸収しあって自身の作風を育んでいく様が語られていました。
やっぱ、同業者同士の交流って、尊い。DLsiteクリエイター交流会は神(ここで突然の運営への媚び)。
そして、やはり自分のレベルを上げていくには好敵手から見て学ぶのが手っ取り早い方法の一つなのかな、と。

「好きなことをして生きていく」という人生の岐路

こないだTokyo FMのラジオでスカロケ聞いてたらお笑いの話になったんですよ。
本部長のマンボウやしろさんがこう言うんです。
「僕もう芸人やめて久しいんですけどM1グランプリとかお笑いの賞レース見るのはやめてるんですよね」
やしろ本部長は吉本所属のれっきとした芸人のはずなんですが、ご本人はもう芸人じゃないって言うんです。
「見ると熱くなっちゃう。あぁ俺もやりてぇな、自分だったらこうするなって。そう思って悔しくなっちゃう。だから見ないようにしてるんですよ」
そしたら秘書の浜崎さんが、
「やればいいじゃないですか」
って、
「またやればいいじゃないですか、もう一度」
そう言うんですよ。

この会話がねー、私にはすごーく刺さりました。
いやまずやしろさんの「悔しくなっちゃう。だから見ない」っていうのがまずぐさーって刺さりました。自分もいつかこういう風に考えるようになるときがくるんだろうなって(お笑いじゃなくて創作ですけど)。だから全然他人事ように思えなくて、お笑い賞レースを見ると当事者感覚が蘇っちゃうやしろさんと同じように私も当事者なんだなって気持ちにさせられました。
そのあとの秘書との掛け合い。
一度諦めた道を、もう一度目指す決意。それはたぶん、最初に志したときの何倍もの勇気がいると思います。

夢って、叶わないと呪いになるんだ。

なんでこんな話をしたかっていうと、実は、他人事とは思えないエピソードはもう一つあって……

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そこには、夢を叶えるために何かを犠牲にする決断が……

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交通事故の原因の3割は蚊だと思う


車に乗ってエンジンをかけたら、運転席に蚊がいたんですよ。
蚊ですよ、蚊。
白と黒の縞々の、おっきくて細いボディの飛行体が飛翔していたんです。私とおんなじ密室に。
絶叫しながら窓を全開にして私は蚊と戦いました。しかし蚊は私の手を悠然とかいくぐります。

二人いればまだいいですよ。私の他にもう一人助手席に座っていたら。助手ってこういうときのためにいるんですねぇ。だから助手席なんですね。納得しました。
でも私はそのとき一人だったので窓を全開にしたまま幹線道路へ進入し、風圧で蚊を追い出すことに成功しました。
交差点で蚊に気を取られてたら100%事故ると思います。いや、街中の交差点でなくとも、たとえ田舎のあぜ道だったとしても、運転席に蚊がいたら事故ると思います。
交通事故の原因の3割はきっと蚊です。そんな風にして田んぼに車で突っ込んでしまったドライバーも多いことでしょう。

結婚式を挙げなくても納得される理由

職場などのコミュニティによっては、結婚しろ! という外圧の強いところもあると思います。
したらしたで、「式はいつ挙げるの?」とさも当然のように聞かれることも多いと思います。
最近、私の身近で入籍した人たちがいましたが、彼女らは式を挙げませんでした。でもそれには周囲の人たちが無言でうなづく納得の理由があったのです。

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挙式は当然と確信する人たちも納得のナシ婚の理由とは

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「こちら側のどこからでも切れます」は信用してはいけない

結論から言うと、あれ油にまみれていると開けられないんですよ、マジックカットは。
もしかしたら昔ながらのギザギザの切れ目のほうがかえって開けやすいかもしれません。


でね、オーケーストアはコストダウンのために惣菜のプラスチック製の容器の中にお醤油とか天つゆとかの小袋をそのままポンって入れてあるんですよ。
そうすると当然その小袋は油で汚れますよね? オーケーストアはコストダウンのためにそうしているので、それはいいんですよ。こちらも分かって買っているので。
でもこの場合「マジックカット」はその役目を果たさないんですよね。お湯で油を落とそうにも、濡れていると切れません。私が今までに試した限りで一番いいのは、ティッシュで乾拭き。そうするとまぁまぁ切れます。
一番いいのはハサミで切ってしまうことですが。

サンマの骨を簡単に抜き取る裏技

もう一個似たような話があって、サンマの骨を綺麗に取る裏ワザっていうのがあるんです。尻尾を千切って、鰓に箸を差して頭から引っ張ると背骨がするするするって抜けていくんです。ググるとYouTubeの動画が出てくると思います。
私もこの動画を見ながら試してみました。

