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TRP_SkitMZの記事 (11)

「TRP_SkitMZ」のRPGツクールMVでの動作について

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RPGツクールMZ向け立ち絵操作プラグイン「TRP_SkitMZ」はRPGツクールMV向けTRP_SkitをベースとしてツクールMZで動くように移植し、さらに複数階層レイヤー表示機能とそれに対応する表情ピッカーなどの新機能を搭載したものです。


さて、「TRP_SkitMZがRPGツクールMVで動くか」についてですが、新規プロジェクトにおいて簡素な追加パッチを2つあてることでごく基本的な動作を確認しております。

導入にあたっていくつか注意点がありますので、よく読んでから試してみてください。

パッチファイルの扱いについて

拡張パッチについてはTRP_SkitMZの使用条件対象外です。
また、TRP_SkitMZの今後のアップデートなどへの対応も保証いたしませんのでご了承ください。

商用利用:○
改変:○
再配布:改変したものも含めて不可
これらのプラグインを利用することによって生じる損害について、プラグイン製作者は一切の責任を負いません。各自の責任と判断の上でご利用下さい。


TRP_Skit(MV版)からの移行について

基本のAPI(プラグインコマンドのパラメータ順など)は同じですが、立ち絵キャラクターの設定など、コンフィグに一部異なる部分があります。

(ただし、同じ動作でも内部で行っている処理は細々と修正が加わっているため、他のプラグインとの競合状態によっては正しく動作しない場合もあると思います。)


また、MV版からMZ版への以降のメリットは複数階層レイヤーが使える点であるため、立ち絵キャラごとに表情パーツを分けて、ピッカーでの表情データ登録が必要になります。

すでにイベントシーンを作っているのであれば、既存の表情画像とそのIDに対応させるようにピッカーで表情データを設定していくことで以降の手間を最小限に済ませることができるでしょう。


あくまでおまけの拡張パッチとして、あまり期待せずにお試しくださいませ。

不具合については報告の受け付け自体はしております。
不具合情報をいただける分にはこちらもありがたいですので、対応できるかはともかく何か有りましたら↓へどうぞ
プラグインの不具合・競合報告


導入方法

  • ツクールMVプロジェクトのバックアップをとる
  • TRP_SkitMZ関連のプラグインをプロジェクトに導入
    └TRP_SkitConfigは削除せずに残しておくと後でTRP_SkitMZ_Configの設定が楽
    └「TRP_Spritesheets.js」の代わりに「TRP_Spritesheets_ForMV.js」を導入
  • 「TRP_SkitMZ_ExMVPatchA.js」をプラグイン管理画面でなるべく上に配置
  • 「TRP_SkitMZ_ExMVPatchB.js」をプラグイン管理画面でなるべく下に配置dd
  • TRP_SkitMZ導入マニュアルに従って動作チェック

パッチファイル

TRP_SkitMZはRPGツクールMZ向けに制作したプラグインであり、本パッチを当ててのRPGツクールMVでの動作は十分なテストが出来ておりません。

何が起きるか分かりませんので必ずプロジェクトのバックアップをお取りの上でお試しください!

TRP_SkitMZ_ExMVPatch.zip (6.28kB)

ダウンロード

(Ver1.01 2021/7/17)

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機能拡張おまけパッチ【TRP_SkitMZ】

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拡張パッチについて

TRP_SkitMZの機能拡張を行う追加プラグインです。

拡張パッチについてはTRP_SkitMZの使用条件対象外です。
また、TRP_SkitMZの今後のアップデートなどへの対応も保証いたしませんのでご了承ください。

  • 商用利用:○
  • 改変:○
  • 再配布:改変したものも含めて不可

これらのプラグインを利用することによって生じる損害について、プラグイン製作者は一切の責任を負いません。各自の責任と判断の上でご利用下さい。

一覧

  • ExCostume:衣装差分の重ね表示に対応
  • ExPictureOrder:立ち絵の重なり順をピクチャID順に変更
  • ExAlphaFilter:WebGL使用時、表情の透過処理の改善
  • ExDefaultPose:デフォルトポーズ機能の追加
  • ExChangeDirectory:立ち絵キャラの画像フォルダ変更
  • AssetRegister:アセット(デプロイ時の除外で弾かない)の登録
  • ExZOrderChange:表示の重なり順をプラグインコマンドで変更
  • ExParticleCommand:別売りパーティクルプラグインのコマンド補助

