ステッドラー『カラトアクェレル水彩色鉛筆60色』レビュー

今回はステッドラーの『カラトアクェレル水彩色鉛筆60色』のレビューです。

こちらは色鉛筆や水彩色鉛筆好きの方の間では有名な画材なので自分が感想をいうまでもないと思うのですが、前回の『ファーバーカステル水彩色鉛筆36色』レビューで塗ったものと一部同じ線画を使っているので色味を比べてみるとそれぞれの違いが分かりやすいかと思います。


色鉛筆の他に使った画材と参考書籍

<使用画材>
マルマンスケッチブックB6サイズ
コピックマルチライナー(ブラック0.1)
コピックマルチライナー(クールグレー0.3)
ステッドラー 水筆 中筆 ウォーターブラシ
<参考書籍>
『色えんぴつで描く東方イラストテクニック ミニキャラから始めるイラストメイキング』(塗り絵の線画をお借りしました)


パッケージとカラーチャート





ケースのサイズは縦19cm横32㎝厚さ2㎝程度で、30色ずつトレーに入っています。




同封されていたフライヤーには水彩色鉛筆の使い方(多分)とカラーチャートが載っていました。ちなみにステッドラーはドイツの文具メーカーなのでフライヤーの文章はドイツ語で書いてあります。(カラーチャートの色の名前はドイツ語と英語表記です)
自分はドイツ語はグーテン・モルゲン(おはよう)とグーテン・ターク(こんにちは)しか分からないので、フライヤーの文章はさっぱり分かりませぬ。ググったら「今晩は」はグーテン・アーベントだそうなのでこれを機に「おはよう」「こんにちは」と一緒に「今晩は」も覚えておきます。


続いてカラーチャートです。上が水無しで下が水で溶かしたものです。
いやー、60色も並ぶと壮観ですね。塗っててわくわくしました。水無しと水有りどちらの発色もよく描きやすいです。全部綺麗な色ですが特にグリーン系のカラーが豊富で綺麗だなと思いました。


色数が多いので自分はこんな感じでトレーに入っている順にカラーチャートを作って、トレーの半分のところにマステを目印に貼っています。

塗り絵

カラトアクェレルは、ドライでの塗り絵はまだないです…すみません。
ドライでも描いたらここか別記事であげるつもりですが、とりあえず今は水有りでの塗り絵だけレビューしておきます。

こちらの線画は前回と同じもので粗茶さん(@socha1980)が描かれたものになります。


これが「ウェット」での塗り絵です。


で、こちらが「ドライ&ウェット」で塗ったものになります。

使用感

芯は軟らかめですね。
こちらのステッドラー公式のツイートでもありますが、カラトアクェレルはステッドラーの水彩色鉛筆シリーズの中でも一番軟らかめの分類になるようです。

https://twitter.com/STAEDTLERJP/status/1386596375840755722

ドライでも塗りやすかったけど水で溶いても綺麗に発色しますね。あと、彩度高めで色鮮やかだなと思いました。
カラトアクェレルは事前に「芯が軟らかくて描きやすい、ドライでもウェットでも発色がいい、60色全部綺麗で使えない色がない」等の評判を聞いていたのですが、さすが口コミ通りの描きやすさでした。


単品での購入

こちらは60色全色単品での販売があります。
長く使うことを考えたらやっぱり単品での購入がある方が便利ですね。


まとめ

・芯は軟らかめ
・全体的に彩度高めの色が多い
・ドライでもウェットでも発色がいい

最初にも書きましたが愛用者が多くアナログで絵を描く人に定評がある画材なので、ほぼほぼ口コミ通りの感想ですね(笑)水彩色鉛筆やってみたいけど高すぎないお値段で尚且つちゃんとしたものを買いたいって人に勧めるならこれって感じで間違いない色鉛筆だと思います。


次は同じくステッドラーの『デザインジャーニー油性色鉛筆72色』をレビューしたいと思います。
それでは

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