投稿記事

コロちゃんコロッケは、かつて日本に存在した惣菜販売店

コロちゃんのコロッケ屋! が正式名称だそうです。

今から20年ほど前、部活の帰りに駅地下のフードコートでよく食べていました。
コロちゃんコロッケ50円、チキンコロッケ70円、串カツ70円、カマンベールチーズコロッケ120円……すみません、価格はうろ覚えです……何しろ2007年に経営破綻したチェーン店なものですから、正確な情報が分からないのです。

ともあれ部活帰りの学生にも手が出しやすいスナックでした。確か同じフードコートのうどん屋もかけうどんが100円台で買えたような……それにしてもカマンベールチーズコロッケ、一度でいいから食べてみたかったな……まさか潰れてしまうとは。

一方、話は変わって『NHKにようこそ!』で有名な某駅前のS精肉屋さんは、私の現役当時から13年経った今でも元気に営業しています。

精肉屋さんがですよ?

今どき精肉屋さんて。みんなスーパー行くやろ。
しかも魚屋さんや八百屋さんならともかく、精肉屋。魚介類や成果物なら時季によって相場が動くので「今の季節これを買うならどこの店が最安値」というのがあり、駅前のスーパーマーケットを退けて商店街の八百屋に軍配が上がることもありますが、お肉は年中同じ値段ですよね? それとも鶏卵みたいに肉にも相場があるのでしょうか?

ちなみにOKストアはスーパーマーケットの中でも極端な低価格路線なので「安く仕入れられないものはそもそも置かない」という主義があります。野菜も例外ではなく、他の店なら「高くても置いてある」ようなものが、OKだと存在すらしていません。
こうして私は一時期かぼちゃ1個買うために徒歩7分の最寄り駅前のOKストアを素通りして4駅離れた4km先の八百屋まで自転車を走らせていたこともありました。

それにしても『NHKにようこそ!』の舞台となった某駅前のS精肉屋、枝豆コロッケが絶品でした。また食べたいな。これはフラグではありません。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

初めての交通事故

初めての交通事故――の思い出の話です。
あれは去年の暑い真夏、オリンピック開会式前日のことでした。首都高は1,000円値上げ。下道は阿鼻叫喚の渋滞地獄。そんな中、里帰り先から元の家に戻るため、レンタカーを借りて半年ぶりの運転で県境を四つ跨いでの移動を敢行したのでした。

荷物と子供を積んでエンジンかけたら、開始1kmで事故りました。

停車中のもらい事故です。厳密には、私も少し動いてましたが。
原因は私の前方不注意、そして相手方の後方不注意(未確認?)。

信号のない交差点の手前にランクルが停まっていたので私もその後ろに並ぼうと車をつけたら、なんとランクルは右折待ちなどで停車していたのではなく、自宅に車庫入れしようとバックしてきたのです。

もちろんハザードなんか焚いてません。

乗り慣れていないレンタカーのぎこちないブレーキで車間距離が短かったのが運の尽き。私一人なら一秒間に16回クラクションを連打しながら猛スピードでバックして衝突を回避できたかもしれませんが、首のすわっていない7週齢の赤子の存在が私の心に「待った」をかけます。シフトレバーが思った場所に入れやすいギザギザ軌道のゲート式ではなく、ストレート型だったのも不運でした。DからRへ切り替えてバックし始めたもののこちらの存在に全く気づいていないランクルはもはやこのときの私にとってお尻から地べたに座り込もうとする巨象そのもの。ここに私がいるとも知らずに。

「ちょwwwwおまwwwwっうぇwwww」

車内で絶叫。肉薄するランクルのお尻。あー、これはぶつかりましたわ。衝突の音や衝撃は感じなかったけど、幾度となく車を壁や縁石や鉄柵にぶつけてきた私だから分かる。これは衝突事故ですわ。
前方の車から運転手のおじさんが降りてきて、私も一縷の望みを抱きながらバンパーを確認。

