Huyumi 2024/08/20 16:50

2024 8月近況

・あいさつ

 約一ヶ月ぶりです。こんばんわ。
 最近月1ペースを保てているのは偉いなと自分で思います。
 いや、Ci-enの運用で何が正しいのかはわかんないんだけど。

 体調のほうは良くなった――というか、生活が変わり過ぎて現状がどういう状態が自分では正しく認識できないというのが正確です。
 とりあえず睡眠に不満を抱くことはかなり減りました。不調になると目下の状態に不満を抱いて敵を作り、精神を安定させようとしていたのかなと今になっては思います。
 まぁ現状でも上手く眠れない日はありますし、いい感じに寝やすい状態は気を付けて管理しています。


・VRChat始めました


 ふゆみちゃんかわいいやったー!

 VRChat(VRC)をここ二ヶ月ぐらいずっとやっています。
 次のCi-enではVRCの話題を出そうと思っていたものの、未だにどういった内容――初心者向けに書こうとか、面白おかしく日々のことを書こうとか――で悩んでいながら、一ヶ月の記事サイクルからいい加減適当にでも書かないとなと思い筆を執っている次第。

 VRCとは、好きなアバターを着て、他のプレイヤー達と色々なワールドを楽しむ交流型ゲーム、厳密には(基本)肉声で会話し同じ空間にいる誰かと交流することがメインになるSNSだと思います。
 ただ雑談してもよし、綺麗なワールドに観光しに行ったり、ゲームワールドで一緒に遊んだり、何かしらのコンセプトがあるイベントを楽しんだり、様々な楽しみ方があると思います。


 一見馴染んでいるようで馴染んでいないふゆみちゃん。

 元々人と交流するのがそこまで好きだったり得意ではないと自認していたわたしですが、まぁ後述する色々な理由から著名なVRCをいい加減触ってみるかと重い腰を上げたのが事の始まり。
 最初は色んな野良の人が存在するパブリックの場所で喋る勇気も出ず、なんとなく他の人が存在する空気感を味わったり、綺麗なワールドを観光しては「楽しみ方わからないなぁ……」と二週間たまに短い間インしては抜ける日々でした。


 ゴールデンタイムになると色んな人が色んな場所で歌っている。

 ある日、少しずつ習慣になっていた日本の街を再現したワールドでストリートライブを聴いていたんですが、わたしが声を出さなければならない状況に陥ってしまい、そのまま逃げ出すか考えたものの勇気を出して声を発し、そこから最近始めたばかりの初心者の方と仲良くなりました。
 ストリートライブが終わりそこから九時間、翌日も六時間ほどひたすら雑談したり、色んな場所を観光したり、謎解きワールドで一緒に苦難を乗り越えたりし、世の中にこんなにも波長が会う人がネットの向こうに存在し、偶然出会えたことにとても幸福を覚えました。
 残り一週間程度の七月いっぱいまでは集中してログイン出来るという話だったので、残りの限られた日数だけでもいっぱい遊ぼうね! と約束してから、その人はそれ以降ほとんどログインしなくなりました……、……え?

 こわいね。
 あれだけ幸せで有頂天になっていた位置から突然、人間不信の絶望的な底にまでメンタルが落ち込み、マジで辞めようかと思いましたが辛うじて続けた結果、そこまでとは言わずとも、小さな出会いと別れに喜んだり悲しみながらも、なんとか交友関係を広げながらVRCの世界に存在し続けています。

 最初に仲良くなった人と同等だったり、それ以上に居心地の良い出会いはありますし、半数はフレンド欄には残っているけどスタンスの違いなどから距離が出来てしまったりしつつも、もう半数はここ最近やたまにでも顔を合わせて関係性が維持出来ている……かもしれません。
 わたしが目指す帰る場所は未だに無いです。
 背中を預け、たとえ刺されたとしても後悔しない程度には信頼出来る人はちょっといるんですが、その人達がどれほどわたしとの関係性やコミュニティを維持したいかと問われると怪しいと思うし、わたし自身そこまで頑張って身を削る自信は現状怪しいと思う。
 ネット上の関係性なんていつ蒸発しても大丈夫ぐらいがお互いにとって丁度良いという意見に共感しつつも、わたし自身はVRCでの関係やそこからの出会いに関して帰る場所、精神的安息地が欲しいなというのが正直なところ。
 これからどうなるんでしょうね。


