MetaFormingPro 2020/09/01 21:07

Uncleased!! (unity1week振り返り① 自作編)


これは製作者の馬鹿スコア

https://unityroom.com/games/Unclease

unity1weekがああああああああ

おわりましたあああああああ


というわけでunity1week振り返り記事です。

今回は評価期間2週間というのもあって、
なかなか長く感じましたね。いやそりゃ実際1.5倍の期間だしね。
いやしかし、登録数がとんでもないことになっています。
最終的に500作品。ばかですか。

今回、(評価期間が2週間あることにより)プレイヤーとしても
久々にガッツリ遊べました。そしていろいろ書けることも多いです。
ひとつの記事に収まる量ではないし、全部書くとなると
それなりに時間がかかってしまうので、項目を分けて、
数回にわたって記事を投稿しようと思っています。
本来のci-enの用途からはかなーり離れますが、まあご容赦ください。

結果

さて、で結果はというと……


はい、こんな感じです。
総合ランキング40位(発表当時。SS取り忘れた。今はもうちょい下降している
ていうか露骨な評価下げ1票喰らったぜ!!)

まあ悪くはないでしょう。少なくとも前回、前々回よりは上がってます。
割合にしても、上位1割に入ってるわけですし。
でもやっぱりフォロワーが軒並みもっと上にいるんだよなー!!
満足できんな!! 次回は更に上を目指す!!(強欲

部門別はというと、
まあ、自分のチャートグラフは上にあるように、毎回横長楕円な訳でして……
部門ランクインしたのはサウンド部門(32位)と斬新部門(13位)。

サウンド部門は長いつきあいであるLUの曲を借りたわけですが、
まあ……うん、人の曲借りるならもっと上にいかんとあかんよ。
すまないLU。おまえの曲を表彰台に上げることはできなかった。
ついでにやしまの曲は優勝した。

斬新さ。なんかどうもデザインの方で斬新と判断されてる気がする。
ゲーム性はそこまでぶっとんでないと思う。
でもそれなら雰囲気でランクインするべきではないかね!!

あとはまあ、今回は結構プレイされてます。NCMBでログ取ったところ、
延べプレイ回数は809回(中断は除く)、プレイヤー人数は126名。
アクセス数より少ないのは、更新のたびにカウントするのと
(更新でリトライする人がいた 中断方法をゲーム内で説明していない俺が悪い)
こういう外部からのページ貼りでもカウントが増えるためです。
(これは自分の作品に限った話ではないです)

ランキングも強○的に載る仕様にしましたが、100件超えましたね。
ついでに100件超えると不具合が出ることが発覚しましたね。
直さなくては。

メイキング

さて、ではメイキングはどんな感じだったかというと……
はじめに断わっておくと、特にトラブルなく問題なく進みました。
なので読み物としては特に面白くないです。


ここから時系列順です。具体的な日数とかは覚えてないです。

さあテーマ発表だ!!
テーマ「ふえる」
なるほど。

とりあえず おじさんが増えることは確定しました。

で、最初はおじさんがスイミーのごとく群がって、
合体したりするビジョン。Cyriakごっことも言う。
中々強力な絵面になるんじゃないかとは思いましたが、
アナログで群がる感じのはほかにもやる人が多数出そうなのと(実際いた)、
いいかんじの群体を作るのは手間がかかりそうというのがネック。

というわけで、グリッド上のデジタルで考えることに。
マス目に配置されたおじさんをクリックすると、
向いている方向におじさんが増える。これでいこう。
そこから
・おじさんをクリックすると顔の方向に3人おじさんが増える
・制限時間でどこまで増やせるか
・フィールドは有限だが、アイテムで拡張できる

この3つの仕様を暫定とし、ひとまず設計することに。
インゲーム自体は1日で作れるレベルだと判断しました。

で、ちょちょいと作り、テストプレイしたところ……
・3人分身は制御がきつい
・わりかし地味
という問題が浮上。

とりあえずおじさんの分身は2人にする。

https://twitter.com/MetaFormingPro/status/1292849758164283392

さて、ゲームに派手さがない部分をどうしようか……と考えて、
おじさんが合体して大きくなる、というアイデアが浮かぶ。
なるほど、これならインフレ感が出るんじゃないか、と頷き、
そこから設計を改造。これも1日で行う。

https://twitter.com/MetaFormingPro/status/1293131284730929152

おお、おじさんがどんどん大きくなる、画面がどんどん広域になる。
基本システムはこれでいいだろう。割とあっさりシステムは完成。
(この後、ちょこちょこ補正やら調整は入りましたが)