頭だけ外れました。

また騙されました。訴訟です。今訴状書いてます。
おそらく焼きたてのサンマじゃないとだめなんでしょうね。私なんかそのとき買ったサンマは長すぎてレンジに入りきらなかったので諦めて冷たいまま食べようとしましたからね。きっとそれがいけなかったんでしょうね。

趣味と仕事は分けたいって話

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職場でアニメの話とかされると怖くてぶるぶる震えます

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第7回「人に言える趣味」を考える会議/映画『蜜蜂と遠雷』の感想

「ご趣味は?」っていうのが本業において一番恐れてる質問であり、厄介な問題です。
「なんで前の会社辞めたの?」とか、「なんで前付き合ってた人とは別れたの?」とか、そういうのはいくらでも言いようがあるじゃないですか、一般論として。どうにでもなりますよね。

でも冒頭の質問は誤魔化してもはぐらかしてもしつこく付きまとって来るんです。
しかも金銭に関わってくるから税金とかのこともあってややこしい。幸い公務員ではないのは救いですし、昨今の副業推進の風潮は追い風ですが、まだまだ繊細な問題です。

「私は本業ではCDの販売に勤しむかたわら、副業でこの会社に勤めています」
だなんて結婚式の披露宴で堂々とのたまう若い男性もいましたが。金融業界なのでお堅いイメージあったのですけど。

私にそんな度胸はありません!
それがなんだかこの人生を難しくしている一因のような気もしてきますが……

でね。
創作ってものすごくパワーを使うじゃないですか。他のことに注力してられませんよね。
創作にまつわること以外の趣味とかないわけですよ。いや、まぁ中には多趣味な方もいらっしゃいますけど私はそうなんです。
小説を書くこと以外は本を読むことと取材に出かけることくらいしかありません。

休み明けに「土日何してたの?」って聞かれるのが苦痛でなりません。まさか「原稿してました」だなんて言えるわけないし。

そこでですよ。
最近車で生活するようになったのでラジオをよく聞くんですよ。私がいつも聞いてるのはスカイロケットカンパニーという番組であることも分かりました。略してスカロケです。

でも私が「あ、この番組スカロケっていうんだ」と認識した頃には、パーソナリティの人はこう言うんです。「でもこの番組って聞いてること人に言いづらいらしね」って。
そのときはあまり真に受けてませんでした。私は普通に面白い番組だと思っていたのでスカロケ社員になり(この場組ではリスナーのことを社員と呼び、会員登録すると正社員になれます)、スマホアプリを落とし(全然使ってないけど)、radikoで過去に放送された番組も聞くようになりました。
でもやっぱりこの番組では「スカロケ聞いてるって話題にしづらい(他の番組はいいのに)」と言われます。定期的に。

ある日スカロケでこんな投稿が紹介されました。
「私は最近転職して車での移動が多い仕事になりました。当初は先輩や上司と同行していたので誰かと一緒に車に乗るのが主でした。彼らは他局のユーザーらしく、今まではスカロケを聞くことができませんでした。でも最近やっと独り立ちして、一人で車に乗れるようになったので、スカロケが聞けるようになりました」
まるで私の別人格が知らないうちに書いたかのような投稿です。

やっぱりスカロケってマイナーなんじゃん!
なぜ私はこの番組と出会ってしまったのか。それは私の不幸だったのかもしれません。
でも以前から車でラジオを聴くときは東京FMを選んでいました。時々他局に切り替えてみることもあったけれど、その度にやっぱりこっちのほうが面白いやと思って東京FMに戻していました。
というかいつも車に乗るとラジオは東京FMにセットされていたような気がする。他の人もこれ聞いてるのかな? と思ってとりあえずそのままにしておいたら勝手に東京FMが流れていたような気がする!
というか他局って何があるんだ? NHKしか知りませんけど?

めっちゃ面白いのに「最近ラジオ聞いてます。好きな番組はスカロケです」って言えないじゃないですか。だって番組で公式が「スカロケは話題にしづらい」って定期的に発信するんですよ。そりゃあやめといたほうがいいですよね。
「好きな小説家は村上春樹です」っていうくらい悪手ですよね。本は他にも読むから恩田陸とか言えますけどラジオはスカロケしか聞かないのでどうにもなりません。あとはワンモーニングくらいか。ハードキャッスルエリザベス可愛いです。なんで白人女性の声ってこんな萌えるんだ。

本題に入ります。
映画版『蜜蜂と遠雷』を見てきました。

結論から言うと、「やっぱ映画ってすげーわ」です。
詳しく語ります。

原作はハードカバーで500ページくらい、文庫版は上下巻の長編です。映画は2時間しか尺がありません。脚本はどこかを削ります。

あー、そこを削るんだ! なるほど!! という感動。

以下ネタバレ注意。

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映画版はどこをどう削ったのか、その脚本の極意に迫る――

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