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TYPE74RX-T 2019/04/17 20:51

No.6:Historb・最終設定・世界編(ゲーム公開用)

大陸、城、町等を主体に特殊な団体、存在について触れていきます。
今回でHistorbのお話は最後となります。

ベルニール浮遊大陸

随分様変わりさせ、4つの国があった設定は取っ払いました。
国はベルニールのみに絞りました。
ラスタスというベルニールの前身国は、ベルニール王の名前になりました。
もちろんエディアスの仲間です。

残したのはドーナとシコーヌ、そしてシコーヌに続く洞窟でした。
ドーナは村になりました。
ジョーイの故郷という設定は残しました。
原作ではエンディングにしか登場しなかったマリアが
この村に登場します。
この後のゲームの進め方次第でジョーイとのフラグが立ちます。

ベルという設定は勇気の神・ベルという存在を配置させ
勇気の神の力を受けてB-NRG(ブレイブエナジー)技を
使えるようにするためのほこらを設けました。
これでB-NRGシステムと物語を絡めることができた形になりました。

…実は図らずも、でしたけどね。

シコーヌから地上世界に出られるのは変わりませんが
ダルトースを物語冒頭ではなく、シコーヌに配置しました。
原作では大陸を変動させ、仲間を散り散りにするわけですが
本作ではセディエルたちを負かすと余興を思いつき
こちらを全快させて本拠地に帰っていきます。

原作ではいきなりベルニールから(つかの間の)4人旅が始まりますが
セディエルがいじめられっ子という設定をもっと前面に出したかったので
そのあたりの話を掘り下げて、ハイラリアへ試練の旅に出る話を
入れました。
これは、エリストとの馴れ初めを掘り下げたかったのと
序盤にゼリータとマリアを出したかった、という意図も含まれています。

ハイラリアの西の山も原作にはなかったものです。

また、原作ではセディエルやジョーイの父親をこの時点では出さなかったのですが
これも初期に持ってきて、二人が行動を共にする設定に変更しました。

序盤にキャラをいささか出し過ぎた感はありますが
4人の旅立ちに至るまでの経緯を描きたかったので…
あとは、脳内にある設定は取捨選択しつつ可能な限りアウトプットしたい、という
思いもありますが。

地上

一部はだいぶ変わりましたが、可能な限り残した形です。

滅ぼされたカーレーヌは廃墟にせず残しました。
ただ、ゲーム上重要な位置を占める国になりました。

すべての始まりにして終わりなる場所、と言える場所になりました。

以下、特筆すべき場所のみ列挙。

ゾルボルン(旧ハイヨー)
コロシアムで有名な国。
国王の名前はゾルボルン・ストーンハンマー。
その由来はオンラインセッションで一緒に参加した人の
キャラクター名だったりします。
海賊たちが作った国というのも、CRPG化に際しての後付け設定です。

マリナデール
港町。船を占領している魔物を倒すと船を入手できる設定から
新たに追加したダンジョンでスレーフを倒すと船を入手できる展開に変えました。

世界のほこら
旅の手引きをしてくれる人が後述するディフェンダーの一員に変わりました。

セントマリナ
マリナ・ターチル・トンから名称変更。

水の洞窟
入手アイテムが邪神の印から青の精霊玉に変更。

マリナブルグ
マリナ・ターチル・シャーから名称変更。
原作から展開はほぼ変わらない。
入手アイテムや入手方法が変わったくらい。

ファーランド
タリパクラムダから名称変更。
フォーナ姫とイリアスが魔物にさらわれ
それぞれ北の洞窟、北東の洞窟に閉じ込められている。
方向性は原作から変わっていませんね。

ちなみに国の名前の由来は、やはりオンラインセッションで
一緒に参加した人のキャラクター名だったりします。
フォーナ・ファーランドってのがいまして
それをゲームで使おうということで今の形になりました。

大神殿
ペレネーデがボツになったことにより不死鳥のほこらがなくなったものの
4つの精霊玉を置くことにより、ルヴィの宝珠をパワーアップさせることで
気球で空を飛べるようになる。

ちなみに大神殿に続く道であるデス・バレーは当初フィールドマップ上を
歩かせる予定だったのですが、あまりに味気ないのと
広大なフィールドマップにあまり多くのイベントを置きたくなかったのとで
1つのダンジョンマップとして存在させました。
宝箱も配置できるのも、ぐう。

暗黒の砦
ダルナンが作り上げた砦。
魔王のカギを守る三魔将軍のセブレックスがいる。
倒すといろんなことを教えて貰える。

闇の世界ミラン・グレイユ


エディタの都合上、明るい地上マップを描いていますが
実際のゲーム上では暗いタイルセットに書き換わるようになっています。

原作では道中の結界を解いていきましたが
今回はスラムゴーマの塔の結界を解くために
暗黒の砦をクリアする形式に変わりました。

また、この世界を創造したのは創造神ルヴィの兄弟神と従属神で
ミランとグレイユという二人の人間が
人間と文明の発展に力を注いだことから
ミラン・グレイユ大陸という名がついたという設定にしました。