で、後はアウトゲームと演出となったんですが、ここで
俺の悪い癖、別の興味を見つけると脱線する病が勃発し、
例のみずでっぽうを作り始める。たーのしー!!!!
B氏に試作品送ってみるぜー!! なにやってんの。
2日くらい後に元に戻る。

さて、で続きとなりますが、アウトゲームが完成しないと結局
完成品とは言えないのでアウトゲームを実装。
ただ、この部分は創ってもあまり楽しくないので演出も並行して進める。

https://twitter.com/MetaFormingPro/status/1294238221820235776

そのまま日曜まで行き、突発的な頭痛トラブルに悩まされながらも
なんとか20:00に投稿! よし、今回も遅刻せずに済んだぜ!!

……という感じですね。まあ5回目ですからね。特に躓きもないですね。
文書にするほどの事でもない。


アートワークについて

5回目の参加にして、漸く語るのかって感じもする話だが。

自分がコンテンツを制作するにあたって、
アートコンセプトを最初に策定することが極めて多いです。

過去のunity1week参加作を参考にするとこんな感じです。



スーパーおじさん祭り。

・SkinOfFace:80~90年代のmac系。あるいはVaporWave
・SAGAS:サイケデリック
・TheOldManLongingForDotEatGame:ノスタルジック
・コロナに脅かされない理想の社会へ。:モノクローム&ディストピア

で、今回は……実の所、今回は今まで程明確なコンセプトはなく。
アナクロなコラージュ系をベースに、
SkinOfFaceとSAGASの中間あたりを取った感じです。

昔からコラージュ系、好きなんですよね。
本来動的な空間に存在するものが静的に切り取られる歪さに、
何かアングラな魅力を覚えるようです。


パッと思いつく感じでここらへんを意識してるかもしれません。


●SLAKE/MINT にでら。
 これはSAGASの方が大いに影響受けてるかなあ
https://www.youtube.com/watch?v=NugPuGmHuqA

●GUNPEY-R/LandScape(ちなみに事実上のラスボス面)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm10575253

●eleanor rigby
(イエローサブマリンのMV。直接貼るのはまずそうな気もするので
挙げるだけ。気になる人は検索すればまあ、出ます)

●Gimme All The Cocaine(朝ごはんパワーのひとが作ったBGA(MV))
https://www.youtube.com/watch?v=kxTY1Sagc5M


ここに上げた以外にも、今まで自分の中にインプットされたものの
いろいろがまぜこぜになって出力された感じです。

ゲームシステムに関しては、お題に合わせて(つまりお題が発表されてから)
考えるのがunity1weekの趣旨であると思いますが、
(ただ最近はあまりに普遍的なお題が多い印象があるがまあそれは別の話)
アートコンセプトに関しては、かなり選択の自由度が高いです。

今回の拙作、Uncleaseも、その気になれば
十分カジュアル系のフレーバーになれるんですよ。
スライムがいます! スライムをタップすると2つに分裂します!
スライムが4つ集まると大きいスライムになります!
時間内に一杯スライムを増やそう!
こういう感じにすれば十分カジュアル系になるでしょう。
だが作られたのはおじさんがにらみ合ってデッドロックして
凱旋門や自由の女神が飛び交う異空間でした。

好きなのだからしゃーない。

作る側の人なら解ると思いますが、技術的には全く難しいことはしていません。
モノクロにした画像を適当に動かしてるだけです。それでも
デザイン面の評価は4.0前後をマークしていて、悪い評価はないでしょう。
いやまあ斬新さ以外はランクインは果たしてないんだけどな!!
(雰囲気部門逃したのは結構個人的には「何だと」て感じはあった。
 やはり今まで程明確なアートコンセプトを持っていなかったのがまずかったか)

とまあ、そんな感じの自分語り。
ただ、今の所、毎回別のコンセプトを策定しているとはいえ、
全体的に見て、ローファイ・アナクロニズムに寄ってるんですよね。
好きなのだからしゃーない(2回目)。
とはいえそろそろハイファイ系も1作作ってみるべきかなと感じています。


今回はこんな感じでしょうか。
好きな作品もーあげたいしー
イベント中の出来事とかも語りたいしーとまだまだあるので
次はそこを書くと思います。つづく!!

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