ロボット少女は夢を見る - 制作記その47- 装備の強化要素
ロボット少女は夢を見る の47回目の記事は装備の強化要素のお話です。
本記事を書き始めてそろそろ1年が経ちます。
時間をかけただけあってゲームの機能面はほぼ完成…と思っていたのですが、
この度、また新しい要素として装備強化を追加しました。
今回はそんな、作るなら最初から作っておけよ!…と思ってしまう装備強化に関するお話です。
本作ではパーツを付け替えながら主人公が強くなっていきます。
なので装備の種類が増えれば増えるほど
プレイヤーは遊びの幅が広がり嬉しいものです。
しかし本ゲームで装備を追加するのは絵素材的な意味でとても大変です。
例えばつい最近追加したアイドル衣装
(動画はデバッグ画面)
この衣装は複数パーツの組み合わせなのですが、
合計300枚以上の画像を追加しました。
またそんな装備を付け替える中で
プレイヤーにとって見た目がお気に入りの装備を見つけても
ゲームで勝つためにはその装備を外す必要が出たりもします。
ゲームのシナリオ的にもシステム的にも
装備の付け替えは推奨なのですが
それでも見た目が気に入った装備を使う機会は用意したい…
それに手間をかけて作った装備があまり使われないのも寂しい…
という事で今回作ったのが装備の強化です。
本ゲームで用意した強化要素は
特定のアイテムを使用する事で対応した装備を強化できるというものです。
強化後は単純に能力が強化されて名前に + が付いたり、
場合によっては見た目も大きく変えられるように作りました。
過去の記事で話した SlayTheSpire のカード強化に近いですね。
一律で能力を1.5倍みたいな強化をすれば作りは楽なのですが、
バランス崩壊も起こしやすいので
各装備の強化前、強化後は手打ちで入力するようにしました。
これで装備を決める際や装備を強化する際に
何を装備するか?何を強化するか?
そうした選択が増えればよいなと考えています。
今回の装備強化の話いかがでしたか?
装備の強化はかなり前に記事にした
コスプレ装備を沢山使ってもらいたい件の1つの回答にもなったと思います。
ですが良い事ばかりではありません。
装備用の絵素材を描かなくて楽だからと言って
この装備強化を多用してしまうと絵的な変化が乏しくなり、
つまらない要素になってしまいます。
何事もやりすぎは良くありません。
適度にゲームが面白くなるように実装を頑張ろうと思います。
それでは、また次回!