スカートをつかめるようにする
まずは、VR コントローラでスカートを掴んで揺らせるようにします。
調べてみると、スカートの揺れは Dynamic Bone というアセットで実現されているようです。大丈夫、Dynamic Bone は Humble Unity Bundle 2019 に含まれていたので持ってます! ありがとう、Humble さん。
で、Dynamic Bone を Unity で表示するとこんな感じです。
Unity でモデルを動かすとスカートが揺れるのが確認できました。
いいですね、揺れるスカートにはロマンもたゆたっているように思います。
スカートが Dynamic Bone で揺れていることがわかったので、スカートを揺らせるようにしていきます。具体的には DynamicBone.cs にボーン位置のオブジェクトを返すメソッドと位置を更新するメソッドを追加して、コントローラで「握る」操作をしたときに、ボーンがコントローラに吸い付くようにしました。
コントローラにスカートが吸い付いた様子です。
良い感じだと思います。ただ、よく見るまでもなく傘のように広がったボーンの1つの方向しか位置を変更できていません。
これについては、同じ高さにあるボーンを連結したかのような動作をするクラスを追加して対処しました。このクラスでは、ボーンの横同士の距離をなるべく保つように位置を設定します。
これにより、スカートっぽい挙動になったと思います。良い感じです。
最終的にはこんな感じになりました。
手の位置がスカートに接していないのですが、これについては後回しにして別の実装を進めようと思います。開発初期なので「立ち止まってこだわる」より「妥協して先に進む」を優先したいのです。まずリリースできる状態にしたいのです。
次回はモデルの背景になる建物を配置していこうと思います。
引き続き、がんばって妥協して完成を目指します。
次回の投稿: 水曜日の 20時