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2020年 08月の記事 (28)

宮波笹 2020/08/27 20:50

800字小説書いてみた(シアワセの引き金)

製作中ゲーム「シアワセの引き金」から主人公イアンとライバルのブライトの過去の話。

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そして、誰一人として動かなくなった。
私、ブライト・ギブソンを除いては。

「終わったな」

おっと、もう一人いた。
ライフルを抱えた地味なコートの男。
イアン・シャムロック。ボスが言うには凄腕のスナイパーで、私の相棒だ。
任務は果たした、後は掃除屋に任せればいい。

「では、今日はこれで失礼させてもらうよ。家族の記念日なのでね」
「待てブライト……その恰好で行く気か?」

恰好、というのは返り血が付いた白いスーツの事だろう。
間違っても、明日にもゴミと間違われそうなコートを着ている男に服のセンスを指摘されたくはない。

「心配せずとも替えのスーツは用意している。もちろん、行く前にシャワーも浴びるさ」

今しがた人を殺してきましたという恰好で歩く殺し屋はいないだろう。
いたら今頃良くて檻の中、悪くて土の中だ。

「いや、そういう話ではなく……。大事な記念日なら、他に仕事を任せることも出来ただろ?」

何を言うかと思えば……。

「それは不可能だ。私は他人に任せられるような仕事を受けた覚えはない」

ああ、今回の仕事はこの2人でなければ成し得なかった。
他の者では今頃犬の餌だ。まぁ、私1人でも十分ではあったが。

「そうだ、お前はそういう奴だった……」

どうにもスッキリしないが、生憎レストランの予約時間が迫っている。

「記念日といっても大した事じゃない。明日は息子の発表会で、その前祝いだ」
「確か、6歳でボクシングを習ってたな」
「ああ……それがどうした?」
「おめでとう」

……は?

「何だその顔は。祝い事はめでたいだろう?」

ーーー

「まったく……」

まさかアイツから……「屍」の異名をもつ男から、あんな言葉を聞くとはな。
多少時間を無駄にしたが問題ない。

スケジュールは完璧だ。
前の仕事の痕跡は隅々まで消し、新しく下ろした白スーツに着替え、妻子の待つ場所へ向かう。
もちろん、バラの花束と新しいボクシンググローブも忘れていない。

「さぁ店に入ろうか」

本日2つ目の、大事な仕事だ。

宮波笹 2020/08/27 17:40

800字小説書いてみた 書いてみた感想

よく800字小説を定期的にUPし~って漫画で見ますよね
とりあえず書く経験が少ない俺は800字定期的にUPしたらLVUP出来るんじゃね、とりあえず1回やってみようか~というのりでとりあえずやってみました(意図的かぶせ)

……で、書いたのが1つ前の小説です。
完全に新規はハードルが高すぎたのでまずはサクッと実行できる二次(?)創作で。

プロット自体はスマホの1画面未満程度の物量でしたが、詳細を書いていくと……あれ、プロットの時点で800文字!?
これ清書したら1200文字行くよね(いった)

800文字にこだわらないといけない理由は特になかったんですけど、まぁ出来るだけ合わせてみるかなと内容を削ることに。

分かったのは一番魅せたいポイントを最優先で組むことですね。
むしろそれ以外は入れるな。第2第3ポイントはムーリー、入らないー。

誰がしゃべったとか、今の状況とか、魅せポイントのために最低限ここの描写は必要だろうってところを入れたら800文字ギリギリ……

紙袋片手にお家に帰ってくるシーンからやる予定が、机の上にチョコがあるシーンからになりましたね。ほんと、余計なシーン入れられない。さすが800文字……

プロットはざっくりと詳細(大まかな流れ)で清書しちゃうタイプなんですけど、清書しようとしないで、清書に近いけどざっくりしたものを書いてから整える方が簡単かもなぁと思いました。物語の流れとキレイさの狭間で悩む必要がなくなる

宮波笹 2020/08/26 17:40

800字小説書いてみた(宝石ドール~柘榴石~)

800字前後を目安に小説書いてみました。
宝石ドール~柘榴石~より、アメジストとガーネットのバレンタインでのお話

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机の上に並べられたチョコを見て、幼馴染みたいな同居人、ガーネットは言った。
「これがアメジストの今年の戦利品か。年々凝ってるな」
「変な言い方やめてください。彼女たちに失礼ですよ」