ExCostume:衣装差分の重ね表示に対応

https://twitter.com/thiropGames/status/1349678637126041603

このプラグインをプラグイン管理にてTRP_SkitMZ.jsより下に配置してONにしてください。
衣装差分画像は「costume_タイプ名_衣装名_ポーズ名.png」という名前でアクターごと、ポーズごとに保存してください。(タイプ名、衣装名はアルファベット)
詳しい使い方はプラグインヘルプに書いてますのでお読みください。

※TRP_SkitMZのV1.06以降が必要です。それ以前のバージョンをご利用の際は、購入履歴などより再度ダウンロードしてください。
※ExAlphaFilterとの併用がおすすめ。

TRP_SkitMZ_ExCostume.js (19.99kB)

ダウンロード



ExPictureOrder:立ち絵の重なり順をピクチャID順に変更

このプラグインをプラグイン管理にてTRP_SkitMZ.jsより下に配置してONにしてください。
TRP_SkitMZ_Configにおいて設定した使用するピクチャ番号の順番に応じた重ね順で立ち絵が表示されます。(開始ピクチャID2~10とした場合、ピクチャID1のピクチャは立ち絵の裏側、ピクチャID11~のピクチャは立ち絵の表側に表示されます)

なお、ピクチャ(Sprite_Picture)に操作を行うプラグインとは競合の可能性がありますので留意してください。

TRP_SkitMZ_ExPictureOrder.js.zip (1.94kB)

ダウンロード



ExAlphaFilter:表情の透過処理の改善

このプラグインをプラグイン管理にてできるだけ下に配置してONにしてください。
表情画像を重ねた際の透過処理の描画を改善します。

TRP_SkitMZ_ExAlphaFilter.js (1.11kB)

ダウンロード



ExDefaultPose:デフォルトポーズ機能の追加

キャラごとのデフォルトポーズ変更機能が使用できます。
(デフォルトポーズは会話シーン開始時の初期ポーズ)

TRP_SkitMZ_ExDefaultPose.js.zip (1.93kB)

ダウンロード


ExChangeDirectory:立ち絵キャラの画像フォルダ変更

立ち絵キャラの画像フォルダを変更できます。

TRP_SkitMZ_ExChangeDirectory.js (2.95kB)

ダウンロード

ExZOrderChange:表示の重なり順をプラグインコマンドで変更

プラグイン設定「立ち絵の画面重なり順」をゲーム中にプラグインコマンドで変更できます。(要:ver1.10以降)

TRP_SkitMZ_ExZOrderChange.js (2.51kB)

ダウンロード

AssetRegister:アセット(デプロイ時の除外で弾かない)の登録

Windows/Mac向けでかつ「未使用ファイルの除外」を行う場合は下記のプラグインを使用して「img/pictures/busts」内のファイルをアセットに登録してください。(使用方法はプラグインのヘルプを参照)

TRP_AssetRegister.js (3.97kB)

ダウンロード

(2023/08/19 Windows環境で正しく登録されない不具合修正)

ExParticleCommand:別売りパーティクルプラグインのコマンド補助

立ち絵プラグイン側のコマンドから立ち絵を対象としてパーティクルプラグインのコマンドを実行できるようになります。

TRP_SkitMZ_ExParticleCommand.js (3.45kB)

ダウンロード

Fixbug_BitmapGetImageData.js

一部ピクチャタッチ系プラグインとの併用で発生するコアスクリプト不具合の修正。

Fixbug_BitmapGetImageData.js (940.00B)

ダウンロード

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立ち絵プラグインほかセール中です!

