モデルの位置を変更できるようにする
シーン(背景)のアセットが配置できるようになったので、次は PV 撮影におけるモデルとカメラマンの位置を指定するあたりの実装をしていきます。
最終的な仕様としては、
・タイムラインで位置を指定することで、モデルやカメラマンの移動も表現できるようにする。
・モデルの位置と角度の指定はドラッグで行えるようにする。
・シーンを眺める角度を右ドラッグでぐりぐり変更できる。
ということを考えているのですが、とりあえず実装を簡単にするために妥協します。
妥協するとこんな感じです。
・ボタンを押した後のクリック位置にモデルやカメラマンを配置する。
・モデルとカメラマンは互いの方向を向く。
我ながら良い妥協だと思います。うっとりです。
では実装していきます。
まずはパネルを2枚配置します。上のパネルにはカメラマンがモデルをどう見えるかのプレビュー表示を行い、下のパネルにはシーンを真上から見下ろした描画を行います。そして、下のパネルのクリックした位置にモデルが配置されるようにします。
この UI において、カーソル位置がシーンのどの座標に相当するかを返すメソッドを作り、なんやかんやすると実装完了です。見下ろしカメラの投影モードは Orthographic にしたので算数の苦手な私でも座標変換が簡単に行えます。えっへん!
中央にいたモデルを少し右上に移動させてみた。
作っていて思ったことは
・ホイール操作で下パネルの描画範囲を拡大縮小したい。
・カメラマンの位置変更もそのうち実装する。
です。
でもまぁ、ここまで動作すれば良いことにします。今作っても後から作り直すかもしれないので、細かい作り込みは各機能を全体的に作ってからまたやります。
次は VR 空間で手を降ったときに、それを保存して再生できるあたりを実装しようと思います。今後もがんばります。
次回の更新: 月曜日の 20時