僕……アメジストが貰ってきたの大量のチョコを2人で食べる。
いつからかこれがバレンタインの恒例行事になっていた。
もちろん、そんなことはチョコをくれた彼女たちには内緒。
心配しなくても大半は義理チョコ。もしくは友チョコかもしれない。

ガーネットの名誉のために言っておくと、別に彼がチョコを1つも貰えないほどモテないわけではない。学校に行かない不良生徒だから、機会がないだけだ。

「ガーネット、次どっち開けます?」
「まだデカイのが3箱も残ってるのか……」
「イヤなら無理に付き合ってくれなくてもいいんですよ」
「イヤとは言ってないだろ、赤い方」

ガーネットが丁寧に付けられたリボンをひっぺがえし、箱を開ける。
そのまま中のチョコを掴むと思ったが、その手が止まった。

「これは……お前宛だな」
「全部僕宛ですよ」
「そうじゃねぇよ」
ガーネットが先ほどの赤い箱をこちらに差し出す。
箱の中にあったのは、手作りのハート型のチョコ。
メッセージカードが本気度を物語っていた。

「僕は……その気持ちを受け取れません。ガーネットが食べてください」
うまくかわしているつもりだが、数年に1度混ざってくる本命チョコ。
「受け取れないのに、食べることなんて出来ません。それは不誠実です」

僕たちは見た目こそ人間とそっくりだが、実は人形。
人形には味覚がない、そして……人間と同じ時は歩めない。

「……こっちの方が不誠実だと思うけどな」
それでも捨ててしまうよりはマシと思ったのだろう。
ガーネットが僕に恨むなよとでも言いたげに、本命チョコをバリバリと平らげた。

ーーー

「心配しなくても、ちゃんと全員にホワイトデー返しますよ」
「そうやって何人の女を泣かせてきたんだろうな」
「人聞きの悪い事言わないでください。それで……どれが一番美味しかったですか?」
「分からねぇよ」

宮波笹 2020/08/26 09:27

【シアワセの引き金】 衣装に悩む

宝石ドール~柘榴石~が完成したので、本命である「シアワセの引き金」も進めていきたいところ。

1章の初稿まではとりあえず書いたのでそれを整えるか、2章のプロットを確定させるかは悩むところですが、どちらにせよ「キャラが確定しないと何も出来ん!」という事態に…。

今現在ここに医者キャラがあと2人いて、立ち絵も一回全部描いたんですけど、…いろいろいじりたくてしょうがない。

ずーっとそればっかりですねぇ、はっはー!
一瞬「もうキャラデザからお願いしたほうが良くない?」って頭をよぎりましたが、途中でキャラの中身(役割)変更が起きる時点で無理ですね。
設定固まってないってことじゃん。

構成〇年とか言いますけど、シアワセの引き金は確か一番最初の案出しが去年の7月なんで、1年かけてやーっと全体像が見えて来た感じですね。

左が旧デザ、右が新デザ案。
現代の町中をナース服がウロチョロしていることへの違和感がぬぐいされなかったので普通にフリフリのかわいい服着せることにしました。

宮波笹 2020/08/24 19:49

アツマールにティラノビルダー製ゲーム投稿してみた(失敗談)

タイトル通りです。
すでにググれば詳しいやり方が出てくるのでその辺は省きます。

結論、アップ自体は簡単

RPGアツマールはRPGツクールMV(最近MZにも対応)などをUP出来る登録サイトです。など、なのでツクール以外でもユニティとかでも可能です(実際にある)

結論として、アップして動かすこと自体は簡単です。
アツマールに対応していないファイル1つ消すだけで行けました

もちろん問題点もちらほら

対策は可能かもしれませんが、とりあえず俺がやってみた感じでは

・スクショ機能がエラーで使えない
・音量アイコンがどこかにいった(ゲームにコンフィグついてるたので不要といえば不要)
・セーブがめっちゃ容量食う
・セーブがめっちゃ容量食う!!!

大事なことなので2度言いました。

セーブ1つで50近いブロック消費します。
他のゲームの軽く3倍、もっとかも。

逆に言うとセーブを必要としないゲームなら問題ありません。
やり方はあるようですが、俺にはちんぷんかんぷんすぎて諦めました。


余談:ゲームの最新データを誤って消していたことが判明
これタイトル画面が違うやーん

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