原作ではただ語感で付けた名前だったので
意味を持たせたかったのです。

その他の存在

特に世界観に関わるもののみピックアップしていきます。

従属神
過去の記事に書き忘れていましたが
創造神ルヴィの従属神たちが存在します。
当初は ウィザードリィ#3 リルガミンの遺産に登場する
エル’ケブレスの存在がモデルになっていました。
名前もそれを意識したものになりましたが、CRPG化に際し
意味のある名前に変えました。

  • ルヴィ・エヴァーブ
    創造神ルヴィの力の源「勇気」によって生まれた従属神。
    ベラレッタ南の洞窟に存在し、精霊玉に関わる秘宝
    ルヴィの宝珠を守っている。
    物語前半で戦うことになるため弱い印象があるが
    もちろん本気を出しているわけではない。
     
    エヴァーブという名は勇気「brave」の逆読み。
     
    ルヴィ・トセレトーニ
    創造神ルヴィの力の源「知性」によって生まれた従属神。
    普段は人間との交流を深めるために人の姿をしている。
    本を読んで何かを学ぶことを好み、人間界で図書館の館長を務める。
    規律を重んじており、規約に違反した者に対しては容赦がない。
     
    トセレトーニという名は知性「intellect」の逆読みをもじったもの。
     
    ルヴィ・エクローファ
    創造神ルヴィの妹。
    故に従属神ではないが、ルヴィ絡みの存在のため、ここに書き記す。
    覇者の聖域の再奥部で挑戦者を待ち受ける。
    戦闘能力についてはルヴィとそう変わらない。
     
    エクローファという名は力「force」の逆読みをもじったもの。

精霊玉
当初の設定では不死鳥ペレネーデを復活させるための存在でした。
非常にこの、DQIIIですね。ええ、ええ。
また、4つの精霊玉の色も当時は適当に決めていました。
今回はそういったものを軽減させた…つもりで
ルヴィの宝珠の力を増大させることを直接的な目的にしました。
精霊玉は火、水、土、風の意味を持たせ、それに見合った色に
変更しました。

ディフェンダー
CRPG版のみの設定のひとつ。 
世界を守るために結成された秘密組織。
ただ、ダルトースのこともあるので
表向きには世界自然保護団体という形で動いている。
メンバーには一般人の他にエルフがいたり
国の要人がお忍びで関わっていたりする。

調査のために戦闘員を用意するが
魔法を使える者は単独行動をする場合もある。

メンバーの詳細はネタバレになるので割愛しますが
セディエルたちも一時的にディフェンダーの一員になります。
…というよりも、ディフェンダーと連携を取るという表現が適当ですね。
 
くまちゃん
基本的にはくまのぬいぐるみを指し、自分が作る作品的な意味では
半ばマスコット的な存在だったりしますが
ここではマリナブルグとファーランド中間に位置する
大砂漠にいるもののみについて触れていきます。

あそこにアレを配置したのは、あの場所がただの通り道でしかなくなったから
それじゃ寂しいだろうと、プレイヤーに絶望を与えるために配置しました。

このくまちゃんとは戦うことができます。
その代わり、調子に乗っていると絶望を味わうことになります。
ある状況になると姿が変わり、ゲームをクリアできるパーティをも
瞬殺してしまう攻撃を繰り出します。
しかも、それに耐えきれても更なる絶望が待っています。

これは原作にはなかったキャラクターですね。

ゲーム紹介のページはこちら

TYPE74RX-T 2019/04/10 00:00

No.6:Historb・最終設定・キャラクター編(ゲーム公開用)

Historbのお話はこれで終わらせる予定でしたが
変わった点が多く、原作からどう変わったのかも
なるたけネタバレにならない範囲で書いていきたいので複数に分けました。

下記に頻出する「原作の三部作設定」というのは
原作では三部作構想になっており、シナリオとして完成していなくても
設定として残っているものを指しています。

さて、CRPG化してネット上で公開する上で各キャラクターがどう変わったのか…
ということで、これはいなくなったり、新しく追加されたり
名前や設定が変わったり…いろいろです。

メインキャラについては基本的にサイトからのコピペに
多少加筆してるかしてないか程度です。

セディエル・ラスターナ(旧1の勇者) 16歳
身長171cm 体重60kg
出身:ベルニール
使用武器:剣

英雄エディアスを祖父に持つ、この物語の主人公。
世界に危機が訪れようとしている時期にも関わらず
父親であるリヒトの意向により、ごく一般的な少年として育てられた。
心優しいが、か弱い少年。

ある時を境に人からいじめられるようになってしまうが
親友のヴィアル、ジョーイ…そして想いを寄せているシェリーナの存在が
心の支えになっている。

基本的に気が弱いが、シェリーナが見ている前だと力と勇気がみなぎってくる。
また、自分が大切に思っている人を侮辱する者を許すことができない。
怒りのあまり、傷害事件を起こしてしまった過去を持つほどである。
ただ、傷害事件を起こしたことには心底後悔していて
それが、ますます彼の気を弱くしてしまっている。

【解説】
年齢が全体的に上がってます。
当時14歳にしていたのは、基本的にはウィザードリィの影響です。

「さいごのてきをたおすレベルになるとほんとうにつよい!」は変わりません。
ただ、それは特別な装備のおかげでという風にしました。
元々いじめられっ子なので強くはなく、そんな状態で4人で旅立つわけなので
他のキャラクターより弱く、HPはヒロインのシェリーナに次いで低く
設定してあります。
力がジョーイの次に強いのは、序盤での修行のたまもの、ということで…

