8月の文章講座課題です

文章術講座、8月の課題、ちら見せです。
６月、７月の課題は、難しかったですよね。

６月は「あなたが嫌いな人についての話」を、７月は「あなたが好きな人についての話」を書いてください、という課題でした。

なぜ難しいかと言えば、
「嫌い」「好き」というのは、自分の感情に直結しているからです。

特に、「嫌い」な感情では、嫌な記憶、嫌な想いがのっかってしまっていることが多いです。
いかがでしたでしょうか。

たいていは、ふくらんだ感情にひっぱられてしまい、全体をフラットに見ることができません。

良い文章というのは、技巧的に整っていることじゃないんですよね。
いかに、全体をフラットに見ることができているかどうか。

たとえば、目の前に象がいたとします。
象のしっぽだけ書いている文章は、広がりが感じられません。
まして、しっぽを蛇として書いていれば、独りよがりになっています。

象全体を生き生きと書けてこそ、良い文章です。
サバンナを背景に象の動きを書けていれば、奥行きも感じられます。

つまり、

「視点」が重要なんですよね。
フラットに、全体をふかんして見る「視点」です。

これは、心が整っていないと難しいです。
ですから、この文章術講座には、心理術講座もついているわけです。

文章を本当に勉強していくと、全体をフラットに見ることができるようになります。
そうすると、当然、ビジネスも人生も良くなります。

象のしっぽを蛇だとゆがんで見ていれば、ビジネスも人生も、問題のないところに問題を作り出し、うまくいきません。

ものごとを、フラットにふかんして見る。

これは、ものすごく重要なことです。
すぐには習得できませんが、やっていくうちに、

「（現実の）とらえ方が変わってきました」
「考え方が変わってきました！」

と、たくさんご感想をいただいています。

文章に向き合うとは、自分に向き合うことです。

自分から逃げても、人生はよくならないんですよね。

っていうことで、８月の課題は、

あなたが捨てたいものについて書いてみましょう。

あなたが捨てたいものについて、４００字～８００字で書いてください。
空欄数えずね。ワードなどですと、字数がでますよ。
だいたいでいいです。

物でも、抽象的なものでもいいです。

まず、この２つを必ず入れてください。

これ以外は自由です。

・捨てたいもの（物でも、抽象的なものでもいいです）
・なぜ？　そう思う理由を入れる

課題は、提出しなくてだいじょうぶです。
頭の中で考えたり動画を見るだけでも、違ってきますよ。

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