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夢見月すぐる 2023/01/18 03:47

夢見月研究所 第7回 壁画型と埴輪型 浮世絵は何型なのか?


CV:さとうささら(CeVIO)

これまで、洞窟の壁画と埴輪の資料を、リサイクルショップで買った電子辞書を見て、
分かった事をまとめてきました。それをどう活用していくか?の策を構築します。

論理構成と構造化分析

学術的に記すと、
洞窟の壁画は論理的思考で描かれており、


埴輪は構造化分析で描かれています。

※詳しくは前記事参照

ひとつひとつ考えていきましょう。
構造化分析の一例

壁画型と埴輪型

壁画型→絵を論理的思考で描く方法。真ん中に地平線を描き、4すみに境界線のカギカッコをつける。投影図を描き、切り抜いて抜き型として描く
みたものをそのまま描くことは、幾何学で分類すると、投影図であり、その中から
切り抜いて、単純な図形の組み合わせ、クッキーの型のような状態にすることを、
壁画とする。

また、洞窟の壁画の応用として、松明を光源として、複数の形の投影を重ね合わせ、
任意の形の投影図による壁画を描くことができる。これを模倣と呼ぶ。



埴輪型→みたことのない、想像も含めて全ての立体物は円筒形の組み合わせで表すことが出来る。表した立体物を素体と呼ぶ。素体の上から飾りをつける材料のことを記号と呼ぶ。
幾何学で考えると、円筒形の組み合わせで出来た立体物の上に記号を貼り付けるという操作になる。

浮世絵は壁画型なのか?

現在の研究の目的を改めて確認すると、漫画の描き方を考察すること。
歴史を遡ってみると、

現在の漫画とイラストは浮世絵である。その根拠について考えると

共通点
単純な図形の組み合わせ
影を控えめに、鮮やかな配色

上記の構造化分析により、
論理構成をすると、
まず、浮世絵は単純な図形の組み合わせだ。
この組み合わせを成立させるには、投影図が必要。
しかし、記録を取らず、記憶を頼りに投影図をイメージして作成していたと思われ、
それがおおきな誤解を招いていた、と推測される。
ミスリードで、単純な図形で組み合わせで作られているのではと広まった、
と仮定する。それでは浮世絵は壁画型なのか?というと、もっと
複雑な仕組みとなっていて、記憶による投影図に、埴輪型に見られる円筒形の組み合わせが導入されている、と見ていいだろう。
判断に迷った要因となったのは、記憶力がよい人は、そっくりそのまま描き写すことができ、一見すると壁画型に見える。
ところが実際は違う。記憶が曖昧な部分を円筒形の組み合わせで補い、または意図的に
する場合もあり、浮世絵は壁画型と埴輪型の両方の技術が使われている。
そのため、習得するのは非常に困難を極めると予想されるだろう。

一通り研究してみて、自分は料理の仕事をしているので、
次回からは料理としてみた見方で絵を描いていきます。

夢見月すぐる 2023/01/16 10:33

相性の合わないグループから離れることも大事


CV:さとうささら(CeVIO)

以前、イラストの投稿サイトを利用していましたが、あることをきっかけに利用をやめました。それは、イラストを見ている人とわかり合えなかったからです。
何度か交流する機会があり、話を聞いてみると、はじめに投稿したイラストの出来の悪さが頭から離れず、改善された作品を何度投稿しても、はじめの作品が見るに堪えないから非公開にしてくれ、という内容でした。無茶苦茶です。