今月発売しましたRPGツクールMZ向け立ち絵プラグイン「TRP_SkitMZ」の
セール期間が今月末(明後日)までです!

立ち絵プラグインMZ(2980円→2480円)


発売中のRPGツクールMV向け各種プラグインもセールを行ってますので気になるプラグインがある方はこの機会にどうぞ!

・演出を盛るのに人気なパーティクルプラグイン(2980円→2180円)
TRP_Particle(RPGツクールMV向け)


・ミニゲームのサンプルプロジェクトが付属するダイスプラグイン(1380円→980円)
TRP_Dice(RPGツクールMV向け)

※ RPGツクールは、株式会社KADOKAWAの登録商標です。
※ その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。



TRP_SkitMZの機能紹介

TRP_SkitMZはMV版の立ち絵プラグインTRP_SkitをMZ向けに移植し、更に使いように細かな調整や多層レイヤー機能を付け加えた立ち絵操作プラグインです。

細かな機能の紹介は↑のPVやマニュアルに任せるとして、地味だけど便利な機能をいくつか紹介します!

表情の先読み

表情・ポーズの変更は主に制御文字で行っていくのですが、MZ版では登場直後の文章表示コマンド内の表情変更を先読みし、表情を変えた状態で登場できるようになりました。

https://twitter.com/thiropGames/status/1319572662788583425

これでシリアスシーンでニコニコ笑顔で登場しないように事前にコマンドで表情を変える必要がなくなりました!

自動表示機能も活用すると、基本的な操作はプラグインコマンドなしで制御文字のみでおおよそこなせると思います。


表情リスト画像の自動作成

表情画像の階層形式を利用する場合、専用の表情ピッカーで登録した表情をID付きでリスト画像に書き出すことが出来ます。

印刷してクリアファイルに入れれば表情設定の作業が一段と捗ると思います!

↓自分は資料はなんでも印刷して手元に置く派
https://twitter.com/thiropGames/status/905050427913158657



特典の漫符アニメーションプラグイン

セール期間中の特典として漫符アニメーションプラグインを配布中です。
Boothの購入履歴よりダウンロードしてご利用ください。

独自規格の漫符アニメを再生するプラグインで、特典期間中のみアニメーションの作成が可能なエディタ機能がついてます!

https://twitter.com/thiropGames/status/1328682027147694080


エディタ機能については機能の追加・調整を随時おこなってる途中で、今月中に完成しそうにないので特典プラグインのダウンロードも12月いっぱいまで伸ばそうと思います。(セールは今月で終わるのでご注意を!)

エディタでは「モーション」単位で動きをつけていきます。モーションごとに所要時間とイージングの緩急を指定し、モーション終了後の位置・大きさ・角度・不透明度を設定していきます。


また、セル(画像数)を増やせるほか、画像を切り替えるフレームアニメにも対応。
普通のアニメーション表示の要領で、歩行キャラや戦闘中のアニメとしても使えます。
https://twitter.com/thiropGames/status/1332504223628492801

明らかに漫符を表示するためにはオーバースペックな仕様ですが、ツクールMZはアニメーション編集機能がなくなったので、いずれ自分もMZに本格移行した際に手軽にアニメーションを作れるエディタがほしいなと思って機能をせこせこと付け加えています。


操作性などにまだ少し難がありますが、あとはSE・フラッシュの再生や、編集データのコピー・削除といった管理機能をつければアニメーション作成用途にもバリバリ使っていけるかなと思います!