また、シェリーナとは、最初からくっつかないようにしました。
これにはシステム的な理由も関係しています。

原作では母ムアーヌに起こされる所から始まりましたが
今回は、そのシーンすら夢の中で、セディエルが本当に目が覚めるのは
学校になりました。
これは、4人が旅立つ前にセディエルの弱さと
そこから冒険の旅に出られるだけの力をつけていく姿を描きたかったからですね。

ジョーイ・ロゼッタ(旧4の勇者) 16歳
身長173cm 体重65kg
出身:ドーナ
使用武器:槍

セディエルの親友の一人。
10歳の時に母を亡くしたことがきっかけで父ジョニーと共にベルニールに移住。
弱い者には優しく、友と仲間の絆を大事にしている。
それ故、よそよそしい仲間の心を開かせようとしたり、親友を傷つける者には
拳を飛ばしたりする。
ただ、たとえ親友であっても目に余るものがあれば、それを正そうとする。

また、女好きで、いろんな女性に声をかけたりするが
本気で好きになった女性には同じ調子で声をかけられない。

【解説】
魔法戦士ポジションだったのを、完全な戦士特化ポジションに変更。
それというのも、原作では4人の強さにそれほど大差はなく
全員魔法戦士と言っても過言ではなかったので、数値的な個性を強くしました。 

マリアとは、原作ではエンディングでゼリータの紹介によって
結ばれていましたが、今回はゲームの進め方次第で
序盤からフラグが立つように変更しました。

親友の度合いは原作ではネコピーの次くらいの位置づけでしたが
ここではヴィアルよりずっと後に知り合ったにも関わらず
トップクラスの度合いにしました。

エリスト・ハイラル(旧2の勇者) 16歳
身長171cm 体重62kg
出身:ハイラリア
使用武器:メイス

エルフの国ハイラリアに住む少年。
かつては巧みな剣術と強力な妖精剣「ピースブリンガー」で
仲間と共に国を救ったが、悪を討った際に呪いにかかり
剣を扱えなくなってしまう。
仲間と友達の違いを強く意識していて、友達でない者に対しては
常によそよそしく接している。
13歳の時、事故で姉を失っていて、以来、毎日墓参りを欠かさない。

【解説】
戦士らしい戦とう力と体力を持つ。エルフだけのまほうをつかえる!
…という設定で、割と戦士特化ポジションだったのが回復役ポジションに変更。
それでも戦士だった設定は残し、後に遅まきながら魔法戦士になれるように
してあります。

姓名のハイラルは、原作でのキャラクターデザインに関係していて
その名残として付けたものです。

ゼリータとの関係は、原作ではそれほど前面には出てなかったので
今回、そこをなんとかしました。

姉の設定は、実はツクールXPで「Historb」の開発を始めてから
追加された設定です。
「Historb~青空への挑戦者たち~」に登場したセリルがそれにあたります。

これは、メインキャラクターデザインをならむらさんに依頼したとき
ゼリータのデザインが気に入ったので改変して素材化していい?って聞かれたので
快諾した形です。
そのデザインを見て、これは使わない手はないな、と。

「Historb」のゲーム紹介サイトに書いてなかったのですが
エリストの設定に以下の文が加わりますね。

姉であるセリルを一人の女性として好意を持っていて
死別した今でも忘れきれず、ゼリータを好きになったのも
ゼリータの姿や振る舞いにセリルを見たためである。

ただ、セリルを一人の女性として好意を持っている設定は
「Historb~青空への挑戦者たち~」でしか描かれていないので
「Historb」のゲーム紹介サイトには敢えて書かなかった形ですね。

シェリーナ・イステリア(旧3の勇者) 16歳
身長164cm 体重54kg
出身:ベルニール
使用武器:杖
B84 W55 H89

セディエルやジョーイが通っている学校の同級生。
才色兼備の優等生で、特に運動能力に優れており
動きの早さにおいては校内トップクラス。

基本的には誰とでも分け隔てなく接する。
めったなことでは怒りをあらわにすることはないが、人として常軌を逸した
言動をする者に対しては、おおよそ清純な優等生が発するとは思えない
暴言でもって怒りをあらわにする。

セディエルに想いを寄せているが、お互い両想いなことには気づいていない。

【解説】
完全に魔法使いポジション。
たまに回復系ポジションのキャラクターが使うような魔法もこなす。
数値的な個性を出す上で一番最初にこうしようと決めたキャラクターですね。

打撃で十分モンスターを倒せるくらいつよい!、という設定は
今回やりたくなかったのです。
まぁ、原作では全キャラクター中ダントツトップの素早さを誇る設定は
そのまま使いましたけども。

もちろん、魔法攻撃力は高く、場合によってはマリアと1.2を争うことも。

原作の設定をそのまま使うとエリストと1.2を争うヤバさですが
ちゃんと名残は用意してます。
好きになった人に対しては性的な方面で積極的な点は
ゲーム後半でエリストとゼリータのラブラブなイベントがあった直後

