ロボット少女は夢を見る - 制作記その73- ゲームのスコア
今回の記事はゲームのスコアについてです。
ゲームには「スコア」という概念があります。
画面端やリザルト画面で表示される数字で、
どれだけ加点要素を満たしたか?どれだけ減点要素を避けれたか?
で数値が決まります。
今回はとうとう本ゲームでもクリア画面を作ったので
そんなスコアのお話をします。
↑文字だけだと味気ないのでまた改善したい
まずスコアについて
最近はスコアそのものが存在しないゲームが多いです。
というのも
・雑魚を倒すごとには1点
・ステージを2分以内にクリアで1000点
・ダメージを受けたら-10点
と言われても
ライトなゲームユーザーにとって割とどうでも良いです。
それにローグライクゲームのように
ゲームに一区切りがあるものならまだしも、
ポケモンのようにクリア後も色々することがあるゲームの場合、
スコアの表示しようがありません。
そんなこんなでスコアの存在しないゲームも数多く存在します。
↑左上を気にしてマリオをする人は多くない…
ではスコア表示が有効なゲームとはどんなゲームか?
まず思いつくのがゲームセンターのゲームです。
ゲームセンターの1人用ゲームの多くに
クリア後に名前を入力すると
スコア+名前がランキング順に表示される機能があります。
その店で誰が1番上手くプレイ出来たかが分かり、
プレイヤー同士が競い合うという遊びができます。
他人と競争する事は楽しいのですが、
1人プレイのゲームではそれが難しいです。
しかし「スコア」は1人プレイゲームに対人要素を加えることができる
意外とすごい機能なのです。
と言ってもやはりスコアを気にするゲームプレイは
あまり楽しくない事も多いです。
そこで結構上手いなぁと思ったのがシューテングゲーム(例は東方)で
スコアが一定値を超えると残機が増えるものがあります。
これならライト層でも
なんかスコアが増えたら残機が増えて楽になるぞ!
↓
序盤の楽なステージでスコアを増やすテクニックを試そう!
みたいな導線になっていて機能的に感じました。
さてそんなスコアですが、
現代ゲームならではの使い方もあります。
それは我らがSteamの基本機能「実績」です。
Steamではゲームで一定条件を達成した場合に実績解除を行えます。
スコアを実装できるゲームならスコアを実装し、
一定以上を達成したら「スコア100000達成!」のような実績を作れば
ユーザーが遊ぶ目標になったり、
実績の達成率から
「自分はこのゲームの上位○%なんだ!」と満足感を得られます。
スコアのお話いかがでしたか?
インディゲームは1週が短くて何度も周回するゲームが多いです。
スコアも実績もゲーム本編に比べたら比較的楽に実装できるので
プレイヤーの満足度を上げるためにも、
ゲーム制作者の方は実装を検討して見ると良いかもしれません。
それでは、また次回!