エディタが完成したらCi-enでも改めて告知しようと思いますので、プラグイン購入済みの方はダウンロードをお忘れないようにお願いします。

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TRP_SkitMZ動作確認用プロジェクト

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記事の最後より「TRP_SkitMZ」の動作確認用プラグインを含んだプロジェクトをダウンロードできます。

禁止事項と確認方法をよく読んでご同意の上ご利用ください。


このプラグインは立ち絵操作プラグイン「TRP_SkitMZ」の動作確認目的でのみRPGツクールMZのテストプレイ内で利用できます。

動作確認用プロジェクトの禁止事項/免責事項

  • このプラグイン(検証用プラグイン「TRP_SkitMZ_Test」)の改変を禁じます。
  • このプラグインの再配布を禁じます。
  • このプラグインをプロジェクトに含んだ状態での制作物の公開や配布を禁じます。
  • 動作確認以外の用途でのサンプルプロジェクト内の画像の利用を禁じます。
  • 本プラグインならびにサンプルプロジェクトは利用者の責任によって行うものとし、利用によって生じるいかなる責任もシロップは負わないものとします。

プラグイン機能の確認

プラグインの動作を確認したい場合は、サンプルプロジェクトをRPGツクールMZで開いてテストプレイを実行してイベントを調べてください。おおよその機能の実演が見ることができます。

  • 立ち絵表示
  • 移動
  • 表情・ポーズの変更
  • 反転
  • アニメーション表示
  • 会話の名前を検知してオートフォーカス
  • 制御文字での制御
  • マクロコマンド、など

ユーザープロジェクトでの動作確認

本プラグインは基本的に、対応するコアスクリプトバージョンにおいて他のプラグインを使用しない場合の利用を想定しております。(詳しくは、利用上の注意【TRP_SkitMZマニュアル】

ただし、上記の環境を満たさない場合にも一部機能が動作する可能性があります。各自のプロジェクトで基本コマンドが動作するために動作確認プロジェクト内のTRP_SkitMZ_Testプラグインと画像フォルダ(busts以下)を対象プロジェクトにインポートして動作確認を行うことができます。

あくまで、動作対応環境の範囲外ですので各自の判断にてご確認・ご利用ください。


  1. サンプルプロジェクト内のプラグインフォルダ内(js/plugins/)のTRP_SkitMZ_Test.jsを動作確認したいプロジェクトのjs/pluginsフォルダに入れてください。
  2. プラグイン管理からこのプラグインを取り込んでONにしてください。
  3. サンプルプロジェクト内のimg/pictures/bustsフォルダを動作確認したいプロジェクトのimg/picturesフォルダ内にコピー・ペーストしてください。
  4. 適当なイベントにプラグインコマンドにて「skit test」と入力して下さい。
  5. イベントを実行して動作を確認してください。
  6. 動作確認が済みましたらこのプラグインをプロジェクトより削除してください。

ダウンロード

※上記、禁止事項/免責事項に同意の上でご利用下さい。また、RPGツクールMZのユーザーのみご利用頂けます。
※動作確認テスト用プラグインにはコンフィグ設定用プラグインは含まれておりません。
※サンプルに収録している立ち絵には「動作確認用」という文字が書かれてますが、不具合によるものではありません。

TRP_SkitMZ_Test.zip (3.70MB)

ダウンロード
  • コアスクリプト1.1.0
  • プラグイン仕様は製品版バージョンV1.00に相当

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多層レイヤー表示を使用【TRP_SkitMZマニュアル】

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表情パーツを分けた画像を用意し、ゲーム内で重ねて表示する「多層レイヤー方式」を使用することで、たくさんの表情バリエーションを格段に扱いやすくなります。

記事の内容

  • 画像ファイルの形式
  • 表情ピッカーの使い方
  • コンフィグの設定
  • 制御文字で表情パーツを切り替える
  • あとから表情を追加する
  • スプライトシートを利用する

