TRP_Particle.jsのプラグイン設定【パーティクルプラグイン】
パーティクルプラグイン本体(TRP_Particle.js/TRP_ParticleMZ.js)のプラグイン設定の項目を解説します。
(エディタプラグインの設定についてはTRP_ParticleEditor.jsのプラグイン設定)
ライブラリインポート
基本ライブライブラリであるpixi-particles.jsの中身をこのプラグイン内で定義する設定です。独自にpixi-particles.jsを導入する場合のみOFFにしてください。
pixi-filtersインポート
パーティウルにフィルターをかける機能に必要なpixi-filters.jsライブラリをプラグイン内で導入する場合のみONにしてください。(この機能は現バージョンでは非公式のためOFF推奨です)
常用パーティクル
ゲーム中に常に使用するパーティクル設定の登録が行えます。
主にマウスクリック・ドラッグ用の設定や、プレイヤーの歩行時に常に表示するパーティクル演出に使うと良いです。
プラグインコマンドでsetで表示するときと同じ要領でコマンドを登録します。
常用パーティクルとして登録したパーティクルはイベントコマンドで操作できないので注意。
編集したい場合は一度常用パーティクルの設定を外してイベントコマンドから編集を行ってください。
コマンド名
プラグインコマンドで先頭に使用する「particle」という単語が他のプラグインのコマンドとかぶっている場合に変更してください。
移動時イベント対象クリア
イベントを対象として表示している各種パーティクル設定を、マップ移動時に自動的にクリアする設定。
移動時パーティ対象クリア
プレイヤー・フォロワーを対象として表示している各種パーティクル設定を、マップ移動時に自動的にクリアする設定。
移動時Screen対象クリア
対象をscreen/weather/regionとして表示している各種パーティクル設定を、マップ移動時に自動的にクリアする設定。
戦闘終了時に戦闘Screen対象クリア
対象をbattle/battleWeatherとして表示している各種パーティクル設定を、戦闘終了時に自動的にクリアする設定。
戦闘終了時に戦闘キャラ対象クリア
対象をparty/enemy/attach:party/attach:enemyとして表示している各種パーティクル設定を、戦闘終了時に自動的にクリアする設定。
キャラ対象の画面外幅
キャラクターを対象としたパーティクル発生源について、キャラクターが画面外の指定したタイル幅以上に離れた場合にパーティクルのアップデートを停止して処理付加を軽減する設定。(マイナス値をいれると自動停止制御を無効)
イベントごとに画面外マージンを調整したい場合はイベントのメモ欄に<pMargin:10>といった形式で設定が可能です。(この場合はイベントが画面から10マス以上外に出るとパーティクルが停止します。また、-1とすると画面外でも常に表示&更新されます。)
リージョンの画面外幅
ターゲットをregionとして表示しているパーティクル設定は、画面内のタイルのみパーティクルが発生します。画面外幅として余白のタイル数を設定することで、スクロール時にも画面外だったタイルにパーティクルが十分発生している状態で表示させることができます(余白を設ける分、処理は重くなります)
walk時のオフセット
walk対象時にパーティクルをキャラの進行方向に指定したオフセットだけずらして表示させます。
↓オフセットが0のときと16のとき。
最大パーティクル数
画面上の最大パーティクル数制限の初期値を設定します。(0以下で制限なし)
プラグインコマンド「particle max 最大制限数」でゲーム中に変更も可能です。
※制限されるのはそれぞれのエミッターの射出能力であり、表示の仕方によっては一時的に制限数を超えることがあるので注意。
ピクチャ重ね順保持
ピクチャ対象のパーティクル発生源について、重ね順保持をONにするとZ軸値のabove、belowが個々のピクチャの間の階層に表示されます。ピクチャ - パーティクル - ピクチャといった感じで細かく階層を指定したい場合にONにしてください。(OFFにすると全てのピクチャの表・裏の重ね順で表示されます。)
ステート表示無効
ONにするとステートと付随したパーティクル設定機能を無効化します。競合時にON推奨です。
スキル表示無効
ONにすると戦闘時のスキル実行に付随したパーティクル設定機能を無効化します。競合時にON推奨です。
パーティクル数表示
ONにすることで現在画面上に表示されているパーティクル数を画面左上に表示します。また、最大パーティクル数の制限がかかっている場合の警告も表示されます。
デバッグ用のパラメータで若干の処理負荷がかかるため、デプロイメントと同じ環境でテストプレイしたい場合はOFFにしてください。
(なお、イベントを対象として画面外で更新停止中のパーティクルは、パーティクルの実態とメモリ割り当てはある状態ですが、パーティクル数表示にはカウントされません)
Particle関数の上書きを無効化
pixi-particles.jsで定義されている一部の基幹関数を上書きする処理を無効化します。
pixi-particles.jsのバージョンアップでの機能追加に対応させたい場合などにONにして対応できますが、TRP_Particle.jsで独自に行なっている以下の修正が無効化されます。
- speedの値を一定にしなかった場合にaccelerationの値が反映されない仕様の修正
- minScaleMultiplier/minSpeedMultiplierの値を途中で1に変更した際に反映されない仕様の修正
エラー表示
ONにすることで、正しくないIDや設定データ名でプラグインコマンドを実行した場合にエラー表示をします。