投稿記事

2018年 11月の記事 (16)

TRP_Skit拡張パッチ

←マニュアルトップへ戻る

拡張パッチについて

TRP_Skitの機能拡張を行う追加プラグインです。

拡張パッチについてはTRP_Skitの使用条件対象外です。
また、TRP_Skitの今後のアップデートなどへの対応も保証いたしません。

  • 商用利用:○
  • 改変:○
  • 再配布:改変したものも含めて不可

これらのプラグインを利用することによって生じる損害について、プラグイン製作者(Thirop/シロップ)は一切の責任を負いません。各自の責任と判断の上でご利用下さい。

一覧

  • ExAutoShow:立ち絵の自動制御(開始/終了、表示/退出)
  • ExBlink:待機時の瞬き演出
  • ExCostume:衣装差分の重ね表示に対応
  • ExPictureOrder:立ち絵の重なり順をピクチャID順に変更
  • ExAlphaFilter:WebGL使用時、表情の透過処理の改善
  • AssetRegister:アセット(デプロイ時の除外で弾かない)の登録

ExAutoShow:立ち絵の自動制御(開始/終了、表示/退出)


セリフの発言キャラを検知して、自動でスキットの開始/終了、立ち絵の表示/退出を行います。
このプラグインをプラグイン管理にてTRP_Skit.jsより下に配置してONにしてください。
詳しい使い方はプラグインヘルプを参照してください。

TRP_SkitExAutoShow.js (9.33kB)

ダウンロード


ExBlink:待機時の瞬き演出

立ち絵表示中にランダムで瞬き表情差分を表示させます
このプラグインをプラグイン管理にてTRP_Skit.jsより下に配置してONにしてください。
詳しい使い方はプラグインヘルプを参照してください。

TRP_SkitExBlink.js (5.30kB)

ダウンロード

ExCostume:衣装差分の重ね表示に対応

このプラグインをプラグイン管理にてTRP_Skit.jsより下に配置してONにしてください。
衣装差分画像は表情差分画像と同じ規格で、「costume_衣装名_ポーズ名.png」という名前でアクターごと、ポーズごとに保存してください。(衣装名はアルファベット)
詳しい使い方はプラグインヘルプを参照してください。

TRP_SkitExCostume.js (18.04kB)

ダウンロード

* ver1.03 2023/10/25:offコマンドのエラー修正

https://twitter.com/thiropGames/status/1087662611833937920



ExPictureOrder:立ち絵の重なり順をピクチャID順に変更

このプラグインをプラグイン管理にてTRP_Skit.jsより下に配置してONにしてください。
TRP_SkitConfigにおいて設定した使用するピクチャ番号の順番に応じた重ね順で立ち絵が表示されます。(開始ピクチャID2~10とした場合、ピクチャID1のピクチャは立ち絵の裏側、ピクチャID11~のピクチャは立ち絵の表側に表示されます)

なお、ピクチャ(Sprite_Picture)に操作を行うプラグインとは競合の可能性がありますので留意してください。

TRP_SitExPictureOrder.js (2.02kB)

ダウンロード


ExAlphaFilter:WebGL使用時、表情の透過処理の改善

このプラグインをプラグイン管理にてできるだけ下に配置してONにしてください。

WebGL使用時、表情画像を重ねた際の透過処理の描画を改善します。

TRP_SkitExAlphaFilter.js (3.72kB)

ダウンロード


AssetRegister:アセット(デプロイ時の除外で弾かない)の登録

Windows/Mac向けでかつ「未使用ファイルの除外」を行う場合は下記のプラグインを使用して「img/pictures/busts」内のファイルをアセットに登録してください。(使用方法はプラグインのヘルプを参照)

TRP_AssetRegister.js (3.97kB)

ダウンロード

(2023/08/19 Windowsで正しく登録されない不具合修正)

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

TRP_Skit使用条件

←マニュアルトップへ戻る

立ち絵プラグイン「TRP_Skit」使用条件

PC版RPGツクールMV向け立ち絵プラグイン「TRP_Skit」(以下、本プラグイン)をご利用いただく際の取り扱いにつき定めるものです。本使用条件に同意した上で本プラグインをご利用下さい。

