21.07.03 制作進捗(Live2D 角度X(高稼働域動作への挑戦)②)
角度X(高稼働域動作への挑戦)②
前回は角度X(横方向の顔の動き)を簡単に作ってみました。
今回は前回の問題点(瞳の歪み)を解決していきます。
瞳の歪みの解決法
前回作成した横顔が以下のものです。この瞳の歪みを直していきます。
<原因と対策①>
立体的に絵の構造を把握できていなく、ワープデフォーマの形状がおかしい
⇒立体的に考えてワープデフォーマの形状を修正する
前回は、差分イラストに合うように無理やりワープデフォーマを変形していましたが、
顔の形状がどのように変形して見えるか考えてワープデフォーマを変形してみます。
顔を球体として、←に回転させた場合、正面にあったものは極端に図示すると下記のようになると思われます。
実際の目の周りは凹んでいて、眼球自体は凸状になっているのでより細かにする場合はそこも意識したほうがよさそうです。
ただ、私が実際にやってみるとうまくいかなかったので、上図のレベルでワープデフォーマを変形しました。これで対策①は完了です。
注:途中で画像取り忘れたため、対策②も実施済みのものになります
<原因と対策②>
目のワープデフォーマのみ動かしているので、瞳が歪んでしまう
⇒作業量は増えるが、瞳の形状も角度を変える際にきれいになるように修正する
これは瞳の原画も角度Xのパラメータに加えて修正しました。調整の手間は増えますが、それだけの価値はあります。
これらの対策を実施したものがこちら
ずいぶん見た目がよくなりましたね。
※本投稿は予約投稿のため、実際の進捗と多少のずれがある場合がございます
ご了承願います。