「私たちだって 負けてられないわ!」

…このセリフにすべてを集約させたつもりです。

ゲーム序盤からセディエルとくっつかせなかったのも
この面の抑制になってる気がするような、しないような…

ディニールという4つ年下の弟がいる設定をなくした代わりに
原作未登場、本来3作目に出すつもりだったフランソワや
これまた原作未登場である両親を登場させました。

両親には基本的に名前が設定されてないのですが
母親だけは、デバッグ用マップにのみ設定されていて
フレイティア、と名付けています。

それというのも、これは偶然の産物なんですが
彼女もキャラチップジェネレーターで作ったキャラ
専用グラフィックなんですが、歩いてるときの
おしりの動きがなかなかにエッチで
ああ、もうこれは性的に積極的なのは母親ゆずりに
しようかっていうね。ははははは。

そうなると、セディエル君もシェリーナの母親とも…*おおっと*
あぶなあぶない。

ゼリータ・ハイラリア 17歳
身長173cm 体重59kg
B90 W57 H86
出身:ハイラリア
使用武器:剣

ハイラリアの王女にしてエリストが心を許している数少ない人物の一人。
エリストとは身分の差があるにも関わらず、一度国を救われたことをきっかけに
お互い自然体で接している。
みだりに王女として接されることを好まず、とりわけ年齢の近い者には
友達のように接することを望んでいる。

【解説】
いろんな意味で位置づけはそのまま。
ジョーイがパーティから抜けた時に仲間に加わるところや
その時の戦闘能力がジョーイ以上なところも同じ。

細かくも大きく違うのは、初登場のタイミング。
原作では後半、倒すべき目的の敵を倒した直後のイベントで
一時的に仲間に加わり、ラスダン突入前のイベントでジョーイと交代する形で
離脱しました。そこそこ長くパーティにいましたね。
今回は序盤、そして後半も倒すべき目的の敵に立ち向かう前に
それぞれ一時的に仲間になり、その時のイベントをクリア後に離脱します。

ただ、ある条件を満たすとラスダン突入前に正式に仲間にできてしまいます。
(ただし、シナリオの流れ上ラスボスとは戦えません。)
これは、セディエルたちが最後の戦いの前に油を売って…いやいや
準備を整えている最中、時間があるのでマーゴメスの許可を取って
ある場所に向かい、そこで起きた事をきっかけに
これまたマーゴメスの許可を取って…という設定が
ある条件を満たすことで生まれるわけですね。
プレイしていると絶対分からない状況を作ってしまいましたが
ある状況のあと、時間が巻き戻って…
まぁ、ゲームにありがちなベタなお約束、ということで…ええんかい、俺?!

マリア・ハイラリア 16歳
身長171cm 体重58kg
B87 W57 H88
出身:ハイラリア
使用武器:剣

ハイラリア王女、ゼリータの妹。
あどけない風貌といたずらっぽい性格が、臣下や国民を魅了している。
ゼリータ同様、身分を振りかざして他人と接する事を好まず
友達のように接することを望んでいる。
こうした性格故に、臣下や国民には対等の目線で接している。
剣術はゼリータが習っているのを見て、騎士団長に頼み込んで身につけた。
また、かぶっている帽子は幼い頃に亡くした母の形見だが
今や彼女のトレードマーク。防御能力も極めて高い。

【解説】
原作ではエンディングにのみチョイ役で登場したNPCだったのが
今回、序盤に一時的にセディエルの仲間に加わり
ゼリータと同じ条件で正式に仲間に加わり、最強のモンスターに挑むことが
可能になったキャラクター。

自分のお気に入り補正以外の何物でもない! …なんたる身も蓋もない解説か!

…いやぁ、この子への思い入れは過去の記事に書いてあるんだけど
それがすべてという…

それだけに、攻撃能力と防御能力は桁外れで、魔力は本当に比類無き魔力を誇り
更にはチートレベルの魔法やB-NRG技を使える。

ちなみにジャッジメントフレアの威力は経験を積むごとに威力が増し(EXP / 100)
マリアの帽子の防御力もレベル依存。
この上、超レアアイテムの赤の指輪を持たせれば天下無双状態。

リュタール・ハイラリア 39歳
ハイラリアの王。
ゼリータやマリアの良き理解者。
尊大な接し方を好まず、臣下や国民からの評判も良い。

【解説】
王妃はやはり登場しません。
実は王妃の額縁を入れようか、と考えたりしましたが
諸般の事情で実現せず終い。

マーゴメス(旧パカラッタ)・ハイラリア 63歳
ハイラリア王・リュタールの父。
基本的にはゼリータとマリアの3人で世界を旅しているが
単独行動をすることもある。
また、後にはセディエルたちとある程度深く関わってゆく。

【解説】
原作では世界のほこらと呼ばれる場所で
勇者一行にことあるごとに助言をするための役目だったのが
その役目を別の人間に任せ、上記のような役回りになりました。