(1)TRP_Skitならびに付属するプラグイン(以下、本プラグイン)の著作権はシロップ(以下、当方)に帰属します。
(2)本プラグインを購入した正規のユーザー(以下、利用者)は動作対応コアスクリプトバージョンにおけるRPGツクールMVプロジェクトにおいて使用することが可能です。2018年11月16日現在でのコアスクリプト対応バージョンは1.5.2および1.6.1。ただし、利用者の判断及び責任において、動作対応外のコアスクリプトバージョンのRPGツクールMVプロジェクトにて使用することが可能です。動作対応外のコアスクリプトバージョンプロジェクトでの本プラグイン利用によって生じるいかなる損害、及び、本プラグインの動作不良について、当方はその責任を負わないものとします。
(3)他のプラグインとの併用は、利用者の判断及び責任において利用できます。ただし、他のプラグインとの併用によって生じるいかなる損害、及び、本プラグインの動作不良について、当方はその責任を負わないものとします。
(4)本プラグインのバージョンの更新により本プラグインを使用したプログラムや作品のセーブデータ、ならびに本プラグインが提供する機能の互換性が損なわれる場合があります。本プラグインのバージョン更新は利用者の責任において行うものとし、本プラグインのバージョン更新に伴って生じるいかなる損害、及び、本プラグインの動作不良について、当方はその責任を負わないものとします。
(5)商用・非商用・年齢制限を問わず、どのようなプロジェクトにも使用いただけます。
(6)本プラグインは、自由に改変して利用することができます。ただし、改変によって生じるいかなる損害、及び、本プラグインの動作不良について、当方はその責任を負わないものとします。
(7)改変の有無に限らず、本プラグインを無断で公開・配布・販売することを禁止します。
(8)本プラグインを使用した作品の公開・配布・販売する際には、同梱のテキストなどに本素材を使用した旨を明記して下さい。ただし、作品内で明記する必要はありません。
(9)利用者は、本プラグインを事故の責任と負担にて使用するものとします。ただし、正規の利用者が利用規約を遵守した上で当方の責めに帰すべき事由により、損害を被った場合には、その損害を賠償します。
(10)当方の賠償額は、賠償の原因となる事由が発生した時点から3000円を限度とします。
(11)本使用条件については、事前の予告なく変更となる可能性があります。

※ RPGツクールは、株式会社KADOKAWAの登録商標です。
※ その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

2018年11月16日

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

立ち絵プラグイン「TRP_Skit」の動作確認用プロジェクト

←マニュアルトップへ戻る

記事の最後より「TRP_Skit」の動作確認用プラグインを含んだプロジェクトをダウンロードできます。

禁止事項と確認方法をよく読んでご同意の上ご利用ください。


このプラグインは立ち絵操作プラグイン「TRP_Skit」の動作確認目的でのみRPGツクールMVのテストプレイ内で利用できます。

動作確認用プロジェクトの禁止事項/免責事項

  • このプラグイン(検証用プラグイン「TRP_SkitTest」)の改変を禁じます。
  • このプラグインの再配布を禁じます。
  • このプラグインをプロジェクトに含んだ状態での制作物の公開や配布を禁じます。
  • 動作確認以外の用途でのサンプルプロジェクト内の画像の利用を禁じます。
  • 本プラグインならびにサンプルプロジェクトは利用者の責任によって行うものとし、利用によって生じるいかなる責任もシロップは負わないものとします。

プラグイン機能の確認

プラグインの動作を確認したい場合は、サンプルプロジェクトをRPGツクールMVで開いてテストプレイを実行してイベントを調べてください。おおよその機能の実演が見ることができます。

  • 立ち絵表示
  • 移動
  • 表情・ポーズの変更
  • 反転
  • アニメーション表示
  • 会話の名前を検知してオートフォーカス
  • 制御文字での制御
  • マクロコマンド、など

ユーザープロジェクトでの動作確認

本プラグインは基本的に、対応するコアスクリプトバージョンにおいて他のプラグインを使用しない場合の利用を想定しております。(詳しくは、TRP_Skitマニュアル〜利用上の注意

ただし、上記の環境を満たさない場合にも一部機能が動作する可能性があります。各自のプロジェクトで基本コマンドが動作するために動作確認プロジェクト内のTRP_SkitTestプラグインと画像フォルダ(busts以下)を対象プロジェクトにインポートして動作確認を行うことができます。

