OKOME Sequencer 2023/11/08 22:14

ある作品のおかげでシナリオや設定についてよりまとめられるようになりました

10月の間、結構ガッツリある作品にどっぷり浸かりまして、そこで色々今後作ろうと思っている作品の設定資料やネタと照らし合わせました。
そしたらなかなかどうして、いい感じにまとまり、次回作の内容がしっかりとアップデートできました。

今回は勉強になった作品のタイトルに関しては隠させていただきますが、そのお話を。


あまり制作中の内容のネタは明かしたくはないのですが、一言だけ何をどうアップデートできたか言わせてもらうと、
「シナリオのゴールの明確化と、そこまでの道筋の簡略化」です。

少し前までは、これから構築しようとする巨大な世界観に対して「説明不足にならなければいいなぁ」とか「伝わらなかったらやだなぁ」といろいろと悩みが多い状態でした。
しかし、その作品を知るうちに「難しい設定でも難しく説明しなくていいのか!」「説明もここまで説明させればいいのか!」など色々と線引きが引けたのが良かったところ。

この線引きの具合が見えるようになったのはなかなか大きい収穫でして、プロットにどれだけ説明要素を組み込むべきかという具合が見えるようになったのは、読み手に対して「ちゃんとシナリオが進んでますよ」という流れを感じさせるように作れるようになるので、これがなかなか大きなところなのかなと感じています。

特にテンポに深刻な問題があるノベルゲーム、サウンドノベルというジャンルにおいては説明し過ぎは致命的な離脱の原因になりますから……。

またシナリオのゴールに向かおうとする話を作りやすくなったのも大きな収穫です。

自分の場合キャラクターに魅力を感じてどうしてもゴールに向かうのには関係のないサブストーリーに向かっていったり、
それこそサブストーリーがメインストーリーを食ってしまう状況もあり、その辺も困りどころでした。

ゴールまで向かう話に無駄があるとやっぱりダレてしまいますし、そこが改善できそうな兆しが見えたのは大きいです。
またメインストーリーのゴールにサブストーリーを組みこむやりかたも少しずつ見えてきたので、取り入れていきたいところ。

今回はたまたま勉強になったけど、ハマった結果「こんなの真似できねぇよ……」になることが多いのですが、1ヶ月、ガッツリハマってしまったけれどその分吸収できたことが多いのはありがたいことでした。

記事のタグから探す

月別アーカイブ

記事を検索