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2022年 02月の記事 (5)

広川なつき 2022/02/28 17:34

1月の活動まとめ

2022年もいろいろと創作活動をしていけたらと思います。
という気持ちで!

以前の記事で紹介したものもありますが、まとめとしてこういうことをやってきたよ~ということでよろしくお願いしますね。

音楽作品『霧の朝と足音』を公開

先月に続いてコンセプトストーリー『嵐の夜の記憶』をテーマに音楽を作ってました。

物語の中に登場する「石の町」という場所の風景のひとつをイメージした曲。
具体的に物語のどんな場面を描いているのかは想像にお任せします。というか、どの場面でもないイメージなのかも。この音楽のシリーズは、物語の中にあったかもしれないけど語られていない瞬間を音だけで形にしてみようというコンセプトで。
石の町で主人公が過ごしていた毎日の中の、どこかひとつの瞬間だったりふと見かけた風景だったりをイメージした音楽。
そんなシリーズがしばらく続きます。

音楽作品『一日の終わり』を公開

音楽アルバムを想定して、もう少しアンビエントっぽいところもあったほうがいいかも、という思いつきで作った曲。
日常の中の本当に一瞬の、気づかなければただ通り過ぎてしまうような風景を切り取ったような音楽。

音楽作品『石の町の回廊』を公開

前に公開した『船窓』のような、物語の流れをイメージした曲なんだけど特別なにか大きな出来事が起こっているという感じではなく。石の町という見慣れない場所をさまよいながら、少しずつ町の印象が変わっていくような、主人公の主観的な心象風景も織り合わせた曲です。

音楽作品『期待』を公開

これはいちばん気に入ってる曲かも。
「Our beautiful prospect」という英語タイトルもきれいですね。
日々の何気ない風景と、色々な出来事を積み重ねた後に主人公が感じたことが奇跡的に重なって美しい瞬間が垣間見えるような、日常の中にある物語的な一瞬を表現した音楽です。色々な出来事、というのが具体的に何なのかは書いてないんですけどね。物語の全貌が完成したらなんとなく感じ取ってもらえるんじゃないかと思います。

絵『石の町の一景』を公開

石の町の風景の一部を描いてみた絵です。
この絵がそのまま石の町のイメージそのものというわけではなくて、日々の中でたまたま見かけた風景とかなのかもしれません。

全体的に、劇的な瞬間を形にしたものではないけど、物語の外側にも人生があるということをイメージしたものが作れたと思います。


1月の活動まとめ|広川なつき@トナカイウサギグループ|note

今回も、noteでも記事を公開しています。こちらは有料記事になっているので、支援代わりに購入していただけると嬉しいです。制作中に考えていたことなど追加の記事が読めます。
追加の記事は毎回たくさん書こうという決まりになってるわけではないのですが、今回は妙に色々と書けてしまいました。メイキング的なものも載ってますのでよろしくお願いします。

広川なつき 2022/02/25 14:14

鑑賞記録 2021年1月-1

こないだ、ゲームを遊んでると実際に冒険した思い出が残るような時がある、という話を書いたけど。実際のところ映画を観ても同じように感じることがある。これは本当に映画によってそういう感覚があるのとないのがある。
でもゲームを長い時間遊ばなくても映画を一本観てそういう感覚が味わえるなら、かなりコストパフォーマンスが良いっぽいね。最近は本当にそういう映画ばっかり観たいな~と思ってるんだけど、実際観てみないと分からないこともあるからなかなか狙って選べない。
こないだ観たノラさんおすすめの『グランド・ブダペスト・ホテル』はすごくそういう感覚の強い映画で、本当に冒険したな~という気持ちが残る映画で良かった。

それはそうと去年観た作品の話です。
1月のいちばん最初はホラー映画を観る!という謎の習慣があるので、じゃあどのホラー映画を観ようか、、、と考えてた。
そこで、前月の12月に観た『フッテージ』の続編『フッテージ・デススパイラル』を観ることに。ホラー映画の続編というもの自体そもそもお祭り感がある。前作で登場した殺人鬼がまた登場!したりとか、純粋に怖いだけじゃなくイベント性がある感じがするから。なので、新年は必ずホラーを観よう、という自分自身のイベント感にもぴったり。しかも前作もかなり面白い映画だったし。

映画『フッテージ・デススパイラル』

というわけで観た映画。原題は違うんだけど、この邦題がまたお祭りホラー感があってある意味良い。
実際観てみると単なる続編ホラーなだけじゃない名作だったと思う。

前作が、最初は心霊ホラーを期待させておいてサスペンスのようになりつつ、最終的に両方の要素があるような映画で素晴らしかったんだけど、それをちゃんと踏まえた上で面白く作られた続編。
だいたいこういう人が死ぬホラーって、死のメカニズムが解明されると謎が無くなってしまうという弱点があるけど、そこがむしろうまくできてた。たとえば『リング』みたいに呪いのビデオを観て一週間後に死ぬだとか、その回避方法だとかが解明されてしまうと、その後どう話を展開させるんだ~ってなるけど。
この『フッテージ・デススパイラル』は前作で解明された仕掛けをしっかり頭に入れて観るのが楽しい。死ぬことが分かってるからこそのサスペンス性が強くてハラハラしたり。もともと前作もサスペンス的な要素があったので違和感なく楽しめる。
作中の設定が分かっているからこそ物語に入り込める作品は、ハードル高いけどそのぶん素晴らしいと思う。ゲームシステムを理解してゲームを攻略していくようなもの。