エディアス・ラスターナ(旧勇者ベル) 58歳
出身:滅ぼされた町

かつて、勇気の神・ベルの力を得て世界を救った英雄。
ベルニール国の名付け親でもある。
今は子孫を見守るのみ。

ただ、再び世界に異変が起きた今、自分の武具を地の底に封じたことを
後悔している。

【解説】
出身…これは浮遊大陸にあった滅ぼされた「国」が正しいですね。

三部作構成にできそうもないと悟り、上記の設定をひっさげて
今回、登場させた形です。
彼の仲間たちも一部存命のまま登場しています。

エレナという妻…つまり、エディアスの時代のヒロインもまた
三部作構成にしようとした頃に設定したキャラクターです。
存命させなかったのは、老婆の状態で登場させたくなかったので…

もっとも、今日日の58歳の女性はひと昔前の58歳女性より
ずっと若く見える人が多いように思えるのですが…

リヒト・ラスターナ(旧サート) 28歳(旅立ち時)
出身:ベルニール
使用武器:剣(旅立ち時)

エディアスの息子であり、セディエルの父でもある。

以前、ベルニールに襲撃してきた魔物を一人で撃破したため
ベルニールで英雄と呼ばれるようになる。

世界に異変を感じた彼は、単身原因を突き止めに旅立つ。
しかし、それから10年経った今も姿を見せていない。

人を巻き込むことを好まず、一人で解決しようとすることが多いが
肝心なところで詰めの甘さを見せる。

【解説】
今回は終始存命の状態で登場させました。
原作の設定をそのまま出したら、まんまDQIIIの
オルテガ対キングヒドラのイベントになりますから…
ポジション的にもね。

ムアーヌ・ラスターナ 37歳
出身:ベルニール

セディエルの母。
セディエルがいじめられている姿に苦悩する毎日を送っている。

【解説】
父親の名前は変更しましたが、母親の名前はそのまま使いました。
普段も怒ったときも「ムヌアー!」とか言う人じゃないです。

今回、夫であるリヒトとの再会も果たせているので
原作と比べれば、それなりに幸せなんじゃないでしょうか。

ジョニー・ロゼッタ 38歳
出身:ドーナ

ジョーイの父。

自分の仕事については常にはぐらかす。
しかも、めったに家に帰ることはないが…?

【解説】
普段何してるのか分からず、旅行で闇の世界に行ったりする変な人から
ストーリー上重要な位置を占めるキャラクターにしました。
ジョーイとの会話もそれなりに入れました。

そこから彼のジョーイに対する親らしい愛情が
伝わってくるのではと思います。
ただ何も考えず息子をほっぽってるわけではないんです。

マリア同様、出世キャラクターの一人です。

ちなみにジョニーの父親にしてジョーイの祖父であるサラヴィは
(サラヴィは図書館に置いてある本に書かれた名前だけの存在)
原作にあったサラビーのほこらにいたサラビーという老人が
それにあたります。
原作では終盤、ラスボスとしばらく善戦した末、散っています。

ラスタス・リトワール 58歳
出身:浮遊大陸にあった滅ぼされた町

ベルニール国王にして、かつてエディアスと共に戦った英雄の一人。
かつて、幼少のセディエルに対して「ラスタスおじさん」として
接したこともある。

【解説】
出身…これは浮遊大陸にあった滅ぼされた「国」が正しいですね。

三部作構成にできそうもないと悟り、今回登場させたキャラクターの一人。
彼については原作の三部作設定で滅ぼされた国の名前を採用しました。
ラシュロスにすべきだったのですが、今回制作にあたり
その名前を完成・公開まで忘れていたので…って、酷い話ですね。 

フランソワ・イステリア 58歳

【解説】
シェリーナの祖父ですが、ベルニールではなくベラレッタ出身です。

彼もまた三部作構成にできそうもないと悟り
今回登場させたキャラクターの一人です。
祖国を滅ぼされたエディアスが最初に出会う仲間ということですが
原作の三部作設定では、「ミーはフランソワざんす!」
…なんて口調でした。

さすがにそれを採用するのはまずいので普通になってます。

ヴィアル・ウォナキス 16歳
出身:ベルニール

セディエルの幼なじみにして、生まれて初めての親友。

【解説】
あまり詳しく書けないのですが、出身:ベルニールと表記したのは
クリアした人からしたらおかしくね?ってなるのですが
事情があって、敢えてのことです。
ポジション的には原作で言うネコピー・アーソンなんですが
彼の代わりに登場させた新キャラクターです。
セディエルにとって初めての親友という設定だけを受け継ぎ
あとは重要人物ポジションにしました。

彼についての回想シーンの一部は序盤に持っていきたかったのですが
それをやってしまうとオチが見えてしまうので、今の形に。

アクビル 16歳
出身:ベルニール

ある時を境にセディエルをいじめるようになる。

デーマン 15歳
出身:ベルニール

ある時を境にアクビルと共にセディエルをいじめるようになる。
かつてはセディエルに対していい印象を持っていた。

【解説】
アクビルとデーマンは今回追加した新キャラクターです。
セディエルが具体的にどういう奴にいじめられたのか
そしてそこに至った経緯について描いてみるのはどうだろうと…