あくまで、動作対応環境の範囲外ですので各自の判断にてご確認・ご利用ください。


  1. サンプルプロジェクト内のプラグインフォルダ内(js/plugins/)のTRP_SkitTes.jsを動作確認したいプロジェクトのjs/pluginsフォルダに入れてください。
  2. プラグイン管理からこのプラグインを取り込んでONにしてください。
  3. サンプルプロジェクト内のimg/pictures/bustsフォルダを動作確認したいプロジェクトのimg/picturesフォルダ内にコピー・ペーストしてください。
  4. 適当なイベントにプラグインコマンドにて「skit test」と入力して下さい。
  5. イベントを実行して動作を確認してください。
  6. 動作確認が済みましたらこのプラグインをプロジェクトより削除してください。

ダウンロード

※上記、禁止事項/免責事項に同意の上でご利用下さい。また、RPGツクールMVのユーザーのみご利用頂けます。
※動作確認テスト用プラグインにはコンフィグ設定用プラグインは含まれておりません。
※サンプルに収録している立ち絵には「動作確認用」という文字が書かれてますが、不具合によるものではありません。

TRP_Skit_Test_core161.zip (3.14MB)

ダウンロード
  • コアスクリプト1.6.1
  • プラグインバージョンV1.05相当に対応

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

TRP_Skitマニュアル〜『開始と終了』

←マニュアルトップへ戻る


本プラグインでは立ち絵を使った演出をスキットと読んでいます。
スキット演出を始めるためのコマンドと終了するコマンドを紹介します。

内容

  • start(開始)コマンド
  • end(終了)コマンド

start(開始):スキット(立ち絵演出)の開始

パラメータ

『skit start』
『スキット 開始』

  • 無し

補足

表示系のコマンド(show、slideInなど)を使った際に、スキットが開始されていない場合には自動で開始されます。

ただし、表示コマンドの前に表情やポーズ変更など立ち絵キャラの操作を行う場合には、startコマンドは省略せずに明示的に行う必要があります。

例)ポーズを通常(normal)からpose2に変更してから表示
skit start skit pose shizu t pose2 skit slideIn shizu t left


end(終了):スキット(立ち絵演出)の終了

例)立ち絵を使ったスキット演出の終了
skit end
スキット 終了

パラメータ

『skit end noAnimation
『スキット 終了 アニメーション省略

  • noAnimation/アニメーション省略:true(t)を指定することで、退出モーションを省略して瞬時に非表示。

補足

立ち絵を使ったスキット演出を終わる際に忘れずに指定してください。
endコマンドを忘れると、立ち絵表示に使ったピクチャの消去が行われません。

例)

skit start
skit slideIn shizu t left

……様々な会話や立ち絵演出……

skit end
スキット 開始
スキット スライドイン シズ t 左

……様々な会話や立ち絵演出……

スキット 終了

また、イベントを終わらせずに一時的に全キャラの立ち絵を退出させたい場合は退出系コマンドのclear(クリア)を使用できます。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

TRP_Skitマニュアル〜主なパラメータの説明

←マニュアルトップへ戻る


複数のコマンドで使われるような、主要となるパラメータについて解説します。

  • パラメータの省略
  • デフォルト値の指定
  • キャラクタ名
  • ウェイトパラメータと真偽値
  • 位置パラメータ
  • スピードパラメータ
  • イージングパラメータ
  • 制御文字

パラメータの省略

TRP_Skitにおいてそれぞれのコマンドには細かなパラメータを指定することができます。
だいたいのコマンドでパラメータの順番は下のようになっています。
skit コマンド 対象キャラ ウェイト(tかf) コマンドごとのパラメータ


出現系のコマンドのslideIn(スライドイン)であれば、
skit slideIn 対象キャラ ウェイト 出現位置 スライド幅 スピード 不透明度 プッシュイン

と、たくさんのパラメータがあります。ただし、実際に使う場面としては

skit コマンド 対象キャラ ウェイト (コマンドによっては出現位置)
といった形で、残りのパラメータは省略して使うことが多いでしょう。


ほとんどのコマンドでデフォルトのパラメータをTRP_SkitConfigで設定できるので、
一度プラグインコマンドでパラメータをいろいろ試して好みの動作具合になったら、
そのパラメータをデフォルトの値に設定して、コマンドはできるだけ短い省略形で使うと便利です。


デフォルト値の指定

たとえば、先程のslideInのコマンドにおいて、不透明度の値を変えて使いたいけど
その前のパラメータである「スライド幅」と「スピード」についてはデフォルト値をそのまま使いたい場合があると思います。

