その目標は自分の進むべき道ではないかもしれない #人生を楽しむゲームデザイン
✨人生を楽しむゲームデザイン✨
🎮個人ゲームクリエイター「蔦森くいな」が、ゲーム開発のかたわら、人生をゲームのように楽しく攻略していきます!🎮
今週の日常漫画
「この2コマ漫画は娘もお気に入りです」
現在手がけている作品
『少年期の終り』
インディーゲームレーベル「WSS playground」、ゲームパブリッシングブランド「PLAYISM」、ゲーム制作サークル「ブリキの時計」がお送りするプロジェクト『少年期の終り』の開発に参加しています。
発売時にはぜひお手にとっていただけますと幸いです。
https://www.youtube.com/watch?v=K_1ZPRvYDDQ
https://www.youtube.com/watch?v=ArHZfFsUb40
その目標は自分の進むべき道ではないかもしれない
先週のブログでは、「人の目を気にせずに自分の価値観に忠実に生きる」というテーマについてお話ししました。
今日は、少し異なる角度から、また新たなテーマについて考えてみたいと思います。
それは「自分のやりたいと思うことが、必ずしも正しい選択だとは限らない」という考え方です。
先週のテーマと少し矛盾しているように思えるかもしれませんが、実はこれらは互いに補完し合い、私たちが自分自身の価値を見出す上で大切なバランスを提供してくれるのです。
私はゲーム開発をしている個人クリエイターとして、自分の目標や夢を追い求めてきました。
これらは他人からの賞賛のためではなく、自分自身の内なる価値観に基づいたものです。
でも、本当にすべての目標が自分にとって正しいか、幸福をもたらすかと言われると、そうではないこともありました。
この記事では、自分の内なる声に耳を傾けつつも、その声が示す道が本当に自分にとって最良の選択かどうかを見極めることに注目していきます。
私の体験と学んだことをみなさんと共有することで、自分自身の価値観や目標を見つめ直すきっかけになればと思います。
挑戦からの気づき
みなさん、ゲームを作ることって、夢いっぱいですよね。
私もゲーム開発を始めたときは、心がワクワクするような夢や目標でいっぱいでした。
例えば、有名なゲームコンテストで賞を取ること、自分のゲームがたくさんの人に遊ばれること、あるいは自分のゲームがアニメや映画になることなど、色々な目標がありました。
これらはすべて、私の心の中から湧き上がる声に基づいていました。
しかし、これらの目標に向かって一生懸命頑張っている中で、私はとても大切なことに気づきました。
目標達成のプロセスで、しばしば「これは本当に自分の進むべき道なのか?」と自問自答する瞬間があったのです。
たとえば、人気のあるゲームを作るために夜遅くまで頑張ることに、本当に喜びを感じているのか、それともただストレスや疲れを溜めているだけなのか。
あるいは、商業的な成功を求めることが、本当に私のクリエイティブな才能を発揮することにつながっているのか、そうじゃないのか。
これらの経験から学んだのは、「自分がやりたいと思うこと」が、必ずしも「自分にとって最良の選択」とは限らないということです。
自分の心に耳を傾けることは大事ですが、それが本当に価値のあることかどうか、しっかりと考えることも同じくらい大事なんです。
私にとっては、本当に情熱を持って取り組めること、そしてそれが私の真の能力を発揮できる分野であることを理解するのに時間がかかりました。
理想と現実の交差点
私たちが夢見る「やりたいこと」と、実際に「得意なこと」って、時には違うことがあるんですよ。
私のゲーム開発の経験からも、その違いが分かります。
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