というか「Historb」として公開するにあたって、裏の設定を
どこまでなくしていけるか、ゲームの完成に至るまでに膨らんだ設定・妄想を
どこまで本編でアウトプットできるか、ということを意識して作ったつもりですが
何でもかんでもってやっちゃうと今回の場合逆にダメな気がしたので
(R-18ゲーになりかねない部分も含めて)その取捨選択には随分悩み
泣く泣く切った部分もあり、その結果、余計な部分があったり肝心な部分が
なかったりすることもあるかもしれません。

大きく変えた、追加された、削除された…といった設定やキャラクター…
そしてイベントがあるのも、上記のことに関係しています。

チェリーヌ 16歳

【解説】
ここからは、サイトに紹介していないキャラクターになります。
原作未登場で設定上のものや新規キャラクターが追加されています。

ハイラリア王リュタールの親友の娘。
そのため、ゼリータやマリアと対等に接することができる。
とりわけマリアと仲が良く「チェリー」、「マリアちん」と呼び合う仲。

…この設定をほぼ採用しました。
ただ「チェリー」、「マリアちん」と呼び合う設定は、脱字を疑われる
可能性があることからボツ設定になりました。

ネスカ・フィリースト 19歳

【解説】
ハイラリアのナイトを統べる総指揮官。
妻を失い、自身も病に冒された旧友から託されたリュタールによって育てられる。
ハイラリアが魔物に襲われたとき、優れた剣術で魔物を撃破した腕を買われ
ナイトの長として生きることとなる。
ゼリータやマリアに剣術を伝授した。

…この設定のうち、リュタールに拾われた経緯やナイトの長になった経緯は
描いていないが、それ以外の設定は採用しています。
ただ、見る人が見れば、ただ引きこもっているようにも見られかねないかも…

ユンヘル、サラベルノ ともに16歳

【解説】
ジョーイが故郷ドーナにいた頃の親友たち。
不良に絡まれているところを
ジョーイに助けられる。

…と、年齢が変わったこと以外はほぼほぼ採用です。

スバトフ(旧ボルネン)・バルバジア 24歳

【解説】
ゾルボルン(旧ハイヨー)の城下町にいる武闘家。
戦士や武術の心得がありそうな旅人に戦いを挑む…という設定から
コロシアムでの対戦相手に。1対1形式から1対4形式…
更には相手を全快させるという、自分から不利な条件で戦いを挑む
男気溢れた武闘家になりました。

バルバジアという姓名と、マリナデール出身なのは
今回、新規に追加設定されたものです。
主要人物でないキャラクターにしては珍しいケースかな、と。

スレーフ・バルバジア 25歳

【解説】
原作では元海賊でアルメルフの下僕だったのが
アルメルフを削除したことで、後述のラルゾフの設定も変わりました。
故郷マリナデールでセディエルたちを強襲し、重要アイテムを奪い
洞窟で戦いを挑むが、実は世界を守るために結成された組織
「ディフェンダー」の一員。

ディフェンダーについてはまた次回にでも…

ラルゾフ・バルバジア 27歳

【解説】
原作では覆面姿にがっちりした身体を持った元海賊でアルメルフの下僕だったのが
スレーフと同じような立ち位置に…そして容姿もイケメンになりました。

スバトフ、スレーフ、ラルゾフが兄弟であることは変わっていません。

スラムゴーマ

【解説】
物語の黒幕。暗闇の世界ミラングレイユの覇者。
ダルトースを下僕として地上を任せる。
…という設定は、ほぼほぼ採用です。
彼については追加の設定があるのですが
ネタバレになるので、ここでは割愛します。

その関係者の紹介も、ここでは割愛します。
ただ、それらは皆、新規追加キャラクターとだけ、お伝えしておきます。

ダルトース(旧ダルナン)

【解説】
地上界の「魔王」…という設定は諸般の事情で排除。
下記三大魔将軍ニャーリス、ガメラス、セブレックスを従える。

ニャーリス(旧デスビー)

【解説】
ゴースティ地方を任されているのは変わらないですが
虫系モンスターから三魔将軍の紅一点に。

セブレックスを恋い慕っていますが、この辺は冒険初期の
セディエルとシェリーナの関係に少し似ています。

戦闘能力は驚嘆するほどのものではないですね。

ガメラス

【解説】
本当は4匹の子ガメラスを用意したかったのですが
諸般の事情で全く違う4体の部下を従えています。
カーメル大陸全土を任されていて、普段は自ら建てた塔のてっぺんにいる設定は
そのまま採用しています。

彼の涙は宝石となって落ちると言われている、という点や
根っからの悪ではない点も変わりません。

セブレックス(旧ダークキングナイト)

【解説】
ネタバレになるので多くは書けませんが
彼ら三魔将軍は今回、皆根っからの悪ではないのです。

その関係で、ナイトエンペラーという兄がいる設定はボツになっています。

TYPE74RX-T 2019/04/05 07:24

No.6:Historb・制作編

予定より遅れてしまいました。すみません。

この話はタイトルが正式に「Historb」に決まる前からの話になります。
以前載せたシナリオノートやらマップやらの他に魔法やモンスターのデータを
書いた(この時点ではTRPG用)ものもあって、それを元に
何とかCRPGにできないものかと色々やったものです。

