MetaFormingPro 2019/08/08 21:14

【2.5Dアニメーションエンジン】MGB-Engine #4 パーツ画像

前回の記事で全体構造について説明しましたが、
今回は各パーツについての説明を。画像いっぱいあるぞ!

パーツについて

MGBエンジンは主に「回転体」「髪パーツ」「固定パーツ」の
3つの種類のパーツによって形成されます。

1.回転体

MGBの主力?となる、Y軸回転が行えるパーツです。
人体のうち、胴体・両腕・両脚を担当します。

画像内に説明がありますが(前に作った資料画像なので内容被りありあり)
「表面画像」「裏面画像」「側面マップ」の3情報から構成します。
(厳密には正面マップあり)
基本理論は、
「断面が楕円系であるならば、正面と側面のサイズで形状が確定する」です。
専用シェーダにより、各座標が楕円のどの部分にあたるか計算し、
ピクセルを描画しています。作った当時は意識していませんでしたが、
いわゆるレイマーチングに近い手法ですね。

2.髪パーツ

そのままです。髪の毛(長髪)を担当します。
髪の毛でなくても揺れ物とかにも。


主に2種類の画像で構成されます。ひとつはそのままグラフィック画像。
もうひとつはモーフィング用のマップ画像です。
大きく動くと物理的になびきますが、その加減を調整する感じのものです。

このなびきまじ美しい(自画自賛)

3.固定パーツ

これも名前のままです。人体的には顔と手ですね。
任意ですが足先(靴)も担当できます。何の変哲もない、固定の平面画像です。

顔部分だけだと淡白ですね。
顔に関しては、各向きを書きます。中割を増やせばより滑らかになりますが、
実際は斜め前・横・斜め後ろの3パターンx鏡の6方向で十分かなーと思います。
もちろん表情差分的なアニメーションを実装しています。

かわいい(自画j(

まとめ

という感じで構成されています。見ればわかるとおり、全て画像です。
また、UV展開のような「情報的な画像」ではなく、
そのままイラスト的な雰囲気の画像です。
なので絵を描きなれている人ならば、直感的に作っていけるのが強みです。
……たぶん。

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