近況報告（2020年7月後半）

　例年ならこのあたりで原稿終わらないようなどの泣き言が入る時期ですが、今年はそれどころではない状況で、早く元通りになってほしいですね。

アウトプットしたもの

　長編を書いては消し書いては消し。病気との兼ね合いで、執筆できる（症状がマシな）時間帯があまり多くなく、なかなか進んでいません。申し訳ないです……。東欧のとある国を舞台にした歴史改変政治SFを思いついた（実際には相当前に思いついていたのを練り直した）ので、それも少し書こうとしたんですが、SFとして弱すぎるなあと悩んでいるところです。センス・オブ・ワンダーがちょっと少なすぎるんですよね。今度図書館で調べ物でもしようかな。

インプットしたもの

　長めの物語を摂取するのが依然難しい状態なんですが、さすがに何も読まない見ないでは……と思い、最近は雑誌をたくさん読むようにしています。経済誌4誌とニューズウィークと日経クロステック。割とSFの種になりそうな記事も多いので、そういうのを読んでリハビリ中です。

その他

　今も多くの人に支援していただいていて、本当にありがとうございます。早く病気を治してお返ししていきたいです。

近況報告（2020年7月前半）

　7月も半分が終わりました。なのにもうずっと雨。いつになったら梅雨が明けるのでしょうか。まあ梅雨が明ける＝死ぬほど暑くなるってことなので、このままだましだまし何らかに影響が出ない範囲で秋まで梅雨でいてくれると、こちらとしては助かるんですが。

アウトプットしたもの

　前回お伝えしたとおり、今も療養中です。短くとも9月半ばまではその見通しですね。体調がマシなときにもそもそと布団から出てはお散歩に行ったり小説を書いたりしています。長編小説を少しずつ書き進めてます。ある程度まとまったらpixivに置きますね。

インプットしたもの

　インプットは体調的な問題もあってあまりできていません。フィクションをそれなりの時間かけて鑑賞・咀嚼するのが現時点で難しいんですよね。途中で体調が悪くなったりするとどうしても中断しなきゃいけなくなるので……。なのでここ最近はもっぱら新聞や雑誌を読んだり、お散歩しながら看板とかを見て何かを考えたりといった程度です。

その他

　早く治したいねー！

近況報告（2020年6月後半）

　もう1年の半分が終わってしまったんですね。す、すごい速度だ！　しっかりつかまってろよ！

アウトプットしたもの

　実は6月中旬に病気にかかってしまいまして、現在その療養中です。そのため、ほとんどアウトプットできていません。申し訳ないです……。

　可処分時間はすごく増えてしまっているので、落ち着いてきたらガリガリ書いていきたいですね。

インプットしたもの

　Netflix映画「泣きたい私は猫をかぶる」を観ました。岡田麿里脚本ということで、わりと警戒しながら観たんですが、冒頭の謎メタファーを除けばえぐみはあまりなく、エンタメとしてよく仕上がってるなと思いました。語る部分と語らない部分のバランスがうまいのはさすがだな、というところ。日之出くんが手だけ猫になるのが特によかった。生みの親が嫌な人間なのも物語上の必然性があって、よくできてるなと思わされました。

その他

　支援してくださってる方々のためにも、早いところ病気を治したいですね。がんばります。

近況報告（2020年6月前半）

　もう今年も半分が過ぎようとしている……。ついこの間まで4分の1地点だったような気がするんだけど……。というわけで近況報告です。

アウトプットしたもの

　人工言語を使う話の冒頭と、終わりの花の完結編の冒頭をそれぞれ少し書いたのと、それに付随する調べ物をしたのと。ん、調べ物はインプットか。まあいいや。

　今のところ、特に書きたいと思ってる話が4つくらいあって、優先順位をうまくつけられず全部並行させてしまっているので、それぞれの進捗も非常によくないし、切り替えが必要なので効率も悪いという悲しい事態に陥っています。せめて2つくらいにまで絞り込むべきですね。絞り込みます。