年代的にやはりBASICから手を付けて作ろうとしましたね。
それに際してBASIC用にこれとは別の小規模な作品を作ろうと考えました。

マップを作るのにまずタイルセット…つまりマップ用のドット絵が必要なので
ドット絵制作ツール自作してひたすらドット絵を打ってましたね。
ただ、当時はファミコンレベルのクオリティでもまだいけると思っていたので
アンチエイリアス(自分には苦手分野)のことを考えずひたすら作ってました。
草原、山、岩山、砂漠、海、沼地、橋、城、町、ほこら、塔…
作ってて楽しかったですね。
今は亡きPC9801で作ってたのでお見せできないのが残念ですが…

町の人のドットなんかも打ってました。
技術的に自分が動きつつモブキャラを動かすなんてできなかったし
当然キャラも主人公以外は正面のみ、マップチップにキャラ絵を重ねるのに
マスク画像を用意してXORだかしてやってた記憶があります。

で、次に必要なのはマップエディタ。
これは実際のゲームで歩きながらマップを作っていく感覚のもので
現代ならばマインクラフトがそれに近いかな?
あれの2D版、と考えて頂ければ。

ところがこのマップ移動、なめらかにスクロールしてくれないんです。
1ドットずつ移動させるのに時間がかかり過ぎるんですよ。
ファミコンですらあんな簡単にやれてることを、なぜPCではできないのか…
そう思ったものです。
まぁ、今となっては32x32キャラの640x480解像度だったし
当然と言えば当然ですけどね。

まぁ、そうやって作っていくうちにBASICの限界を知ってしまったんですね。
そこでまず断念しました。

時は流れ、コンピュータの専門学校に行ってC言語を習ったので
今度こそと思い、先述した2つのツールに加えバトルプログラムも組みました。
これが専門学校の卒業制作になったわけです。
もちろん別のRPGでしたけどね。

自分で描いたモンスターをスキャナで取り込んだりしたものです。
プライベートでも外付けHDDを初導入、当時10MBで何万もしてたらしいですが
自分のときは240MBで2万円代と、当時としてはコスパ凄かったですね。

ただ、やっぱりマップスクロールが32ドットスクロールのお粗末なもので…
素材制作、バトルプログラミング、クルマの運転免許取得、アルバイトを
並行してたもので、色々と精神的な負荷がかかり、夏場に拒食症を患ってしまい
仲間に迷惑をかけまくった結果、完成できずじまいに終わりました。

就職浪人時代、アルバイトをしつつRPGツクール2にも手を出しましたが
こちらは後の「天からの使者」に繋がりまして、RPGツクール2000で
完成させました。

…そして社会に出てボーナスでWindowsPCを買えるようになると
Delphi、F-BASICに手を出すようになり…けれども、当時はWindowsを
あまり理解できてなかったので一旦断念し、数年制作が止まったある日
セガサターンでBASICができる環境が生まれ、そこでやっとマップスクロールの
ノウハウが身につきました。しかし、ゲームの完成には至らず
HSPというものに出会って色々やってはみましたが、当然ダメで…

そして来る2004年、プログラムでツクールの仕様を変えられるという
RPGツクールXPとの出会いがありました。
当時は「これぞ我が求むるツールだ!」と思い、気合いを入れて
スクリプトを勉強しました。
「Historb」もこれである程度作ってたのですが、イメージ通りのマップが
作りづらかったこと…それ以前に当時はマップ制作スキルに
乏しかったこと…更には原作の設定を100%そのまま使うと
R-18作品になる他、えらいことになるので
(ヒロインに、さわりたいとこさわって云々なんて言わせられるワケねぇ…)
どうやって無難なシナリオに仕上げるかという作業もあり
制作は難航を極めました。
制作に時間をかけすぎて失望され、一部に相手にされなくなったことも
ありましたね。

そうこうしているうちに、新しいRPGツクールVXの登場です。
こちらは「Historb」のイメージに合致したマップが作れること
マップ制作がRPGツクール2000感覚で作れること…
更に作りやすくなっているので
制作ツールをこのVXに乗り換え、最終的に制作するツールとなりました。
ゲーム制作期間こそかかりました。
完成する前にRPGツクールVX Aceも出ました。
それでも諦めず作り続け、2012年6月、長年の夢がついに叶いました。

さすがにゲームとしては古くさいものでウケがいいとは言いづらく
人を選ぶ作品になりましたが、自分自身は作って良かったと思っています。

TYPE74RX-T 2019/03/29 00:39

カオス送り Ver1.20(進捗状況)その2

アップデート作業も割と先が見えてきたと思います。
今回も珍しくCi-enらしく(?)進捗状況をば。


この作品にはこういう会話があったので…


主人公の初期技として実装しちゃいました。

トリニティスラッシュは習得レベルを1から3に引き上げました。
その代わり、威力を気持ち上方修正してあります。

一刀両断は、クリティカルが決まるとトリニティスラッシュを超える
ダメージを与えられるし、クリア後のダンジョンでも局所的に使えたりするので
割と腐りにくい技に調整してあります。
他の技で安定したダメージを与え続けるか、一か八か一刀両断に賭けてみるか…
そんな駆け引きもできますし。

…まぁ、FF1にあった魔法クリティカルの概念をこの作品にも
少し取り入れてみよう、という狙いもあったりしましたけども
この技を入れた動機自体は冒頭に書いた通りです。

