ステッドラー『デザインジャーニー油性色鉛筆72色』レビュー

どうも、今回はステッドラーの『デザインジャーニー油性色鉛筆72色』のレビューになります。

デザインジャーニーは2019年3月に発売されたステッドラーの13年ぶりの新作色鉛筆で購入を考えていた時はまだ感想が少なくて不安だったのですが『カラトアクェレル水彩色鉛筆60色』を買ったし水筆もステッドラーだしじゃあ油性色鉛筆もステッドラーで揃えるか!というノリで買いました。カラトを既に買っていましたが36色以上の油性色鉛筆を買うのは初めてだったのでちょっとドキドキしたのを覚えています。

では、そんな自分語りはさておいてレビューに移ります。


色鉛筆の他に使った画材と参考書籍

<使用画材>
マルマンスケッチブックB6サイズ
コピックマルチライナー(セピア0.3)
ZEBRA ジェルボールペン サラサクリップ 0.5
ステッドラー 水筆 中筆 ウォーターブラシ
タチカワ サジペン
ドクターマーチン ペン ホワイト
<参考書籍>
『色えんぴつで描く東方イラストテクニック ミニキャラから始めるイラストメイキング』(塗り絵の線画をお借りしました)


パッケージとカラーチャート






ケースのサイズは縦19cm横24㎝厚さ3㎝程度で、24色ずつトレーに入っています。
サイズ感はB5サイズのスケッチブック(18.2cm × 25.7cm)と同じくらいです。カラトアクェレルより12色多いのでそこそこ大きいサイズのケースでくるんじゃないかと身構えていたのですが、意外とコンパクトなのがいいですね。



同封されているフライヤーにはステッドラーの他の色鉛筆シリーズ商品の紹介と使い方説明が書いてあります。カラトアクェレルのレビューの時に書きましたがこちらもドイツ語なので当然読めません。


続いてカラーチャートです。
カラト60色の時も思ったけどこれだけずらっと色が揃うとテンション上がりますね。72色全部綺麗な色です。公式サイトのカラーチャートより若干薄付きでしょうか。グリーン系とブルー系のバリエーションが豊富で綺麗だなと思いました。


カラトの時同様、色数が多いので使いやすいようにトレーに入っている順にカラーチャートを作って、トレーの半分のところにマステで目印を付けました。

塗り絵

こちらの線画は火神レオさん(@kagami86)作になります。


線画にはコピックマルチライナーのセピア0.3とサラサクリップ0.5のビリジアン、紫、マゼンタ、ピンクを使用しています。


こちらの線画で使用したのはコピックマルチライナーのセピア0.3、サラサクリップ0.5のブラウングレー、紫、ブルーブラックです。

本では白のボールペンが使われていましたが、自分はサジペンとドクターマーチンペンホワイトでホワイトを入れました。ボールペンも一応買ってたんですが、白のボールペンってインク詰まってすぐ描けなくなりませんかね…。違うメーカーを一本ずつ持ってたんですけど、あまり使わないうちにどちらも描けなくなりました……。ので、白のボールペンでどなたかお勧めありましたら教えてください。


使用感

芯はちょっと硬めですかね。
デザインジャーニーはステッドラーの油性色鉛筆シリーズの中では中間ぐらいの硬さのようです。

https://twitter.com/STAEDTLERJP/status/1386596375840755722

塗った感じはサラサラとした塗り心地で重ね塗りもしやすいなと思いました。なんとなく透明感がある気もします。他の色鉛筆と比較して気付いたんですがデザインジャーニーは紙のざらざらした感じが殆ど出ないんですね。粒子が細かいんですかね?無印の色鉛筆ファーバーカステルの赤缶と同じマルマンのスケッチブックに描いたんですが、同じ紙を使っているのにここまで質感に違いが出るのかと驚きました。

あと、ケースに付いてた帯の裏の説明に「あざやかな発色」「さらりとした軽い描き心地」と説明があったんですが、ちゃんと説明通りの使用感なんじゃないかなと思います。


単品での購入

デザインジャーニーで単色販売があるのは24色だけです。
24色の内にない色を使い切ってしまったら単色だけで買い足しができないのが難点ですね。うーん、72色全部綺麗な色なんだけどな…。デザインジャーニーがカラトアクェレル並にメジャーな画材になったらカラトアクェレルみたいに全色単品で販売されるんでしょうか。いつか売り出してくれたらいいなぁ。


まとめ

・芯は硬め
・全体的に彩度高めの色が多く色鮮やか
・重ね塗りしやすい
・72色全部単品購入できるわけではないので使い切った色を買い足したい人は注意

芯が硬めで薄付きな感じなのが人によって好みが分かれるかと思いますが、透明感があって重ね塗りがしやすいので自分は結構好きな描き味です。あと、カラトアクェレルとデザインジャーニーを使って思ったのですがステッドラーの色鉛筆は全体的に彩度高めですね。華やかな色が多いのでキャラクターイラストに向いていると思います。


次は、コーリン色鉛筆か色鉛筆の塗りで参考にしている『色えんぴつで描く東方イラストテクニック ミニキャラから始めるイラストメイキング』のレビューを書こうかと思っています。
それでは

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