画像ファイルの形式


ベース+表情レイヤーの2階層方式と同じく、ベース画像を「ポーズ名.png」のファイル名で用意します。

表情パーツ画像は「ポーズ名_種類番号_パーツID.png」のファイル名でそれぞれ用意します。

種類番号は目や口といった表情パーツの種類ごとに、1から順に指定します。
例えば、種類番号1:目パーツ、種類番号2:口パーツといった具合です。

パーツIDはそれぞれのパーツの画像ごとに0から順に用意します。
ただし、オプションパーツとして非表示にもできるパーツ種類の場合には、パーツIDは1から順に用意します。

【パーツ画像の命名例】
・目パーツ(種類番号1)
normal_1_0.png
normal_1_1.png

・口パーツ(種類番号2)
normal_2_0.png
normal_2_1.png

・オプションパーツ<冷や汗や漫符など>(種類番号3)
normal_3_1.png
normal_3_2.png



コンフィグ設定

表情表示方法を多層レイヤー方式に切り替えるには、プラグイン設定を1箇所変更する必要があります。

TRP_SkitConfigMZのプラグイン設定の「必須項目」カテゴリ内の「表情階層レイヤー使用」の設定をON/trueに変更しましょう。



表情ピッカーの使い方

開発中のプロジェクトにTRP_SkitMZ_DevPicker.jsプラグインを導入することで、表情ピッカーを呼び出すことができます。

表情ピッカーでは表情パーツの組み合わせリストから、使用したい表情を選択して必要なデータを作成するツールです。

プラグイン素材フォルダ(materials/plugins)から導入するプロジェクトのjs/pluginsフォルダにTRP_SkitMZ_DevPicker.jsファイルをコピペし、プラグイン設定からプラグインを導入しましょう。



イベントコマンドのプラグインコマンドから「TRP_SkitDevPicker」プラグインの「ピッカー呼び出し」コマンドを選択します。

キャラ名(フォルダ名)とポーズ名を指定して、早速テストプレイでイベントを実行しましょう!(テストプレイ以外では呼び出せないので注意)


サムネイルの設定

初めて呼び出した状態では顔の位置がずれて表示されているはずです。


各マスには画像の左上が切り抜かれて表示されています。
まずはサムネールの表示範囲を設定しましょう

「D」キーを入力するとサムネール編集モードに入ります。
(モードが切り替わると右下のガイド表示が赤色に変わります。)


上下左右キーで表示範囲をずらせます。
最初は左上が表示されているので右・下を押して中心に寄せましょう。
(Shiftキーを押しながらで10px単位で移動可能)

また、command(Macではopt)を押しながら矢印キーを押すと、サムネールのサイズを広げる・縮めることができます。

サムネールの大きさに合わせて自動的に表示される列数・行数が変わるので、画面いっぱいにサムネールが埋まるサイズにすると良いでしょう。

また、「Q」「W」キーを押すことで立ち絵自体を拡大・縮小することもできます。


サムネールの調整が終わったらEnterキーを押して元の表情選択モードに戻りましょう。

この時、設定データが自動的にdataEx/TrpSkitDevSetting.jsonファイルに保存されるため、次回以降はサムネールが調整された状態で呼び出せます。


表情の選択

では、表情の選択を行っていきましょう!

選択方法は、使いたい表情サムネールをクリックするだけ!

もう一度クリックするとキャンセルできます。


ページ内の表情を選択し終わったら右キーを押すと次のページが表示されます。

右上にページ数と選択数が表示されますので、これを目安にしながら使いたい表情をひたすら選択していきましょう!

全てのパーツの組み合わせが表示されるので、パーツ数が増えるほど膨大な組み合わせとなります。あまりに組み合わせが多い場合は、使う頻度が少なそうな表情パーツは思い切って外してみるのが良いでしょう。

(※後ほど説明する制御文字を使った方法で、表情の一部のパーツだけを選んだものから変更して表示することも可能なので、使う表情全てを網羅しようとあまり悩まなくても大丈夫です!)


