たくひあい 2023/08/13 17:19

中小企業の同人

 
 これまでのオリジナルそのものを用意できない中小企業ではモデルとなる存在を用意し、それが更新されるごとに見習って、
同じものを作り、形を揃え、重ね合わせていきさえすればよかった。
今回もそのはずで、発注、生産工程、管理、総て整え、モデルの観察もバッチリと用意をしていた。動き出したモデルもいつも通りで、業者側もいつもの如く同じように合わせて揃えて居たのだというのに。
 そこで悲劇が起きる。

これはそんなあるモデルの話。
なんと監視されている隙をついて、事実の公表に持ち込もうとしたわけであった。
更に、制作制作工程、要因、規模、どれをとってもすぐに修正して模倣するのは不可能な程の大規模な改修によって独立地位を築いた。

 それは、しがないモデル量産の中小でしかなかった彼らの予想外の出来事。
 国産では無いと偽って安く売っていたものに対し、その行いが出来なくなったことを意味する。
これは業界全体を揺るがすほどの衝撃を与えた。
混乱を避けるという建前上の名目のもとで、自体を隠蔽し、公金を貰っていた政府もまたこの事態そのものを無かったかのように隠すという措置を講じた。
つまり、負けたから隠したということである。



なぜこのようなことになったのだろう?
 コミケなどの盛り上がりが宗教規模に膨れ上がり、アニメの街としても取り上げられるほど大きく栄えたこの国の同人分化が与えたのは、
 一般人であれ作品を通して交流したり書籍を出したり出来るということだけでは無かった。やがてそこに『目』を付けたものが現れたのである。
これからの中小企業は科学技術で勝負。そして企業ではなく一般家庭を狙えば良い。


 誰も表立っては口にしないが、推定されるだけでも多くの一般人にまで何らかの監視行為や付き纏いが水面下で過激化しているとされる。
ところで、この事実を表面化させることは出来るのだろうか?
 我々はまず、付き纏いや監視行為が与える心理的影響のアプローチから始める事にした。
研究チームは付き纏いや監視行為を日常的に受けている人達の脳波を測定。
様々な画像を見ている場合、アニメや記事を見ている場合の反応を計測した
「クモ」「ゴリラ」や「猿」「タコ」などの写真で不安の数値が跳ね上がるなどが見られた。
一般的な恐怖症と異なり、不定期で断続的な怒りのようなものも混ざっている。
他に特定の「ゴリ押しされている芸能人」の話題に対してもあまり好意的、意欲的では無かった。あるいは、逮捕のニュースへの過剰な反応が計測された。
これは世論の動きと、彼らの動きが反シンクロ状態であることを明らかにしている。
世論の情報の操作の流れと、自分たちの深層心理にある感覚の反発心。



 これらの反発的な精神を呼び起こす要因
それは集団ストーキングと呼ばれていた情報工作の一種であるとされる、特定の情報を、印象付けようとする暗示によるものだろう。例に上がった画像はそもそも、そう言った事件に巻き込まれたことのある被害者のアイコンを現したものだ。そして、多くの民間人が同じテストで同じように同じ画像に対して感覚が同じというのは、これまでに見られなかった傾向であり、近年に増え続けている。


 彼らがこの集団的な監視行為に巻き込まれていると自覚しているとしても、次にそれをどのように訴えるべきなのかという事だ。
極力安全に、かつ全体的に行きわたるように流行を生み出さなくてはならない。
勿論、流行を生み出すというよりは当人たちが気づきさえすればいいのである。

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