ノベコレ出典作6作すべて1000DL超えました

後半あんまり報告していなかったのですが、
ノベコレ様に出している下記6作すべてのノベルゲームで1000DL突破を達成しました。めでたい。

• 等速運動の君へ
• 藪の中は、夏
• 触れたくないけど、そばにいて。
• 俺と彼女と誰かと誰か
• 王様と僕の夏
• モールス信号を君に

プレイしてくださったかたがた、ありがとうございます。
短めの作品が多いので、未プレイのかたは、この機によかったらどうぞ。

以下は、雑感や次回作についての話などです。

フリーのノベルゲームで1000DL達成するには？ノウハウ公開

筆者は、2021年～2022年にかけて6作のフリーノベゲを作りました。

その内、4本が既に1000DLを越えており、残り2本も今年中くらいには1000DL行くんじゃないかなというかんじです。
本記事では、現状打率6割6分の筆者による「1000DL達成するには」的なノウハウを書いてみたいと思います。

2023年5月24日現在、おかげさまで、6作すべてにおいて1000DLを達成しました。

本記事では、開発ゲームすべてで1000DL達成している打率10割の筆者による、「1000DL達成するには」的なノウハウを書いてみたいと思います。

※この記事は、初の有料課金勢向けにしてみました。
※というか、課金にふさわしいテーマって何だろうなという逆引きで、こんな記事を書いております。みんな興味あるかなと。課金額分の価値があるかはわかりませんが、まあ、支援サービスなので。支援したいかただけ、読んでください。

「触れたくないけど、そばにいて。」1000DL達成しました

2022年7月にリリースした「触れたくないけど、そばにいて。」が1000DLを達成いたしました。やったね。プレイ＆応援してくださったみなさま、ありがとうございます！

本作は、現在、TGF2022に参加中ですので、未プレイのかたは、よかったらぜひぜひプレイしてみてください。(これを書いている現在10/25の15時くらいまでは、ダイア玉ブーストもかかっているので、拍手だけでもお気軽に)

前回記事で書いた「藪の中は、夏」が1000DL達成まで1年かかっているのに比べ、「触れたくないけど、そばにいて。」は3ヶ月ちょっとでの4桁達成です。これは結構早い方なのではないでしょうか。

TGF効果はありますが、TGF開催前で800～850DLくらいはされていたので、もともとの積み上げも効いていた気がします。

言い換えると、TGF開催から150～200DLされていることになり、TGF自体がまだ開催から10日ほどであることを考えると、今後の伸びも期待できそうです。(ただ、TGFは最初の一週間くらいがピークで、あとは徐々にトーンダウンしていくので、今と同じスピード感ではないと思います)

具体的な1000DL達成までの遷移は、こんなかんじです。

7/9 10:17 リリース
7/10 14:27 100DL
7/13 18:18 200DL
7/20 16:41 300DL
7/31 20:28 400DL
8/13 21:42 500DL
10/24 22:03 1000DL

個人的に、ノベコレ様で伸びるリリース時期は、「TGF応募期間中のなるはや」か「TGF応募期間のぎりぎり」の二択だと思っています。前者は公開期間で、後者は公開順で、それぞれアドがあります。

その意味で、余裕をもって公開できた「触れたくないけど、そばにいて。」は比較的伸びやすい環境下にありました。もっと早く出していたら、もっと伸びていたかもしれません。

いや、でもデイリーランキングに載っているうちに夏休みに突入できたので、実はこの時期が正解…？　うーん、結局よくわかりません。ゲーム制作は、奥が深いですね。

なんにせよ、今後も引き続きがんばっていきたいと思います。
どうか応援いただけたら、幸いです。

「藪の中は、夏」1000DLいきました

去年秋に出した拙作ノベゲ「藪の中は、夏」がこの前1000DLを達成いたしました。めでたい。プレイしてくださったみなさま、ありがとうございます。うれしいです。

この「藪の中は、夏」は、筆者がゲ制復帰し、ノベコレ様に投稿した二作目の作品です。
TGF開幕中に投稿された未応募作という、一番不遇なタイミングの投稿にもかかわらず、ここまでDL数を伸ばしてくれたのは、快挙といっていいと思います。がんばり屋さんないい子です。

自作の中から1000DL越え作品が出てくれたことで、以前書いた「【調べてみた】ノベルゲーム(フリゲ)の平均DL数ってどのくらい？」の記事を、具体的に補強できた気がします。

