ロボット少女は夢を見る - 制作記その30- セーブについて
ロボット少女は夢を見る の30回目の記事は
ゲーム進行のセーブについてです。
ほとんどのゲームでは現在の進行状況をセーブして、
電源を切っても前回プレイの続きから遊べます。
昔のバイオハザードでは
「インクリボン」というアイテムを使用することでセーブを行い、
アイテムの数しかセーブできないという制限があったり、
第四の壁を超える…ゲームキャラが我々プレイヤーを
認識しているタイプのゲームでは
セーブデータそのものがストーリーのギミックに使われたりします。
(画像はOneShotってゲーム 面白かったです)
今回はそんなセーブについて悩んでいるので色々書いていきます。
まずセーブについて最初に色々書きましたが、
基本的に大きく分けて2種類あります。
それは「手動セーブ」と「オートセーブ」です。
手動セーブはメニュー画面からセーブしたり、
マップ上のセーブポイントに触ってセーブをします。
オートセーブはゲームが一定まで進行すると自動でセーブする方式で
キャラが即死してもオートセーブの場所からすぐに復活したりします。
(大体、画面のどこかにセーブ中のアイコンが出てくる)
さて本題、今悩んでいるのは以下の2つです。
・セーブをオートセーブのみ or オート+手動セーブ どちらにするか?
・オートセーブをどのような作りにするか?
まず1つ目
セーブをオートセーブのみ or オート+手動セーブ どちらにするか?
現在はオート+手動セーブで進めていますが、
これをオートセーブのみにしようか悩んでいます。
その理由はプレイヤーの負担が減るからです。
どんな負担があるのか?
まずは人によってセーブを行う頻度は違いますが、
こまめに セーブ画面を開く→セーブする と操作するのは面倒です。
面倒なうえに大切な場面で忘れると
最初からやり直し…なんて事もあるので
自動でセーブしてくれる機能は上手く作ればとても有用です。
また、現在のロード画面を見ていただければ分かるのですが
手動でセーブする際、セーブデータを分割すると
セーブデータが増えてこの選択画面が見にくくなります。
この画面自体を改修すれば?とも思うかもしれませんが、
そもそもオートセーブのみになれば
こんな悩みをプレイヤーが抱える必要が無くなります。
そして2つ目、オートセーブをどのような作りにするか?
先ほどオートセーブはプレイヤーの負担を減らせると書きましたが、
もちろん欠点もあります。
私が思う一番大きな欠点は
セーブ&ロードで様々な分岐を見ることができない事です。
選択肢などでゲームが分岐した後にオートセーブか入ると
選択肢を選ぶ前に戻ることができません。
もしゲームをオートセーブのみにするのなら
この欠点を解消する必要があります。
この問題を解消する単純な解決方法は
オートセーブで複数のセーブデータを保存することです。
この方式は最近遊んだゲームだと
NEEDY GIRL OVERDOSEで採用されていました。
このゲームはゲーム内時間で30日を過ごし、
パラメータでエンディングが分岐するのですが、
1日ごとにオートセーブされて上書きせずにどんどん増えていきます。
この方式ならこのゲームと相性が良さそうですし、
オートセーブのみにするのなら
前に作った日付変更演出のタイミングでセーブすると良さそうですね。
セーブのお話、いかがでしたでしょうか?
セーブ方法そのものはゲームの面白さには関係ないですが、
ゲームの快適さには大いに関係あります。
プレイヤーの方が遊び終わった後に
「いいゲームだった」と思ってもらえるように
できるだけ良いものにしたいです。
それでは、また次回!