同人誌の進め方:ネタ出し~ページ割り
どうも。ルンバです。
最近PixivSketchというのもやってみてるんですが、
みなさん、ほとんど下書きとかペン入れですよね。
まあその方が見栄えがしますが…
個人的には、漫画で一番大切なのはその前の工程、
ページ割り~コマワリなんじゃないかと…思っています。
今回はコマワリの前、ページ割りの工程を紹介します。
ネタ出し
まずはネタ出しです。
私の場合は、こんな感じで思いついたものをノートに書きます。
今回は喫茶店でネタ出ししようとおもったら
ノートを忘れてたのでレシートの裏に書いてますw

スマホのメモ機能を使ったこともあるのですが、
字を紙に書いた方が脳が働く気がして、
この作業だけはアナログで書いています。
ネタの数は最初は多ければ多いほどいいので、
つまんないかなと思っても、とにかく書きます。
私の場合、孤独のグルメ形式なのでエピソードとして4~5個しか描きませんが、
もし4つのエピソードを描くにアイデア4つというのは少なすぎるかな…
この時点では後述の「テーマ」も決めてないので、
できるだけアイデアを絞り出します。
ページ割り
ここが一番重要です!
ネタ出しのネタを取捨選択していきます。
ネタの選定基準としては、
①描きたいもの、面白そうなもの
②テーマに沿うもの
の2つを選定の基準として、並べていきます。
①の描きたいもの、面白そうなものは当たり前として、
私は毎回「テーマ」というものを決めていまして、
(ただのパロディ同人ですが一応決めてます^^;)
テーマにそったネタにすることで、バラバラのネタなんだけど、
本全体で話の一体感が出るように心がけています。
たとえば、
ダークソ〇ル「個性的なボス」
ダークソ〇ル2「武器選びの楽しさ」
フォールアウト4「NPCいっぱいで孤独じゃない」
フォールアウト4完結編「魅力あるロケーション」
みたいな感じです。
もしお持ちの方はちゃんとそうなってるかどうかチェックしてください^^;

やり方としては、コミスタにネタの名前だけ書いて、
何ページ描くか、順番をどうするか、やっぱりこのネタは捨てる、入れるなど、
ぐちゃぐちゃ入れ替えながら決めていきます。
印刷を考えると本当は見開きで描くべきなのですが、
バラの方がページ入れ替えが簡単なので、
単ページの設定にしています。
絵を入れたら1ページ足したくなった…なんてこともあるので。
ここでページ割りが上手くいったら、「あ、本出せるかも…」と安心します。
単語書いただけのように見えますが、ここで描く内容がきまりますので、
下書きする自分、ペン入れする自分に文句をいわれないようによく考えます。
セリフ打ち
ここでコマワリにいってもよさそうですが、
私は先にすべてのセリフを打ってしまいます。

この時点でどんな絵にするかは考えず、どんどん打ちます。
これをしておくと、この後のコマ割り、ラフ絵作業が
スムーズにいくと思います。
絵で描いてしまうと、どんなにラフに書いても修正に時間がかかります。
セリフの状態だと追加や修正がとてもラクです。
実際はページのコマ数にたいしてセリフが多すぎ、逆に足りな過ぎが
発生しますが、
それはセリフをコピペすればいいだけなので、
次のコマ割りの所で調整します。
…と書いてみると、
絵を描くまでにやる事っていっぱいありますね~
次回はコマワリについてです。
もしこれから漫画を描こうと思っている方の参考になれば幸いです。