あと、~(攻撃者)は~(敵の名前)を一刀両断にする!…というのも
データベース上では (使用者の名前)「は\Mを」「一刀両断にする!」と
設定してあって、スクリプト上で「\M」が含まれていれば対象モンスター名に
置き換える、という処理をやってます。
デフォルトではこういう表現ができないんですね。


装備画面。
このレイアウトには実はかなり悩みました。
もっとパラメータを増やせば多く表示できてウィンドウも全部埋められるし
ステート耐性なんかを追加してもいいよねってなるけど
その場合、戦闘バランスを1からやり直さなきゃならなくなって完成が
遠くなってしまうので…
ステート耐性にしてもそこまで重要ではなく、クリア後ダンジョンで
あれば楽になれるかな程度のものなので、結局この形に。

しかし、アップデート後、方向キーの左右で装備キャラを変更できることを
Readmeに書いてあっても読まない人もいるので、ユーザビリティを考えると
知ってほしい機能だったので、今回Tipsウィンドウを追加しました。

この黒いウィンドウは、スクリプトでウィンドウスキンを
改造したものをキャッシュにして呼び出せるようにしてまして…
要は二種類のウィンドウスキンを使ってて、でも、画像素材として用意すると
当時のRTP祭りのルールから逸脱するので
(スクリプトによる画像作成は禁止、というルールはありませんでした。)
スクリプトでスキンを作りました、というお話ですね。

TYPE74RX-T 2019/03/28 10:49

カオス送り Ver1.20(進捗状況)

いつの間にか、ゲームをダウンロードできなくなったということで
すぐにでもサイトからダウンロードできるようにするつもりでしたが
ふと改めてやってみて、ちょっとこれは調整が必要かなと感じ
ゲーム内容やバランスに若干の変更、修正を加えたものを出す予定でした。

ところが、やっていくうちにあれもこれもと変えたくなり
メニューの表示周り等も変更したほか、RTP素材とスクリプトを駆使した
アイコンカーソルを実装してみたり、戦闘画面の表示周りを変えてみたり
マップデザインまで変えてしまうなどして、このままだとキリがない…
たかが短編でここまでする必要あるのかと自問自答しつつ
当初のコンセプトであるタイトル画面を除いた素材をRTPで縛る、という
ルールを守りつつも、変なところに凝って半ばリメイクに近い状態に
なってしまってます。

ただ、リメイクするならもっと凝ったことしたいし
素材もRTP縛りがなくなるので、音楽はとりあえずオリジナルのものにしたいし
マップのタイルセット素材もいいものにしたいし…

そうなるともうお金をかけなくちゃいけなくなっちゃう。
短編でそこまでやるほどのことなのかってなるし、費用対効果がね…

ということで、さすがにこのゲームではそこまでやるつもりないです。
まかり間違ってプレイヤーの方からリメイクを希望する声が
高まるようなら、ちょっと考えます。
ただその場合、どういう方向性でリメイクするか、という意見は
聞きたいところですね。

とりあえず、自分でどっかで歯止めをかけつつ
アップデート作業を続けるつもりです。
最悪4月中にはと言いましたが、凝ることに歯止めをかける意味で
4月頭の公開を目指すことにします。

最後に、変わった部分のスクリーンショットを可能な限り公開します。


Readme.txtにある更新内容。
まだここに書いてないものもあって、最終的にはもう少し増えるかと。


タイトルロゴも若干変更を加えました。
この画面上でバージョンを表記するようにしました。
サイトの紹介ページにもあるように、ちょっと寂しい画面から
少し良くはなったかと思います。


メニュー画面。
数値はすべて全角で表示するようにしました。
ステータスを選択すると、ステータス画面に移行せず
画像にあるキャラ表示から各々の装備品を含めた詳細パラメータ表示に
切り替わります。
もう一度ステータスを選択することで元に戻ります。


戦闘画面。
バトルメッセージウィンドウをVX Ace風にしました。
これに伴い、スクリプト素材として公開しているネームウィンドウ表示も
透明化するよう改造しました。

数字フォントはそのままテキスト表示命令で表現可能ですが
ビットマップ画像化しちゃいました。
これはゲージに関しても同様です。

当初はデフォルトから数値の全角表示程度に留めるつもりでした。
でも今ならこんなことできるのかなと、やってみたらすんなりできたので
こういう画面になりました。
コマンドウィンドウ表示位置、アイテムウィンドウ表示位置も
デフォルトから変えています。


ダンジョンマップ。
Before→After的に左右に画像を表示させました。
なるべく歩ける場所やイベント位置に影響しない範囲で
高低差のあるダンジョンにしてみました。
カオスの迷宮ということで、単調な色味をある程度なんとかした感じですね。

最後に、スクショは出せませんがOPの展開にも若干変更を加えておりまして
短編ならではというか、このゲームの性質を鑑みた仕掛けを施してあります。
一回クリア後にでもニューゲーム(EXニューゲームでも可)したら
「おや?」と思うでしょう。
これは人によってというか…あぶなあぶない。
公開までのお楽しみ(楽しみにしてる人がいるかは別として)、ということで。

以上、進捗状況でした。

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