インプットしたもの

　千葉集さん（だったと思う。もしかしたら織戸久貴さんだったかも）に薦められた『神戸在住』を2巻まで読みました。時代性と地域性がすごく濃い。90年代版の細雪といった感覚すらある。僕は神戸に住んだことはないんだけど、親戚が神戸に住んでいて、阪神大震災もリアルタイムで経験したから、空気感がリアルに感じられてよかった。

　あと、前回のSteamウインターセールで買ったまま積んでいた「VA-11 Hall-A」と「Hacknet」をそれぞれプレイ開始しました。前者はサイバーパンク世界でバーテンダーをやりながら、色んな人の話をパッシブに聞いていくゲーム。今のところはそう。今後少しずつ物語が動いていくのかもしれない。かなり面白いので、未プレイの人は是非。

　後者はハッカーとなって依頼を受けながら様々なサーバーに侵入していくゲーム。ハッキングシミュレーションとしての質も結構高くて、マジでちゃんとしたUNIXのコマンドを打たせてくる。でもrmコマンドにrfオプションをつけられなかったり、mkdirできなかったりと「嘘でしょ？」な部分もある。仕方ないんだけど。

　単なるハッキングシミュレーターってわけでは全然なくて、しっかりとしたストーリーもある。依頼を受けてサーバーに侵入していく中で、色んな情報を「知り得て」行くわけだけど、それを総合していくと少しずつ大きなお話が見えてくる、といった構造。めちゃくちゃ面白いんだけど、少しはサーバーサイドの知識がないと厳しいかな、という印象がある。Steamのレビューには「知識ゼロでも楽しめる」って書いてたけど、そうは思わないな……。

その他

　仕事がめちゃくちゃ忙しくなってきた。マジで帰宅後にアウトプットする体力がなくて、土日にかけるしかない状態が続いてます。8月末くらいまではこの調子かも。厳しい……。

近況報告（2020年5月後半）

　2週間ごとにインプットとアウトプットの報告を求められるの、いい感じにひりつくのでいいですね。別に求められてなどいないが。そんなわけで近況報告です。

アウトプットしたもの

　FANBOXに「にほんごのはなし」第3回をアップしました。「長らく」という言葉についてのあれこれです。にほんごのはなしはそれなりにストックもあるので、チョボチョボ書いていければなと思います。日本語って難しいね。

　インプットとも絡んでくるんですが、三光インテック事件の世界観で連作短編をやりたいな、という気持ちになったので、全体構成とかプロットとかをまとめていました。三光インテック事件だけ命令文で、あとは普通の小説というのも収まりが悪いのと、いくつかの目論見とから、ほぼすべてが何らかのパスティーシュという構成を考えています。さすがにあれなのでいくつかは普通の小説も入れますが。書き上がったら同人誌にでもしたいやね。

インプットしたもの

　三光インテック事件をベースにした連作短編のために、いくつか調べ物をしていました。いい感じの資料が見つかったぞ。

　フィクションのインプットはあまりできていません。ドキュメンタリー部で谷林さんが推してた『怒りのロードショー』という漫画の第19話を読んだくらい。村山とナカトミが対照的に描かれてるけど、どちらもすごく考えて創作してるってところは共通してて、僕はもっとちゃらんぽらんにしか何かを書いたことがないから「村山……お前は十分すげえよ……」って気持ちになった。

　そういえば前回の近況報告の時に『連ちゃんパパ』を読んだって話書いてなかったね。その話する？　しなくていい。了解！

その他

　三光インテック事件で僕がやろうとしていた、「ハードSFたり得るのは自然科学だけじゃないはず」という思いを十全すぎるほど十全に理解してくださった方がいて、嬉しさというか安堵というかそういう気持ちで、思わずうるっときてしまいました。本当にありがとうございます。あと、FANBOXのコメントやその他の場で、二号主体についていくつかコメントをいただけたのもすごく嬉しかったです。結論としては何もミスリードできてなかったっぽいですね。たはは……。

　継続して支援いただき、本当にありがとうございます。本当に励みになります。頑張っていきますのでよろしくお願いします。