広川なつき 2021/08/29 23:14

自作ゲームのサントラ制作

最近やっていること!
昔作ったトナカイウサギソフトウェア製フリーウェアゲームのBGMを集めた、サウンドトラックアルバムを制作しています。最終的にはCDにする!

何年か前に、サントラを作ってほしいという問い合わせをいただいた時は、まだ曲数が足りないかも……とお返事したのですが、よく考えたら足りていたので普通に作る感じになりました。
というか最近、ゲームとは別に音楽制作をやっていて、だんだん楽しくなってきたので他にも色々作りたい!と思って急にやりはじめた。

『星の残響』からの1曲

サントラに収録する曲は、全曲音源を新しくしてリミックス、曲によっては編曲から見直してます。
作り直しをするのは、曲のイメージを変える為ではなくて、むしろ元々のイメージを再現するため。ゲームにはMIDIファイルそのままで収録していたので、自分でもそれほど良い音源で聴いていたわけではなくて、でもだからこそ昔のゲームらしい味もあったと思う。その味も含めて、ゲームを遊んでいた時に感じられたイメージというのがあったはず。当時の音源そのものを再現するのではなく、当時のイメージを今作り直した音源から感じられるように。

そしてLovely Composerの時もそんな話をした気がする。サウンドトラックアルバムって、聴いた時にゲームを遊んでいた時の思い出のようなものが浮かぶものであるべきだと思う。音楽として聴いて楽しめるようにうまく仕上げることよりも。
結果的には、ゲームを知らなくても聴いて楽しめるものにもなっていると思うけど、自分が作る時の基準としてはそういうところ。

シューティングゲーム『空の果てへはまだ遠く』の曲。

実際、上に書いたようなことが実現できてるかな~と気になってもいる。
なので当時ゲームを遊んだことがある方(いるのか分からないけど)の感想も聞きたいです。

『星の残響』からもうひとつ。全体的にこういう静かな雰囲気の曲が多い。

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