MetaFormingPro 2019/10/11 20:01

【考察】個人による、中規模ゲーム制作講座かもしれないもの

世の中に、「ゲーム制作講座」はいっぱいあります。
そして、その講座を見ると、8割はこう書いてあるだろう。

「大作を考えるな。小さなゲームから作れ」

その通りです。 
そしてそれを実行して、小さなゲームを作る。完成させる。公開する。
何も問題はない。

さて、ゲーム作りも慣れてきた。
いよいよミニゲームじゃない、がっつりとしたボリュームのゲームを作ろう!

それでは、「がっつりとしたボリュームのゲーム」はどう作るのだろう?
これがちっとも資料が見つからない。
大抵のゲーム講座は「小さな作品を完成させた! おめでとう!」
で完結するのである。 そこから先の面倒は見てくれないのである!




 そこから先の面倒は見てくれないのである!



というわけで、なんとはなしに徒然と書き連ねてみようと思う。
それなりに書けることあるので複数回にわたるかと。

ていぎ

そもそも中規模とは、具体的にどの程度の規模なのだろう? 個人論ですが、

 ・中途セーブが必要なくらい(ジャンルにもよるけど)
 ・エンディングまで1時間以上、全要素遊びつくすのに5時間以上

くらいのイメージでしょうか。
まあジャンルにもよるので一概にどう、とはいいきれませんが。
あるいは、

 ・個人で開発できる限界ライン(制作お化け除く)

かもしれません。有名タイトルならマリオ1&2あたりが中規模か。
3は「大規模」だと思います。

中規模の特徴

厳密には「小規模」とは違う所、ですね。大規模以上は考えない。
ぶっちゃけたところ、「システム」は大差ないと思います。
小規模だろうが中規模だろうが大規模だろうが。
データ管理部分くらいでしょうか、中規模以上で新しく要求されるの。

では何が違うかと言うと、やはりリソースの物量でしょう。
グラフィック然り、キャラデータ然り、ステージデータ然り。
そして「中規模ゲーム開発」に挑む際の最大の壁こそが、この物量です。
物量制作において、如何にモチベーションを維持するかが鍵です。


つづく。つづけ。

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