広川なつき 2022/06/27 12:34

新しいウェブサイト


思い出せる限りの光景を。着飾ったままで、

前から作っていた、絵と詩などの作品を置くウェブサイトが完成しました。
思い出せる限りの光景を。着飾ったままで、」というタイトルのサイトです。

Ci-enでも制作中の絵を載せていたりしたやつ、なんとか公開までこぎつけましたね。今まで色んなところで、こういうテイストのものが作りたい、という話をしていたけど、それなりに狙い通りのところに着地できたのではないかと思う。
やっぱり作りはじめる前、最初に頭の中でぼんやりと思い浮かべている段階では本当にこれが理想、というイメージが思い浮かぶものだけど、問題はその理想をどれだけ形にできるかどうか。思い浮かんだからにはそれを作ることはできるはずだけど、作っているうちにその最初の理想を忘れてしまうことが多い。
特にウェブサイトを閲覧している時の手触り、みたいな抽象的、感覚的なところが目指す理想だったりするので。そういうのは作っているうちに見失いがち。ただもうそういうものを見失いがちであることは今までの経験で分かっているので、それでもなんとか見失わずにつかみ続けながら作る努力もするべきなのだという思いがありました。

以前、とりあえずの作品置き場として公開していたサイトがあまりしっくりきていなくて、なんとなくそれが原因で更新していくモチベーションも続かなかったのかな……という気持ちもあった。
自分の場合、ちゃんと自分の中でしっくりくるイメージがつかめている時は、最初に決めたタイトルの言葉自体が腑に落ちる感覚がある。一時期は長い英語のタイトルをつけることが多かったんだけど、その時はその時で、頭の中にあるもやもやしてまとまらないものの表現として長いタイトルに納得感があったのだと思う。
今回の「思い出せる限りの光景を。着飾ったままで、」というタイトルも決して分かりやすいものではないというかむしろややこしいタイトルだと思うんだけど、自分にしては珍しく日本語になったことで少し見通しがしやすくなったのかな。日本語のタイトルにしよう、と決めた時点で頭の中にある抽象的な理想像が少しつかみやすくなった気がして、その感覚を目印に、作りたいものを見失わずに作っていこうと決めることができた。

という感じで今回作ったサイトは前に作ったものよりも手触りがしっくりきていて、ここになら作品を作って置いていけるなあと思ってます。
何年か前に自分の中でリハビリ的に作品を作る、というか作ろうとしていた時期があって(たぶんCi-enを始めた頃です)、その頃に作ったものは完成しないまま保存してあるものも多いんだけど。無事作品の置き場ができたのでその頃の作品も掘り出して、今の視点でしっかり完成まで持っていけたら載せていこうと思ってます。昨日さっそく詩を一篇載せました。あとは絵のほうも、なるべく時間をかけずにできたものから発表してゆければ、、
その先にもまたやりたいことがあるし、停滞しないように進めていきたいです。

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