あー。

前方の車後部のトレーラーヒッチ接続部分の真四角の形がそのままハンコみたいにバンパーにくっきりと。おまけにナンバープレートもめくれてました。

「なんで後ろに停まってたんですか???」
「いや、交差点曲がろうと思って並んで待ってたんですが」
「ここ僕の家なんですよ。車庫入れしようとしてたんです」

左を見るとシャッターの開いたガレージが。
あー、ほんとですね。全然気づきませんでしたわ。

曰く、いつもなら車庫入れのために停車してたら後続車はみんな横をすり抜けて通過してくれるので、まさか並んで後ろにつく車がいるとは思わず普通にバックしたとのこと。
私の車は「見えなかった」らしいです。

警察がきて、「停車中でしたか?」と聞かれたので「停車中でしたね。まぁ避けるためにバックはしたので衝突の瞬間は私も動いてましたけど」と答えたら「あっ……(察し)」みたいなリアクションだったので「(もしかしてこれ動いてた判定で過失割合10:0にならない!?)」と内心ドキドキでした。

でも結果的に私の費用負担は0円でした。
レンタカー運営会社のコールセンターに電話したら(車のリアガラスに貼ってあるシールの電話番号と、出発前に営業店で渡された書類に記されてる電話番号が違っててワロレタリア文学でしたが、特に問題なくすぐに繋がりました)、「標準補償プランにご加入のようですね」と言われて「(あれ? 補償なんて入ってたっけ?)」と訝りました。
「事故らなければどうということはない」という精神で補償のために費用を割いた覚えはなかったからです。

しかし店に車を戻して納得。
書類を見ると「標準補償プラン:0円」と記されていたのです。

神か!?
タイムズカーレンタルは神か!?

しかし実際のところその標準補償プランでどこまでまかなえるかは事故直後の時点では不透明だったので、利用者(私)の費用負担については車を返したあと店で話しましょうということになったのです。
バンパーは研いで塗り直せばワンチャン交換しなくてもいけるか……? という感じで傷は浅かったのですが見た目はクッキリなので直さず放置ってわけにはいかないだろうし(軽微な傷はあちこち放置されてましたが)、ナンバープレートについては曲がったのをどうやって直すのか見当もつきませんでした。

「これはやってしまいましたなぁ……」という気持ちで車を店に戻し、屈強な強面のお兄さんに詰問されるかと思いきや、若くて美人のお姉さん(ビューラーのフレームがそのまま目蓋にくっついたようなまつエクガチ勢。どこのまつげサロン通ってんのか教えてほしい)に「お怪我はされませんでしたか?」などと言われ優しくご対応いただき、「もらい事故なのでお客様の費用負担はありません」とのことでした。

いやー借りた車凹ませて返したら殺されるかと思いますよね普通。
それどころかレモンティーまでごちそうになっちゃいましたよ。
カーディーラーの中に入っているレンタカー屋さんは最高ですね。何しろ店員さんのレベルが高い(まつげ的な意味で)。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

長距離トラックドライバーのおトイレ事情

南船橋という駅があります。
それはもう素晴らしい景色なんですよ。見渡す限りの草原です。



風にそよぐ緑一色の風景を目にすると、なんだか癒される気分です。

しかし季節は移ろい、冬になると……





夏の景色が嘘のような高原です。

そして道路には点々と、淡黄色の液体に満たされたペットボトルが落ちています。



お分かりいただけますでしょうか? これ、全部おしっこです……







長距離運送屋の彼らはトイレにも行けず、こうしてペットボトルを尿瓶代わりに排尿するしかないのです。
物流業界、恐ろしい世界です。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

かつて存在した私のPCとモニター

時は遡ること12年。あれは2009年のことでした。
大学へ進学し、「憧れのデスクトップPCをゲットしたい!」と喜び勇んでヨドバシカメラへ直行した私は、当時まだあまりPCの知識がなかったため、見事に販売員のカモとなり、モニターと一体型のデスクトップPC(いやもうそれデスクトップPCじゃねぇじゃん)を買わされてしまったのです。
予算も豊富ではなかったので仕方ありませんでしたが、ノートPCとパーツを共有しているために低廉化を実現した一体型デスクトップPCという代物、はっきり言ってノートとデスクトップのそれぞれのデメリットを併せ持つ誰も得しない物体です。一体どんな層に向けて売り出しているんだ……情弱か? はい。見事に騙されて買いました。