いざ表情を選びはじめると、なかなか表情を絞り込めないこともあるかと思います。

リロード機能があるので全く問題ありません!まずは直感で使えそうと思った表情を全て選択してどんどん次へ進みましょう!

最後のページまで表情選択が済んだら「R」キーを押すことで「選択された表情だけでリロード」することができます。


今度はページを進めながら、使わない表情をキャンセルして外していきましょう。
他の表情で代用できるものや使う頻度が少なそうな表情は思い切って外していきます。

選択された表情数が目標の数まで抑えられたら、ピック作業は終了です!
(デフォルトの設定だとA4用紙いっぱいのリスト画像サイズになる130個がおすすめです)


設定の保存

ピック作業が終わったら、「S」キーで開発用のデータを保存しましょう。

これで次回、またピッカーを呼び出したときに今回選択されたデータからピックを始められます。


リストの印刷

選択した表情にはそれぞれ1から順番にIDが割り当てられ、プラグインコマンドや制御文字でそのIDを指定することで表情を変更できます。

「I」キーを押すことで表情のサムネールとそのIDをリスト形式で画像として保存することができます。

プロジェクトフォルダの「_export」フォルダ内に画像ファイルが作成されているので確認してみましょう。(もし_exportフォルダが作られない場合は、プロジェクトファイルと同じフォルダに_exportフォルダを作ってからもう1度おためしください)


画像を印刷し、手元で表情とIDを確認しながら使うことで簡単に表情を選択できます!




ここまでで基本的な設定が終わりました。
制御文字で設定した表情が使えるか確認してみましょう!

立ち絵キャラクターを表示させた状態で、通常通り\SE[表情ID]の制御文字で表情を変更すればOKです。

表情IDは先ほど印刷した表情リストを見ながら選ぶとパッと選べるでしょう!




制御文字で表情パーツを切り替える

イベント作成時に表情を選ぶ際に、「この表情の口パーツだけ変えたい!」といったことがあるでしょう。

制御文字である表情の特定のパーツだけを、他の表情で使われているパーツに変更することが可能です。

例えば、\SE[1-p2:e3]とすると、表情1をベースとして種類2の表情パーツのみを表情3で使われているパーツに置き換えて表示可能です。

(直接パーツIDを指定することも可能です。\SE[1-p2:3]とすると、表情1をベースとして種類2の表情パーツのIDを3に変更して表示。)


頻繁に使う表情であれば次に説明する方法で表情を追加するのも手ですが、そうでなければこの方法で微調整しつつ表情を指定するのが楽かと思います!



あとから表情を追加する

表情の組み合わせをあとから変更しようとすると、表情IDが変わってしまうためすでにプラグインコマンドや制御文字で設定した表情が変わってしまいます。

すでに登録した表情を削除することはできませんが、追加することは可能です。

表情ピックコマンドを「追加モード」をONにして実行します。

すると、選択されていない表情のみがピッカーに表示されます。
(開発用データTrpSkitDev.jsonに保存されている表情のみが対象です。手動でTRP_SkitConfigに表情データを打ち込んでいても反映されないので注意)


追加する表情を選択してから「S」キーを押すと、すでに設定したデータの後ろに新しく選択したデータが付け加えた状態でデータが保存されます。

以上で、表情の追加が完了です!



スプライトシートを利用する

表情の階層レイヤーを使う場合には表情画像のスプライトシート化をすることを強く推奨しています。

スプライトシート化を行うことで、ゲーム実行時に使うメモリサイズを大幅に節約することが可能です。

残念ながらTRP_SkitMZにはスプライトシートを作成する機能はついてませんが、無料の外部ツールなどを利用して簡単にスプライトシートを作成できます。

↓の記事でShoeBoxを使ったスプライトシート化の手順を解説しているので、ぜひ挑戦してみてください。

ShoeBoxを使って表情パーツのスプライトシート化【TRP_SkitMZマニュアル】

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