 たくさんの人々と雑談し、出会いと別れを実感するホームワールド。
 未だに割り切れていないことも多いし、ホームから変更も出来ていない。

 さて、VRCを始めるきっかけでも話しましょうか。
 要因は三つあって、一つ目は、

①リアルの人間関係が面倒になった
 これに関しては徐々に人数が減って来たものの、旧友と呼べる面々とここ数年はずっと遊んでいたのですが、わたしが幹事役というか、みんなで遊べるような面白いゲームの情報を集めていたり、そろそろこれが飽きたという意識を表に出したり、次は何をしようかという意思決定を担っていて不満が少しずつ溜まっていて爆発した形。
 ある日「もう少しキミ達も頑張らない?」と明確に投げかけたところ「この場は一番リラックスする場所だから頑張りたくない」と他二人から返ってきました。
 凄く理屈は理解できたものの、わたしの趣旨、少なくとも最近の気持ちとしてはそれを許してしまうとコミュニティが惰性でこれまで以上にふやけていくと思ったので、しばらく距離を置くか帰ってこない宣言をして、VRCに籠るようになりました(たまに雑談しには行ってる)

 この話の面白いのはここからで、VRCでの人間関係やコミュニティの形成に関して、わたしは同じように一人で頑張っていることもあれば、頑張らない多勢に属してラフに色んな人と関わっていることも多いです。
 結局どのスタンスも正しくて、時と場や相手によって生活は刻一刻と変わり続けるのだろうなと痛感しています。

②美少女に囲まれたい!
 要因2! 囲まれてぇ!!
 声が男性だろうがおじさんだろうが、見た目が女の子であればなんでもいい!!
 これに関してはVRゴーグルを買った当初からある一つの欲求で、幾つかギャルゲーを触ってみたものの自由に動ける余地が少なく、結局臨場感ある紙芝居にしか過ぎないというのが当時の感想でした。
 これがVRCとなるとやはり段違いというか、他の人は他の人との物理的な距離感を意識するし、視線や手の動き、会話のテンポなど生きてるって実感する要素がたくさんあります。
 なので①と同様に②に関してもとても満足しています。


③メタバース感を味わいたい
 にじさんじでGTA配信が行われていて、同じ世界で色々な人が同時に存在、生活しているあの感じであったり、誰かが作った空間、ワールドを他のプレイヤーと一緒に楽しみたい、そんなメタバース感を味わいと思いました。
 ②であらかた喋ってしまったようにこれも成功しています。



 わけのわからない世界に一人で二時間も閉じ込められたふゆみちゃん。

・VRCと創作活動

 はい……現実も見ます……。
 VRCが創作活動に恩恵を与えることはほぼ無いと思います。というかデメリットのほうが遥かに多い。
 現状大部分の時間が取られている上に、ゴーグル被っていない時でもVRCの動画見たり、次インしたとき何をしようかな、誰と遊びたいかなとか考えているので、あらゆるリソースが吸われている。初期投資を考えないとお金は増えてる、他に使う暇が無いので。

 インスピレーションの獲得にもまるで影響していなくて、そもそもわたしは色々な作品と向き合って自省的にあれこれ考えるのが作風だと思っているので、色々な人とコミュニケーションを取って価値観を増やしていくような活動はあまり影響が無いどころか、持ち味を変えてしまいかねない状態。
 ゲームワールドとかもまぁあるんですが、タイパが悪く、カジュアルに遊べるものばかりなのでインプットの効率を考えると無いに等しいかな。

 なのでここ二ヶ月はほんと進捗ダメです、ただただ遊んでました! みんなごめん。
 一応二点ほど全てがひっくり返る可能性があって、一つ目は新しい趣味の確立。
 ゲーム制作を趣味から仕事に変えてしまってから、作る側に回った時からより作るのも遊ぶのもつらい時間が増えました。元々人生の九割ぐらいはゲームと向き合って生きていたので、その時間の大部分が苦痛になってしまったのであれば、VRCを大きな趣味に変えることが出来ると、仕事として程よくゲーム制作に向き合えるのではないかなと。

 もう一つは違う生き方の模索。
 ゲーム制作に全てのリソースを向けてしまうと、ここで失敗したら後が無いし、上手くいっていない時にはメンタルへのダメージが大きくなってしまいます。
 なのでそういった依存先の分散だったり、万が一程度だけれどもVRC側で収入になることや、仕事としてやってみたいことが見つかるのようであれば、趣味程度までゲーム制作の比率を抑えたり、あるいは両立することで今中々本腰を入れきれない現状にメスを入れられるのかなとも考えています。
 幸いというか、世界は本当に広くて、様々な趣味や価値観を持っている人が多いので、自然と選択肢を絞って生きていたんだなと気づくことが出来ました。


 VRならではの表現が特徴の美術館。ちなみにわたしの花は十分咲いたと思う。

 とまぁ、その辺の諸々を考慮せずとも、当面はVRCへほとんどの意識が吸われてしまっているので、ある程度落ち着くまでは満足するまで遊び倒した方がいい、というかそうする他無いというのが現状。
 メンタルさえ安定すれば作業出来る――感は確かにあるので、VRCで安定させることが出来る環境を用意できても貢献度は大きいですし。
 のんびり生きようとは思うものの、ゲ製全然してなくて焦ってるふゆみでした。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

最新の記事

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索