拙作の中でも、現状、他にもいくつか1000DLいきそうな作品があるので、やはりノベコレ様のDL数が平均して高いのは、事実といっていいと思います。すごいですよね。

コンスタントに作品を出して、コンスタントに1000DL達成していければ、ノベゲ制作者のライフワークとしては、かなり理想的なのではないでしょうか。
あとは、ここにマネタイズがついてくれば、言うことなしです。

↓本日のおまけは、ゲーム紹介で名前が書けなくて困るこの二人

【調べてみた】ノベルゲーム(フリゲ)の平均DL数ってどのくらい？

※おことわり
これはあくまで筆者が調べた結果なので、
必ずしも事実に即しているとは限りません。
ただ、筆者自身が比較的客観的と信じているだけです。
その点、ご了承のうえ、お読みすすめください

……。いいでしょうか？
上記おことわりは、とても大事なことが書いてあるので、よくよく読んで、ご納得の上、読み進めてくださいね。

では、いきます。

実際、ノベルゲームってどのくらいDLされるの？

本日は、フリーのノベルゲームがどのくらいDLされるものなのか？について語りたいと思います。
特に制作始めたてのかた、これから始めるかたにとっては、気になる情報じゃないでしょうか。

twitter等で調べてみても、こういう情報って、きちんとしたデータがなかなかないんですよね。
一応、「300DLだ」「500DLだ」みたいなご意見も見かけたんですが、どういう根拠でその数字が出てきているのか、はっきりしません。
もっと客観的で信頼性のある数字はないものでしょうか？

そうだ。中央値調べよう

そこで筆者が思いついたのが、実際のDLサイトで中央値を調べるというものでした。
DLサイトの全ソフトをDL数順にソートして、ちょうど真ん中のゲームのDL数を調べるのです。

中央値は平均値よりも実測に近いデータがとれるので、フリーノベゲの実情を知るのにうってつけです。

調べたところ、衝撃の結果

というわけで、筆者もお世話になっているDLサイト、ノベコレ様にて調べてみました。
結果には、ちょっとびっくりです。

なんと、ノベコレ様(調査当時3588作)で中央値を調べたところ、
結果は、驚異の1000DLだったのです。

……。

……。

……。

マジで？

これは、とんでもない数字です。

この数字を信じると、少なくともノベコレ様に投稿されているゲームは、2作に1作くらいの割合で、DL数が1000 overしているということになります。

かつ、この数字は平均値ではなく中央値なので、このデータの信ぴょう性はそこそこ高いのです。

最近は、「フリーのノベルゲームはオワコン」なんておっしゃるかたもいらっしゃるようですが、現状はむしろ逆のようです。

筆者は10年前のフリゲ・ノベル界隈を知っていますが、これは当時の平均値より遥かに高い数字です。
いかに無根拠な印象が事実と異なるか、ということですね。

TGF効果、計り知れない

この驚異の数字の裏には、もちろん毎年開催されているTGF(ティラノゲームフェス)の影響が大いにあると思います。

ここからは筆者の肌感なので、確たるエビデンスはないのですが、多分内訳的にはフェス以外で500DL、フェス効果で500DLくらいなのかな～と感じております。
その後の調べで、TGFによるDL効果は、意外にそこまででもないことがわかりました。
https://ci-en.net/creator/14814/article/814852

実際には、ふり～む！や夢現等でゲームを頒布すれば、ここに更にそれらサイト分のDL数が上乗せされます。
なので、一般的なフリーのノベルゲームのDL数は、おおよそ1000～1500DLくらいなんじゃないかなと思います。

すごいですよね。

プレイ時間15分とか30分とかの短編で、コンスタントに1000～1500DLが叩き出せる時代。

身震いしちゃいます。
まったく現代は最高だぜ。

未達でも悲観する必要はなし

とはいえ、このデータは、逆に「う。うちのゲーム、全然そこまで行ってない…」という悲しい現実を突き付けてくる調査結果でもあると思います。

でも、これはそんなに悲観しなくてもいいと思います。

半数が1000DL以上ということは、半数は1000DL未満ということです。
100%当たる宝くじはないわけで、むしろ2作に1作くらいの割合で1000DLの壁を突破するチャンスがあるのなら、ひたすらBETし続けるのが正解じゃないでしょうか。

創作の神様は、作り続けた者に微笑むものです。
どんどこ作ってまいりましょう。

↓おまけでは、更に上位25%、10%等の数値を追跡調査しております。