肝心の殺人ビデオ「フッテージ」も前作でネタ切れということはなく、今回もすさまじく悪趣味なビデオがどんどん登場するので胸糞悪いのになぜか期待通りで嬉しいね、、、、、
なので普通にお祭り的続編ホラーとしても期待に応えてて欠点が無いので最高。

ゲーム(PS4)『アンアーシング‧マーズ』

PSVRのゲーム。良くも悪くもPSVRのゲームという感じ。
惑星探査SFとしてひと通りそれらしいバーチャル体験ができるので、最低限の面白さはあると思う。
それも単純に宇宙船を操縦したり機械を操作したりというだけで終わらず、SFらしい異常なビジョンとかスケールのばかでかい展開があったりしてこういうのは好き。しかもそれをバーチャル映像で体験できるわけなのでそこはとても良いです。

広川なつき 2022/02/17 23:01

支援募集中です

いつも1ヶ月か2ヶ月かごとに、その月の活動内容をまとめた記事を書いてるのですが、こちらnoteというウェブサービスにも投稿しております。

■11月・12月の活動まとめ
https://note.com/bluetimes/n/nb8d585ee7974

Ci-enに投稿しているものと基本的に同じなのですが、noteのほうは有料記事にすることにしました。
その月の活動が気に入ってくださった方はサポート、金銭支援代わりに購入してくださると助かります。
購入すると追加の記事が見れるようになってます。追加の内容は、制作中に考えていたことや、制作途中のメイキングのようなものなど、、、作品についての解説というよりは、作ることそのものについてのお話などを載せてゆけたらと考えてます。

というのも、Ci-enで月額の支援を募集することもできるのですが、なかなか自分の活動はその時その時で安定しないことも多くて、毎月いつも楽しんでいただけるか分からないので、、、
なので、気に入った月だけ支援いただけるように記事ごとに課金という形にさせていただきました。ほんとに気に入ってくださった時だけで大丈夫です!
とりあえず今のところは……また活動が安定してきたら他の方法もできるかもしれません。

最近はかなり安定した活動ができてる気がして、自分でもなんとなく楽しいな~という気持ちになれている。
まあ今のところはなんとか、という感じで、、、こういう活動まとめの記事を書くのもなかなか大変だったりしてるので、なんとか慣れたい。
本当、前よりもこのごろやりたかったことができてるというか、こういう感じで続けてゆけたらいいな~と思える。
みんなたちいつもありがとうございます。

広川なつき 2022/02/13 19:28

詩、物語、音楽

今回は、前に書いた詩を元にして音楽を作ってみました。
直接その詩をテーマにして、というよりは、詩を書いたときに思い浮かんだ感覚を音楽にしてみた感じ。

前に書いたことがあるけど、コンセプトストーリーのシリーズではひとつの物語からいくつかの詩を書くというやり方をしていて。だから詩をいくつか書いてみて、そこではじめて自分でも物語の向かう方向が分かってくるということがある。
いくつかの詩を並べて物語の地図を作る感じ。通して読んでみて、てことはじゃあこういう方向に向かっていくお話なのかな、と自分で気がつく瞬間がある。
そうやって物語の中でたどり着いた風景がとても印象的だったから、それを音楽にしてみた。

同じ風景を詩だけの表現と、音楽だけの表現でそれぞれ形にしたものになったと思う。

広川なつき 2022/02/10 23:36

音楽と絵

去年クリスマスの企画をやってて、絵を描いてそれを音楽にするという創作を初めてやったんだよね。
その時、他にも作りかけていた音楽があったんだけど、逆にその音楽を自分で聴いてそのイメージで絵を描いてみようって思ったり。それで思い浮かんだ場面をテーマに音楽を作ってみようってなったりの繰り返しになった。

作りかけてた音楽というのが相変わらず『嵐の夜の記憶』というコンセプトストーリーの楽曲だったんだけど、その中でも特に石の町という舞台をイメージした音楽だった。
クリスマス企画の物語の中にも登場した鉄と石の国、そして石の町という場所。クリスマス企画イラストで描いたのも石の町の風景のひとつだったんだけど、他にもこの町の風景を描いてみたら物語が広がって面白いかもって思ったわけです。


『石の町の一景』

物語の中の場面を全部絵にすればいいってわけでもないと思うのだけど、スケッチのようにほんの一部を切り取ってみたり、たとえば、物語の本筋の中ではただ通り過ぎていくだけだったなんでもない風景を絵にしてみたら想像が広がるかもっていう発想が浮かんだ。
特別な出来事として語られることはないけど、登場人物の記憶の中には残っているかもしれない風景。
そういう風景がいくつもあるんだろうな、って考えるきっかけになったらいいなって思って描いた。

『石の町の回廊』

当然ひとつの町には色んな人が住んでいて、自分の日常にとっては縁の無い建物や通りが無数にあったりする。ただまっすぐに見通せる風景というものは無くて、路地を曲がった先にまた見慣れない風景が広がっている。
まるで建物の回廊を行ったり来たり巡るみたいに、自分の住んでいる町の中の知らない風景を通ってまた戻ってきたり迷ったり……というイメージの音楽を作りました。何かにはっと気がつくように少しずつ印象が変わっていくような面白い曲です。

自分の大好きな異国風のファンタジーな雰囲気が作れたなーと思う。
ではでは

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