それから、自分が非公開しない姿勢がイラストサイトの品格を落としている、というよくわからない話を聞きました。

作品は人によって受け取り方が全く違う

誰かがいまいちだと思っても、他の誰かは良いと思うし、その逆もあります。
ですので、一方の判断で非公開にしていくと、全ての作品が非公開になってしまいます。

数年様子を見たのですが、何も進展せず、縁が無かったということで、イラストサイトを利用するのは完全にやめました。

やめた結果、何も困らなかった

驚くべきことに、何も困りませんでした。
単純に合わなかっただけみたいです。

減点方式の評価は不毛

学んだことです。自分がはじめに投稿したイラストがほぼ0点だったため、何をしても
加算されることはありませんでした。

世間は自分と合わない人と仲良くするほどの時間を与えてくれないし、待ってくれない。

人生は思ったほど長くないです。時間大切

夢見月すぐる 2023/01/06 00:16

夢見月研究所 第6回 造形は料理と共通点がある 埴輪の話 その2


CV:さとうささら(CeVIO)

壁画に対して、埴輪などの造形は、ひとつのベースとなる形を用意、分割し、組み合わせるという手法をとっています。学術的な言い方をすると構造化分析、量子力学に近い考え方をしていると言えます。
投影では無く、形や大きさから備わる機能を追求した、機能美に価値を見出す考え方です。
洞窟の比喩で考えるならば、埴輪は投影に囚われた人々がイデアに目覚めた歴史的瞬間、
と解釈も出来ますね。

美術はオカルトなのか?

造形は構造化分析で考える。

美術の本を読み、色々な人の意見をネットでみて回った結果、ひとつ気付いたことがあります。もしかして、造形は論理的思考で描くことが出来ないのでは、と。

そう考えると、オカルトとして捉えられることに関してもつじつまが合います。

学校で習う考え方、物事の覚え方は全て論理的思考で構築されています。
この方法で出来ないことはほぼありません。
もしあったとしたらそれはオカルト、ということになります。

根本的に考え方を変えなければいけないと、調べた結果、絵は料理に近いと気付きました。
元々料理の仕事をしているので、相性がよいのでは、と。
料理の仕方は、構造化分析という見方で構築されています。事実、料理に関することを調べると、どうしても料理が出来ないという話と、どうしても絵を描くことが出来ないという話の理由や原因に共通点が見られます。

例えば、料理の出来ない話、出来ないと悩んでいる話を聞いていると、何も見ないで作ろうとして、レシピを見たり覚えようとしません。これは絵に関しても同じ事が言えるのです。この点が手がかりとなります。

構造化分析といっても、難しく考えなくて大丈夫です。学校での学科で言うと、家庭科に当たります。料理で例えると、必ずレシピ通りに作ったり、同じ材料をそろえて、他の人が上手くいった手順を覚えて、その通りに作ることが構造化分析に当たります。

無知の知に対してどう向き合うのか

料理のうまい人、絵の上手い人は
自分がどれだけ学習して、経験しても、やれることが永遠に広がっていて、
自分がこれから先も無知の状態から出発して、永遠に続くことを知るという状態を体感している人。
「無知の知」の洗礼を受けているという見解が出来ます。

実績は何も金銭や学歴だけではない

テレビで1万年以上残っている洞窟のことを実績と呼んでいる場面をふと思い出しました。逆に、数年前に人の手で、見よう見まねで作られた洞窟のことを、
実績がないので危ない、調査した上で入れるかどうか検討を、という表現をしていました。
この話も何か、手がかりになりそうです。

埴輪は無知の知と向き合ったひとつの答え

弥生時代に導き出した答えは今も有効なので、これから先も有効と見て良いでしょう。
埴輪とは、ベースとなるひとつの塊として用意した埴土(粘土)で円筒形を作成して組み合わせて作った造形物だから、埴輪と呼ぶそうです。

ベースとなる粘土の塊→円筒形にして組み合わせる
これを構造化分析と呼びます。


この方法ならば、「無知の知」の問題に対応できるということです。

次回は壁画と埴輪でわかった事を、これからの作品作りにどう活用していくか?
の話をします。

夢見月すぐる 2023/01/06 00:15

夢見月研究所 第5回 洞窟の壁画の話 その2



CV:さとうささら(CeVIO)

