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雨音/AR 2023/03/18 01:49

エルマのメモ

「エルマ、あなたは神様から素晴らしいおくりものをいただいたの。神様に選ばれたのよ!ふふ、今日のおやつはエルマの大好きなチョコレートケーキ!ママ、あなたのママでほんとうによかった。ママのところに生まれてきてくれてありがとう、エルマ」

大好きなママが作ってくれた大好きなチョコレートケーキ。
あの時のあたしは嬉しくて楽しくておいしくて幸せだったのに、
今のあたしはこの世界の何よりも不味くて吐き気のするものにしか思えない。


あたしって結構、恵まれているのだ。
両親はあたしに甘々だったし、神様から贈られた特別な能力とか持ってるし、施設に来てからだっていじめられるようなこととかもなくて、大人たちからは可愛がられてる。
だからあたしみたいなのが苦しいだとか悲しいだとか死にたいだとか思うのって間違ってることなんだけど、
なんだかいつも漠然と苦しいし悲しいし死にたいから困ってしまう。
世の中のこういう、病んでる人ってもっと親から暴力を振るわれていたとか明らかな原因があるんじゃないかと思うんだけど、あたし、そういうのほんとにないんだよなあ。
強いて言えば、パパとママになぜか会えなくなっちゃったのはかわいそ要素だと思うけど。
でも本当に、お別れの直前まで、優しい人たちだったし。
ほんとにほんとに、なんであたし、今こんな感じになってるんだろ?

ぼたぼたと腕からこぼれ落ちる血を眺めながら、端末を立ち上げてレーニに死にたいってメッセージを送った。
こうするとすぐに駆けつけてくれるから、安心する。
あたしはあたしが死にたいとか思うのを間違いだと思うけど、レーニが駆けつけてくれるってことは、レーニにとっては間違ってないってことだから。
誰かがあたしの感情を正解って言ってくれないと、結構もう、どうしたらいいかわかんない。

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雨音/AR 2023/03/11 00:14

過去のドールカスタム忘備録

……を、こちらに移動させようと思っていたんですがちょっと骨が折れるなこれ……と思ったので、更新停止しているファンボックスのURLをそのまま貼ります!

ドールカスタム忘備録

去年は本当に波乱波乱波乱という感じで、今年は新天地での生活開始!!!うおお!!!なので こう……生活していくことを最優先していきたいので、本当に環境に慣れてきたらになるかなと思うんですが、やはりドールカスタムしたい欲はとてもとてもあるので、焦らずやっていけたらなあと思います!
うちの子もカスタムしたいし、プレゼントしたい子たちも作りたいし、ヤフオク出品もまたやってみたい……
ちょっと道具揃え直さないといけなかったりするので、ゆっくりゆっくり……

文字だけじゃあれなんで、適当に自カスタムドールさんの画像を貼っておきます




大きい子も!!メイクしたい!!!!

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雨音/AR 2023/02/16 20:12

間が空いたので何か書く

私事ですが (私事しかないです)先月結婚しました。

Twitterでご報告させていただいた時、たくさんのお祝いのお言葉をいただけて本当に嬉しかったです。
改めまして、ありがとうございました!

自分に精一杯寄り添おうとしてくれる人がいること、その人がどんな時に何をしてくれたか、その時に自分は何を感じたか、
大事なことを忘れないで生きていきたいです。
言うは易し。がんばろう。


創作関係で出せるものがないので、skebのラフとか載せちゃおう。
カラーラフとか下描きだとかを、いつもおまけとしてpsd内にいれています。
できるだけ自由度を高くしてお渡ししたいので、基本的には背景・キャラ・効果を分けて納品しています。
なんかいっぱい入ってた方が嬉しいし楽しいからな……









ちょっと前まではもっとクオリティを上げたくて、構図出し、細かめのラフ、ラフを少し整える、下描き、カラーラフとかやってたんですが
んまーーーーーーーーーあ時間がかかりすぎてそろそろきつい!となったので、今は構図出し、ラフ兼ねた下描き、カラーラフくらいで済ませるようにしています……
skebリクエストの納品ファイル、こっそり没ラフとか入ってる場合もあるので、見てねえや!ってクライアント様はお暇な時にでも覗いてみると……いいのか?いいかも。もしかしたら。


無理をしない!と決めたので、今後は去年ほどskebを受けることはできないかなと思います。その時の状況によるところですが……
急にドールお迎えしちゃったとかそういう時にはリクエスト募集再開したりすると思うので、機会がありましたらどうぞよろしくお願いします。

次はたぶん新居に引っ越してからの更新になるかな!楽しみ!

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雨音/AR 2023/01/15 23:37

雑記

何か書きたいこととかあるわけではないんだけど自我書きたくなったので書く。
とりとめのない話をしていく。


わたし、過敏性腸症候群てゆるい方だけだと思ってたんだけど調べたら万年便秘もそれらしい
人より水分摂らない人間だからな……と思ってたけどめちゃ気をつけて水分とっても下剤2種類出されててもヤクルト1000飲んでも出ない時はまじでうんともすんともだし、いや真面目になんとかしないとちょっとだめかもしれん……と思ってようやく調べた。過敏性腸症候群を。
今めっちゃリンパマッサージしてる するとなんかお腹から 働いてやるか…… みたいな意志を感じるんだけど、子供の頃から慢性的な便秘で快便だったことがない人間の腸が急にキビキビ働き出すわけはないのだった。なんとか毎日続けていくしかねえ……
急に便の話すな!かもしれないけどこれまじで真剣な悩みだからさあ!
わたしは人間が便秘を極めるとどうなるかを知っている。あのね、トイレで下半身丸出しで倒れます
今はまだマシな方だな 下半身丸出しで倒れがちだった頃と比べたら