HDD、CPU、電源、メモリなどの搭載されたマザーボードとモニターとが同じ一枚の板の中にあり、まさに「モニターと本体が一体化」したPCです。キーボードは別ですが。つまり重いのでノートのように持ち運びはできません。
そしてデスクトップと異なりモニターやHDD、電源などどこか一つが故障すれば全部おじゃん。パーツ単位での互換性も拡張性もありません。ほんと誰が得するんだこれ。スペックの割に値段は安いということくらいでしょうか。言うほどスペックも高くありませんでしたけどね。OSもVistaだったし……

時は流れ、2014年。
社会人となった私は満を持して今度こそ本物のデスクトップPCを得るために、再びヨドバシカメラへと言ったのです。
ノートや一体型を勧めてくる店員を蹴散らして、フロアで一番スペックの高いハイエンドモデルのPCを買ったのです。いやもうそこまでするなら自作すればいいじゃんと当時散々言われました。まぁいいじゃないですか、前回と比べたら随分な進歩です。でもメーカー品はやはりメモリとかが高くて、予算オーバーだったのでモニターは秋葉原のラジオ会館だか何だか忘れましたがラジオ無線の部品を売る怪しいジャンクショップで買いました。6,000円でした。

大手量販店と違ってこの状態で渡されるのは驚きでした。持って帰るの大変でしたよ。防具はプチプチ一枚です。ぶつけたら一巻の終わり。

店のおっちゃんが「あぁこれいらないんだよねこの部分」とか言いながらプラグのアースの部分をぶちってもぎ取ってましたが、家に帰ってセッティングすると普通に接続部分に穴が3つあって「いやあれもぎ取らなくてもよかったんじゃ……」と愕然としたのはいい思い出です。

やはりジャンク品なだけあって画面左下の端っこの部分にドットが一列、5mmくらいの長さにわたって欠けていましたが、それ以外は特に問題なく、7年間元気に動いてくれました。6,000円で7年活躍してくれた最高のモニターでした。最後はリサイクルのためメーカーのDELLに返却しました。タダで持って行ってくれました。胡散臭い廃品回収の業者に任せたら3,000円くらいぼったくられるところでした。しかもあいつら最初は8,000円とか吹っかけてくるんですよ。舐めんじゃねーよって話です。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

AGFは、かつて存在した日米合弁の食品メーカー

AGFは、かつては味の素とアメリカのゼネラルフーヅとの合弁会社で、味の素ゼネラルフーヅ株式会社と呼ばれていましたが、2015年に味の素の100%子会社となり、2017年に味の素AGF株式会社となりました。

上の写真の「ブレンディ大人のほろにが焙煎」というのは、かつて存在した商品です。
AGFのインスタントコーヒー、「ブレンディ」シリーズは赤色と緑色と茶色の銘柄があり、この茶色は現在「エスプレッソ」という名前でリニューアルされています。
しかしながら、今も当時も赤色・緑色の品と比べてこの茶色の商品群が非常にマイナー製品であることは変わっていません。

一般の小売店では、まず見かけません。
スティックタイプのミルクの入ったカフェオレの奴はよく見るんですけど……仕方がないのでAmazonやLOHACOで購入するも、こちらも取り扱いが安定しません。不人気商品なのでしょうね、きっと……

そもそもAGFのブレンディはネスカフェのゴールドブレンドなどと比べてコクが深いのが特徴ですが、ブレンディシリーズでもこの茶色の「エスプレッソ」(旧ほろにが焙煎)は特にそれが強いのです。おいしいのに、なぜみんな買い支えてくれないんでしょう……

なので皆さんも、見かけたら買ってください。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

記事を検索