洞窟の壁画と埴輪から推測出来ることの話です。
学術的な言い方になると、洞窟の壁画は論理的思考、埴輪の造形は構造化分析についてと
いう言い回しになります。今回は洞窟の壁画についての話をしていきます。

【予備知識メモ】

本来、このように長考して考察したり検証するのはやってはいけない

なぜ今のやりかたで上手くいくのか?なぜその方法では上手くいかないのか?
などの研究は本来国の研究機関がするもので、個人でするとそれだけで一年が
終わってしまいます。

目的地までの道筋を決めるのが戦略
目的地までたどり着く方法が戦術

絵を描く前にかきかたを考える段階が戦略で、
どうやって描くのかが戦術です。
このふたつは基本同時に考える事は出来ません。

美術の教科書の内容が戦略。
実際に描いていることが戦術。
この見極めが大事です。

本屋で美術の教科書を買うのは、戦略を学ぶのでは無く、定石の戦略を覚えるため。
定石というのは、例えば稲作を始めた時、色々試してその中で上手くいったやり方をまとめて、後の時代に引き継いだ知識や経験を指す。どういった経緯でその方法になったのかを探るのが重要。

月刊誌のイラストの雑誌などは、かきかたの手順、パソコンの操作などの戦術を見て、
覚えることが及第点。戦術を自分で立てられるようになることは、そこまで重要ではないというより、出来なくても困らない。

ポイントとなる要素をまとめました。

【本題】

なぜ洞窟の壁画に注目しているのか

話を洞窟の壁画に戻すと、宇宙飛行士の考え方になりますが、仮に宇宙旅行をして、地球に戻ってきたとき人類が滅亡していたらどうやって再建するのか?という想定から、1から絵のかきかたを研究しようとしたさい、洞窟の壁画を参考にするだろうと推測されるからです。

壁画は論理的思考で描かれているという感想

まず、広大な空間を表すため、地平線や水平線を表す線を引く。
四隅にカギカッコを付けて、視界の境界線を定める。今日の一日で記憶に残っている物を投影で描く。クッキーの抜き型のように描いても良い。
描いた物を拡大して、もう一度描く。

洞窟の比喩という哲学になりますが、人は洞窟の壁に映った投影を記憶し、より細部がわかる複雑な投影に価値を見出します。
また、その投影をみるための灯りにあたる、たいまつに投資するとのことです。

つまり、人の認識に基づき、絵は投影にちかい描かれ方をします。壁画の絵はその他、
細部まで描かれているので、価値の高い投影と言えるでしょう。

以上により、壁画は論理的思考で描かれていると言えます。
これが、美術に当たりますね。

次回は埴輪の話をします。

夢見月すぐる 2022/11/22 16:07

来年。ブリキ先生はゼンマイで動くのコミカライズする話



CV:さとうささら(CeVIO)
これに関しては、個人的に全く気が進まないです。
今試しにネームを描いてみたところ、最初の3ページで14ページぶんかかることが分かりました。実際には要所ごとに省略する予定ですが、いつになったら完成するのか分からないので、途中で断念してもいいように、はじめは小説を書くことに決めました。

漫画の持ち込みや投稿は今のところ考えてない話

これに関しては、情報量が多すぎて、読み切り漫画にすることが出来ないからです。
省略も試して見ましたが、これだったらもう描かないほうが良いと結論がでて、
一度中止になりました。

まずキャラデザ→描きやすいように簡略化、改変

アニメの作画の本を読んだところ、漫画を描くにはこの作業が必要になるそうです。
よくあるゲームの設定資料集などで、イメージアートとキャラを正面、側面、背面から
描いたイラストとの違い、みたいなもののようです。
実際に大量に作画をするため、デザインが複雑だと、どうやっても描けないため、
簡略化が必要です。次回は、イメージアートに挑戦します。

全編カラーで出品する予定

ものは試しに、やってみようと思います。
今後、準備として記事を作っていきます。よろしくお願いします。

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