その場合は、パラメータとしてdefdまたはデフォルトと指定してデフォルト値を使うことができます。

例)キャラ「シズ」を画面左位置に半透明(不透明度150)でスライドイン
skit slideIn shizu t left def def 150
スキット スライドイン シズ t 左 デフォルト 150


キャラクタ名

コマンドで対象キャラの立ち絵を操作するコマンドではキャラクタ名を指定する必要があります。
これは、コンフィグのキャラクター設定で指定した
キャラクター名
入力キャラクター名
* フォルダ名

のどれかを使うことができます。
(アルファベット表記のフォルダ名を使うと入力が早くておすすめです。)


ウェイトパラメータと「真偽値」型

一部のコマンドを除いて、ほとんどのコマンドには対象キャラに続いてウェイトパラメータによってコマンド動作が終わるまで待機するか、待機せずに次のコマンドに進むかを指定できます。

ウェイトパラメータは「真偽値」(スイッチでいうONかOFF)という型で指定します。
true:スイッチでいうON。tと省略も可能。
false:スイッチでいうOFF。fと省略も可能。

これは日本語表記がありませんので、そのまま覚えましょう。
デフォルトのdと合わせて、tfdというパラメータ指定はよく使うことになります。



位置パラメータ

出現系のコマンドや、移動系のコマンドでは位置パラメータを指定できます。
位置パラメータは0~10の数値で指定でき、0は画面左端、10は画面右端となります。
(範囲外の数値も画面外位置として指定できます。-2とすると画面左外、12とすると画面右外など。)

また、TRP_SkitConfigの「【表示位置の一般設定】> ポジションの略称設定」項目で、これらの位置の値に名前をつけて使用することができます。
デフォルトでは下のように設定されてますが、自由に値を変更できます。

左、left:2
中央、center:5
右、right:8


スピードパラメータ

おもに移動系のコマンドでは移動スピードを指定できます。
「0より大きい数」を指定でき、「1秒あたりの移動距離」を表します。
たとえば、スピード10は1秒で位置10分の距離(画面端から画面端)を移動するスピードです。

デフォルトでは、下のような設定になっています。
move(移動)コマンド:12
step(ステップ)コマンド:1.5

スピードパラメータの名称

また、位置パラメータ同様に、TRP_SkitConfigの「【動作系コマンド】>移動スピードの略称設定」よりスピードの値に名前をつけて使用することができます。

デフォルトでは下のように設定されてます。自分の好みの値、覚えやすい名称をつけて使用してください。
verySlow : 3.0
slow : 6.0
littleSlow : 9.0
normal : 12.0
littleFast : 15.0
fast : 20.0
* veryFast : 30.0



イージングパラメータ

位置や透明度、大きさなどのパラメータが徐々に変化していくようなコマンドの多くは、イージングパラメータによって緩急をつけることができます。

たとえばmove(移動)コマンドでイージングをeaseOut(イーズアウト)とすると、出だしの速度は早く、徐々に速度がゆっくりになって目的位置に到達します。


  • linear、リニア : 緩急がなく一定に変化
  • easeIn、イーズイン : 出だしが変化幅が小さく、徐々に変化が早くなる
  • easeOut、イーズアウト : 出だしが変化幅が大きく、徐々に変化がゆっくりになる
  • easeInOut、イーズインアウト : 出だしが変化幅が小さく、徐々に加速し、最後に変化幅がまたゆっくりになる

また、イージングにはデフォルトのQuad(クアッド)の他にCubic(キュービック)Back(バック)Elastic(いラスティック)という種類の緩急の付け方を用意してます。
微妙に緩急のつき具合が違うので好みの方を使用してください。
どちらを使うかは種類名以下のように指定できます。
例)easeInQuad(イーズインクアッド)あるいはquadIn(クアッドイン)
  easeOutCubic(イーズアウトキュービック)あるいはcubicOut(キュービックアウト)

(easeInのように種類名を省略した場合にはQuadが適用されます。)



制御文字

TRP_Skitのver1.08より各パラメータに制御文字が対応しました。
主に変数で使用し、「\V[1]」と記述すると変数1の値をパラメータとして使用できます。

例)変数1のキャラを変数2の位置にスライドイン表示
skit slideIn \V[1] t \V[2]

また、変数にテキストを代入するには、変数の代入にスクリプトでシングルクオーテーション(')で囲って'テキスト'のように表記します。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

« 1 2 3 4

月別アーカイブ

記事を検索