20260821_どこからが「営利目的」か

某大手サークルさんが色紙をオークション形式で頒布したため、一部炎上しております

ということで「何処からが営利目的なのか?」

を解説したいと思います。
(コミケのガイドラインに関しては複数件数を扱うと理解が追い付かない人が増えるので今回は言いません)



結論から言うと
「運営が営利目的と判断したら営利目的で、営利目的と判断しなかったら営利目的では無い」です。

版権を持ってる団体の判断に委ねられます。
第三者が「これは営利目的だ!」と騒ぎ立てること自体がおかしな行為で、私刑をやっているだけです。

執筆時は版権元からそういったアナウンスがあったようには見えず、公式は「営利目的では無い」と判断していると解釈出来ますが
しばらくしてから公式が何らかの動きがあれば「営利目的」だったということになります。


某短時間睡眠者の睡眠改善プログラムも「お金を預かっているだけ」で「お金を取っていない」と言っていたので、他人から見れば営利目的に見えても、本人は営利目的で無いと言い張れば営利目的では無くなってしまうのが難しいところです。




営利目的というか、著作権的な問題として

ポケモン同人誌事件
ドラえもん最終話同人誌問題

が過去にありますので、一読してください。
(ポケモン同人誌事件の冊数、100部印刷して5部頒布で話題になったんですね・・・・)



ただしお金が発生していますので、「所得」には計上されます。
つまり、税金の対象になります。

税金面で言うと確定申告では
「給与を1か所から受けていて、かつ、その給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)の合計額が20万円を超える人」とあるので、同人活動で20万円超の売上があれば、確定申告の義務が発生します。
利益ではなく、売上で20万円超です。

今回の主は個人事業主だと思いますので、たとえ売上が20万円未満でも同人活動の売上を申告しないといけません。(この解釈を間違えてる場合もある)


また、売上金額が少額でも継続して活動をしていると税務署的には「仕事」と認識されることがあります。
家の不用品を年に一回、数点処分する程度なら問題ありませんが、他人の家の不用品も売って、年間数回や十数点になると「仕事」と認識されます。



主が語った1000万円と言う数字は恐らくインボイス制度に登録しないといけない数字です。
同人活動以外の個人事業主でも年間売上1000万円以上というのはハードルが高く、達成しない人も多いです(週休二日で働いた場合、毎日4万円以上の売上が必要)


「納税してんのか」みたいなコメントが付いてましたが、主クラスの人であれば税理士は付いているでしょうし、税務調査も既に行われていると考えるべきでしょう。
(税務署が来たことをネタにしていた某作家さんは税理士を付けていませんでしたが)



今回オークション形式にした理由としては
「以前に色紙に値段を付けて頒布したら、オークションサイトで転売された」という過去があり、
オークション形式にすれば本当に欲しい人の手に行き届くと考えたと思います。


今回の件で文句を言っている人たちは事前状況を踏まえた上で文句を言って欲しいです。
つまり、転売ヤーと転売を許容しているオークションサイトの存在が問題になると思います。


本当に問題があるのであれば、一ヵ月以内に公式が声明を出すと思いますので、それまでは単なる私刑になるだけです。
やり過ぎると誹謗中傷や営業妨害で逆に訴えられる可能性もあります。



今回の色紙の件などが定期的に炎上するようであれば、作家は炎上リスクを回避するために色紙の頒布を辞めてしまいます。
結果的に色紙が欲しい人の首を絞めることになります。

また、ネットオークションなどで色紙を買わなくてもSkebなどを通してそれなりの金額で仕事として依頼すれば済む話です。
炎上させても誰もメリットは無いでしょう。(炎上に加わった人の承認欲求と時事系YOUTUBERのネタが増えるぐらい?)

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