ドールメイクをしたいなあ!
ほんとに!いい加減!妖精setちゃんを!なんとか!
引っ越したら……ボークスに連れて行ってもらって……
たぶん筆とかだめになってると思うから 足りないものとか買って……メイクしたい……
ボークス、札幌ではあるかさんを撮影したので次は穹ちゃんを連れていきたいな。
画像貼っておこ


これはあるかさん


これは穹ちゃん

穹ちゃんはボディがパラボ40なので、ボークスに連れていく時はあるかさんからMDDボディ借りよう。

あとお迎えしてからウィッグができなくてお披露目できていない子がいるのでその子もなんとか……ほんとにウィッグだけなんだよな

ドールの話、40cm~の大きな子は まずセリシアを召喚するのが夢なんだけど
やっぱさあ!自分絵じゃない自分好みの子ももう一人お迎えしたいというか
女児服を着せられる子が欲しいとは……ずっと思っていて……!!
やっぱり環境が落ち着いたら何かしらで絵のご依頼募集再開はすると思う
それかカスタムしたドールさんのおうち探しをがんばるか……そっちかな……うーん

あと無属性ぬいさんももっとかわいがりたい


ピンクの子がいちごちゃん(姉)、青い子がみるくちゃん(妹)
いっぱいおでかけしたいし、季節ごとのお洋服も与えたい……
無属性ぬいはね、幼児萌えの方に強くおすすめします。
この子達はAmazon経由でお迎えしました
15cmセリシアぬいをいつかどなたかにオーダーしたい わたしはいつでも何かしらのセリシアがほしい
ねんどろいどのセリシアもほしいし……

最近よく人間について考えている。
去年は幼なじみに「人間らしくなった、仙人みたいだったのに……」と言われたのがめちゃ印象的だった
「もうこの人生の残りは極力人に迷惑かけずに、自分の好きな人間に優しくできればいいや」とか言ってたからかな。余生だったもんなもうそれは
人間、向いてないんだけど、生きていくことに向き合ってみることとします。
でも生きるのってやっぱり怖いことだらけだな。
一番怖いのは好きな人間が先に死ぬことです。
これはずっとそうだと思う わたしより先にしんだら末代まで祟ってやる……嘘……愛……


ほんとに雑記になっちゃった。
なんか書きたい欲は満たされたので終わります。

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雨音/AR 2023/01/07 03:43

Only with you

明けない夜はないとか、やまない雨はないだとか。
そんな言葉で慰められ、そんな言葉を励みにできる人って、いったいどんな人なんだろう。
朝は嫌いだ。もっと眠っていたいのに、なんにも楽しくない一日を始めるために頑張って起きなければならない。昼なんてもっと嫌い。うるさいやつらと関わらなきゃいけないから。夜は静かでいいけれど、ぼくは暗いのが苦手だ。
今日は晴れとか雨とか曇りとか、天気に好きも嫌いもぼくにはないし。
だからそう、そんな言葉はまったく、1ミリも、ぼくには響かない。


「今日の司祭の話はそんなに気に食わなかったか」
「今日のって言うか……気に食わないって言うか……なんかさあ」

朝のミサの途中、ぼくはみんなの前でふらついて見せた。
すると心配したシスターが駆けつけ、寄り添いながら今いるここ、保健室まで送り届けてくれた。
ぼくは何も言っていない。ただ保健室に連れてこられたから、保健室の先生と会話をしているだけ。

「ぼく向けじゃないんだよ。ぼく向けじゃない言葉をさ、なんでぼくが真面目に聞いて受け入れなきゃいけないわけ? 朝が来たから何? 空が晴れたから何? それは朝と晴れが好きな人のためだけの言葉じゃん」

保健室の奥にあるソファとテーブルは、教室での学習が難しい生徒のために用意されたものだ。
すぐ側にある本棚には教科書が並んでいる。
ノートを広げてペンをカチカチと鳴らすと、先生がマグカップをふたつ持ってぼくの隣に座った。チョコレートの香りが漂う。

「ホットチョコレートだ」
「……どうも」

ぼくがマグカップを受け取るのを確認してから、先生はホットチョコレートをひとくち飲んだ。
その何気ない動作に、じくりと火傷をしたときの、熱いような痛いような感覚がぼくの胸の奥で生まれる。
なんだか恥ずかしくて、ぼくも渡された黒猫のマグカップに口をつけた。ちょうどいい甘さと熱さだ。

「朝も昼も夜も、お前は嫌いか」
「嫌いだね」
「じゃあホットチョコレートを飲む時間は?」

ぼくがマグカップをテーブルに置くと、先生はするりとぼくの手を取り、指を絡めた。
胸の奥の火傷が全身に広がる。熱くて痛くて苦しくて、なのに不思議と心地良い────

「わ、悪い、大人……っ」

悟られまいとなんとか絞り出したその言葉を、先生はどことなく嬉しそうな瞳をして、ぼくの唇から直接受け取った。
チョコレートの味がする。きっと先生もそう感じているんだろう。
今、ぼくは先生とつながっている。

──ホットチョコレートを飲む時間だって、ぼくは嫌いだ。
そこに先生がいないのなら、全部なんの意味もない。
そう思っていることだって、きっともう伝わってしまったに違いない。

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