制作中ツール紹介 翻訳支援ツール"Langscore"
全てはここから始まった
https://twitter.com/akaimato/status/1516723568222302219
僕「あんな超大作作ってる人の募集……きっと倍率高いだろうしダメ元で出してみるか……」
まとさん「ではよろしくお願いします!」
僕「?!」
かくして翻訳支援ツール"Langscore"が制作開始となりました。
見た目
プラグインだけでは完結できないので、外部ツールを用意しています。オタクなので見た目は黒いです。
翻訳する言語の指定や、翻訳文の一覧、翻訳するかの選択をこのツールで行います。
出来ること
- 翻訳が必要なテキストの抽出
- CSVファイルとして書き出し
- Excelなどで編集できます
- ゲーム内での言語切り替え
- 言語に応じた画像の表示
- 言語に応じたフォントの割当
- 翻訳漏れ、制御文字漏れのチェック
CSVで書き出しできる、の図。(ツールはVSCodeの拡張です。)
実演
Kingexitの使用に当たって許可を頂いています。本当にありがとうございます。
キャプチャどころか、うん十万文字からなる超大作でデバッグできるのも本当にありがたく……お陰で想定漏れしていたケースのバグをかなりの数見つけることが出来ました。
と、良い面だけつらつら書くことも出来るのですが、開発中のアプリなので改善点とかも書いていきます。
スクリプト内の翻訳がムズい
ツクールだけでゲームが完結する場合、翻訳がスクリプトに絡むことはありません。
VX Aceの場合はVocabというスクリプトに基本的なテキストが入っていますが、内容は固定なので予め対応することが出来ます。
しかし現実はそんな甘くなく、外観・演出・機能等をカスタマイズしようとなると一気にスクリプトが絡んできます。
もちろん対応自体は可能ですが、それにはスクリプトの中を書き加える必要があります。
Rubyもjavascriptもマジよゆ~って方は大丈夫だと思いますが、読み解くのが存外面倒くさい……
スクリプト内の文字を調べる処理(字句解析)からもう一歩踏み込んで、文字の意味合いまで調べる処理(構文解析)で対応できるかなあと考えていますが、作業量が多くなりそうなので保留中です。でも対応はしたい。
現在はVXAceのみの対応ですが、絶賛MV/MZ対応中です。
一般公開はMV/MZを対応しきってからかな~と思っています。
多分この調子だと2月末くらいかも……?
というわけでツールの紹介でした。
今回紹介の際に使用させて頂いた同人R-18RPG"Kingexit"はこちら!
アフィリンクもどうぞ!と仰っていただいたので、せっかくなのでパチリ。
紹介画像リンクじゃないけどね!だって全年齢記事だから!
本当なら先週中に記事を公開する予定でしたが、ぎっくり腰からの胃腸炎コンボを食らって寝込んでいました。
年の瀬で冷え込んでますので皆様も体調にはお気をつけをば……