ハロウィン小説「白い狐と黒い猫」
ハッピー・ハロウィン! 広報担当の藤咲かえでです。
弊サークルでは、魔女たちにとって大事な祭日である、ハロウィンの時期に、収穫祭、そして日本でいうところの「お盆」であるこのお祭りにちなんで、生と死についての作品を作る、という風習(?)があります。毎年できればいいんですが、なかなかそうもいかず…。
今回の「白い狐と黒い猫」は、サークルのもう一人、「甚三紅もみじ」の書いたおはなしとなります。もみじ曰く、「童話」とのことです。
(あらすじ)
白い狐は、黒い猫と友達になりたいと思った。狐の間では、猫は嫌われ者だ。猫を見たら逃げるか、みんなで力を合わせて追い返すものだ、と小さい頃から言い聞かされていた。
…でも、白い狐は、なんとなく、黒い猫と友達になりたい、と思った。
ハロウィンの夜。狐と猫、お互いに言葉の通じない「友達」の、ささやかだけどダイジなお話。ぜひ続きを読んでみてください。
エンディングに関しては解釈も感想もいろいろかと思います。もしよければ感想も聞かせてね!もみじが喜びます。…わたしは、ちょっと泣きました。
そうそう、わたしたちの間では、こういうお話を作ったら、感想をとっかかりにして、「生きること」とか「いつか死ぬこと」について、みんなでお話をするんですよ。それが、わたしたちにとっての「ハロウィン」なんです。